平坦な戦場で僕らが生き延びること

　本日１２月５日は、キケロがカティリナ弾劾演説の最後の演説を行った日で、ジョチ・ウルスの将軍エディゲがモスクワに到達した日で、徳川綱吉により中野に１６万坪の犬小屋が作られて同時に中野の住民が強制退去となった日で、大日本帝国陸軍参謀局が参謀本部に改称されて陸軍省から分離した日で、長岡半太郎が原子模型の理論を発表した日で、日本軍が２０３高地を占領した日で、梨本宮方子女王と朝鮮李王世子・李垠との結婚が勅許された日で、樺太からの引揚げ船第一号「雲仙丸」が函館港に入港した日です。

　本日の倉敷は晴れたり曇ったりしていましたよ。
　最高気温は十二度。最低気温は二度でありました。
　明日は予報では倉敷は曇りとなっております。

　忘年会。

　それは、下っ端にとっては様々な罠が待ち受ける恐るべき行事である。
　一般的には年内の苦労を忘れる為に年末に行われる宴会を意味する。
　しかし、下っ端は忘年会を慰労の為の宴会などとは思ってはいけない。
　下っ端にとって忘年会とは、生きるか死ぬかを決する戦場なのである。

　忘年会では、諸先輩方が居並ぶ酒宴となるケースがほとんどである。
　諸先輩方はその席で下っ端達に様々な罠を仕掛けてくる。
　罠にかかった下っ端は見るも無残な形で粛清されてしまうであろう。
　さらに諸先輩方は「無礼講」などと言いながら酒宴での下っ端達の振る舞いを観察している。
　下っ端が少しでも気を抜けばやはり後で抹殺の対象となるのだ。
　そしてお酒が入ったことを言い訳にして酔ったふりをして狼藉に及ぼうとするお方も出てくる。
　下っ端はそんな先輩の狼藉を華麗に躱さなければならない。
　ただ躱すだけでは駄目だ。
　華麗に躱さなければならない。
　難易度が高い。
　先輩が説教モードに入ったら酔っていても神妙な顔つきで絶妙の相槌を打ちながら先輩の説教を拝聴せねばならない。
　我慢だ。
　逃げることは許されない。
　逃げれば後で地獄を見ることになる。

　世の下っ端どもよ。
　下っ端にとって忘年会は楽しい酒宴などではない！
　「お酒が飲める！」と浮かれぽんちで忘年会に出席すると最悪の場合は死ぬことになる。
　心せよ！　
　下っ端にとって忘年会とは戦場である！
　生きるか死ぬかは諸君等の心がけ次第だ！
　決死の覚悟で忘年会に臨め！
　粗相をすれば羽目を外せば死が待っている。
　しかし、忘年会を生き延びることができたなら諸君等は一回り大きく成長していることだろう！


　生きろ！
　諸先輩方の巧妙な罠を掻い潜り何としてでも生き延びるのだ！
　私は諸君等の健闘を陰ながら祈っている。

『上野介の忠臣蔵』／清水義範

　昨日の夜は清水義範の小説『上野介の忠臣蔵』を読み返しておりました。
　主人公は吉良上野介。

　忠臣蔵を本来悪役の吉良上野介側から見た物語です。
　ひねくれ者の私はこの手の従来のお話を覆すような物語は大好きです。

　忠臣蔵の元となった出来事は、歌舞伎で物語として人名や時代を変えたうえで再解釈をされたのですが、そこから再び元の名前と時代に戻って語られるようになりました。

　なので忠臣蔵という物語はステレオタイプになっているのかもしんない。
　吉良上野介は古典的な忠臣蔵では（実際はどんな人だったかは関係なく）悪役にならなくては物語が成立しません。

　不幸な人なのかも。死んでなお悪く言われ続けるのだから。
　でもまあ、忠臣蔵も物語なのだから、吉良上野介はその中に出てくるキャラクターであると考えることもできます。
　実在した上野介とは関係ない忠臣蔵の中の登場人物。虚構の中のキャラクター。でもそう考えても嫌だろなぁ。
 

　すっきりとした文章で読みやすく、面白かったですよ。

　楽しめました。

正義は必ずしも、人の非を挙げて責めるものではなく、ある時には、無実の罪を証明してその人を救ってやるものです。

　国民民主党の議員は、国会である民間人を事実無根であるにもかかわらず誹謗中傷しその民間人の自宅住所を載せた資料を国会で配布しました。

　その結果、その民間人の自宅住所はネットで拡散されました。

　立憲民主党の議員は、ある民間人に対して公の場で根拠もなしに「レイシズムとファシズムに加担するような人物」と誹謗中傷を行いました。

　そして、立憲民主党や国民民主党の議員連中は民間企業に対して報道陣を引き連れてアポなしで訪問するという社会人として最低限の礼儀も知らない連中です。

　さらに、立憲民主党や国民民主党の連中は民間企業を根拠もなしに犯罪を犯した企業と見做す集団です。

　今迄、立憲民主党や国民民主党は公開の場で数多くの民間人や民間企業を根拠もなしに誹謗中傷を繰り返してきました。

　国家公務員に対して日常的に吊し上げをして、パワハラを行っている集団でもあります。

　そして、立憲民主党や国民民主党の支援者達の中には、他党の選挙妨害を繰り返し行って、民主主義の破壊行為をしている連中がいます。

　このような連中が、とあるリストについて、公開しろと述べているのです。

　そのリストは民間人の個人情報の塊なのです。

　立憲民主党や国民民主党は民間人の個人情報を公開しろと述べているのです。

　で、立憲民主党や国民民主党は大勢の民間人の個人情報を公開させて何をするつもりなのですかね？ 

　立憲民主党や国民民主党はマスメディアを引き連れて民間企業にアポなしで訪問して根拠もなしに犯罪を行ったかのようなことを述べるような連中ですよ？ 

　根拠もなしに民間人を誹謗中傷する連中ですよ？

　根拠もなしに民間人を犯罪者扱いする連中ですよ？ 

　科学的な根拠を無視してデマを世界中に撒き散らすような連中ですよ？ 

　そしてその責任を一度も取ったことがない連中ですよ？ 

　多大な被害を受けた民間人や民間企業に対して一貫して知らん顔をしている連中ですよ？ 

　立憲民主党や国民民主党は大勢の民間人の個人情報を公開させて何をするつもりなのですかね？ 

　その情報が国会内で留まるという保証はあるのですかね？