1031ビジネス・コンサルティング

経営コンサルタントの目で、日々の出来事から、参考になるキーワードを取り上げて、解説したり、情報発信をします。

ものづくり補助金結果発表

2013-08-31 11:15:53 | 独り言
ものづくり補助金の採択結果の発表がありました。

今回は支援した全社が採択されました。

また、小生が一部応援した大阪のあるセンターでは19社中17社合格でした。

非常に良い結果で、大変うれしく思っています。

しかし滋賀のの竹内先生は一人で滋賀や大阪で10社近い認定を受けておられ、頭の下がる思いがします。

本番はむしろこれから。

しっかりとした計画に基づき、いかに新事業を成功させるか。

ますます、責任も重くなってきます。

気を引き締めて、企業様の支援を続けていきたいと思います。

ただ残念なのは、次回の募集が予算切れでか、ないこと。

まだまだ、多くの企業が募集を待っています。

日本のものづくりの活性化のためにも、次の支援を期待したいものです。

企業の皆様も結果は発表になりました。

即行動に移る準備が大切です。

今度は必ず新事業を成功させるという、気持ちが大切。

頑張ってください。



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百貨店の復活記事

2013-08-30 11:31:11 | 独り言
ある夕刊紙に百貨店復活のためには「特別フロア」を設け、「厳しい条件をクリアした客とその連れだけが一般客とは別に買い物ができる」フロアを作るべきとの経済評論家の話が載っていた。

みなさんはどのように感じられるであろうか。

昔東京にある百貨店が非常に入りにくいフロアを作っていた。

高級感があり、買わない客には入りにくいものであったが、勇気を出して覗いたことがある。

限られた空間の世界、高級感が醸し出されていた。

しかし、今その百貨店はない。

今でも百貨店は「夢」を売る商売だと思っている。

多くの消費者に、将来の明るい生活の提案をしなくては、次の世代の顧客が生まれない。

限られた空間で一部のセレブを対象にする百貨店は、すぐ見放されてしまうのではないだろうか。

顧客の絞り込みをこの経済評論家は提案したかったのだと思うが、それはもはや百貨店ではない。

アメリカならともかく、日本の百貨店には向いていない。

日本独自の新たな百貨店を今、東京でも大阪でも改装して模索している。

成功すると思われるところと、すでに百貨店らしくないところがある。

滞在時間を長くするために売り場を広くしても、中味や環境ができていなければ、絵に描いた餅である。

集客しても売れなければ、経営は厳しいが、集客方法に今競争が求められている。

ターゲットを絞り込めとマーケティングの世界ではよく言われてきた。

今絞り込んで十分集客できる演出なり、売り場構成などができている百貨店があるだろうか。

梅田百貨店戦争の行方はすでに見えてきているが、更なる選別競争が行われようとしている。

予断の許されない競争社会で、百貨店はどこに向かおうとしているのか。

復活にかけ、セレブに対する顧客絞り込みが戦略ではないことは確か。

驚きや喜びの空間づくりで次世代の顧客をいかに取り込んでいくか、その継続が重要である。

商品集積だけではもはや集客は難しい。

経済評論家といえども、軽々に発言しないで現場を見ての提案がほしいものである。



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企業の盛衰

2013-08-26 11:29:58 | 独り言
イントレプレナーとして立ち上げた会社が後輩のおかげで10周年を迎え、記念式典に呼んでもらいました。

ふと企業の寿命について資料を見ると、日本における企業の寿命は開業後5年で15%の生存率。

10年目で6.3%でした。

よくここまで持ったものだと、感謝。
同時に自慢でもあるのですが。

これが20年後には0.3%、30年で0.025%ですから、企業の寿命30年説は根拠のあるデータから導き出されたもの。

経営革新等認定支援機関として企業の支援活動を行っていますが、自分の会社にもかかわらず、事業への「こだわり」が少ない淡泊な社長様をよく見受けます。

自社の経営分析はよくするのに、具体的な行動に出ない社長、自ら動けばすぐに済む仕事も他人に任せる社長、決断の遅い社長、先送り社長。

中小企業はスピード感があるといわれていますが、今は迷う、悩むトップが多いのかもしれません。

かじ取りの非常に難しい時代ではありますが、動きながら考える時代かもしれません。

失敗を恐れて動かない間に、変化に乗り遅れていく企業を見ます。

今多くの企業の方に申し上げているのは、「バリューチェーン」の見直し。

よきパートナーとしてやってきた仲間を見直すのは心苦しいのですが、それがリスクになっている場合が見られます。

コ・イノベーションのリスクといいますが、自社のイノベーションを成功させるためには、それまでとは異なる企業のイノベーションが必要かもしれません。

また、アダプション・チェーン・リスクと言って最終消費者に受け入れてもらうまでに、どこかで受け入れを疎外するリスクが存在する場合があります。

企業に最適な市場を紹介するマッチングの仕事をしていますが、相手企業に紹介するレベルに達していない企業が多く存在します。

小生が企業のリスクにならないように、支援活動を行っているつもりですが、歳のせいでしょうか。

作られた商品に感動することが少なくなってきました。

ものづくりの発想元はいたるところにあるはず。

情報をキュレーションして自分のものとしながら、商品開発への「こだわり」「ストーリー」を十分活かしてほしいものです。

日本の製造業を蘇らすためにも、ぜひ、皆さんの頑張りに期待しています。
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