山茶花（サザンカ）その８。

　本日１１月２５日は、ポーランド王スタニスワフ・アウグスト・ポニャトフスキが強制的に退位させられてロシアへ亡命した日で、アルフレッド・ノーベルがダイナマイトの特許を取得した日で、福澤諭吉の『学問のすゝめ』最終刊・第１７篇が刊行された日で、皇太子裕仁親王・後の昭和天皇が摂政に就任した日で、アメリカ映画協会のエリック・ジョンソン代表がハリウッド・ブラックリストに掲載された「ハリウッド・テン」の１０人について共産主義者の嫌疑が晴れるまで雇用しないと声明を出した日で、ドミニカ共和国で反独裁政権運動家のミラバル姉妹が殺害された日で、三島由紀夫が市ヶ谷の自衛隊・東部方面総監部で割腹自決した日です。

　本日の倉敷は晴れていましたよ。
　最高気温は十四度。最低気温は七度でありました。
　明日は予報では倉敷は晴れのち曇りのち雨となっております。
　お出かけの際はお気を付けくださいませ。



　上の写真に写っているお花は、「山茶花（サザンカ）」です。
　山茶花のお花に関しては、よろしかったら２０１５年１１月１５日の記事や２０１４年１２月２日の記事や２０１３年１２月９日の記事や２０１３年１月２４日の記事や２０１１年１２月１０日の記事や２０１１年１月４日の記事や２００８年１２月１４日の記事もご覧下さいませ。
　２０１５年と２０１４年と２０１３年と２０１１年と２００８年の山茶花のお花の記事です。


　山茶花のお花の花言葉は、「理想的な恋」ですよ。

『リアリズムの宿』

　昨日の夜は、映画『リアリズムの宿』のＤＶＤを観ていました。

　坪井と山下は共通の友人の舟木に誘われて映画のロケハンで東京からとある田舎の駅にやってきた。
　坪井と山下は顔見知りではあるけれども友人ではない。
　舟木は待ち合わせの駅に現れず、仕方なく二人は微妙な空気のまま温泉街を旅することになった……。
　
　監督は、山下敦弘。
　出演者は、長塚圭史、山本浩司、尾野真千子、サニー・フランシス、康すおん、山本剛史、など。
　原作は、つげ義春の『リアリズムの宿』と『会津の釣り宿』の２作品の漫画です。
　原作の漫画は私はまだ読んでいません。
　つげ義春の漫画って読んだことがあったっけ？ どれかを読んだことがあるようなないような。



　主人公の二人は初対面ではないもののほとんど親しく話をしたことがないので、実に気まずいのです。
　なので絶妙な間でお互い気を使いながら話をするのです。
　それが脱力した笑いとなっています。

　面白かったですよ。
　楽しめました。

布地は染め具合で、酒は香りで、花は匂いで、人は言葉で判断される。

　『毎年、最大で約６０万人 新規で国家公務員を採用します。但し、４年で解雇となります』
　
　この条件で国家公務員を募集したら「何処にそんな予算があるのだ？」となります。
　６０万人×４で２４０万人分の国家公務員の給与を新規で捻りだすのは不可能です。
　さらに特殊な仕事であるならば訓練が必要でその訓練の為の資金が必要になります。
　そして装備や制服も新規で購入する必要があるのでその資金も必要になります。
　毎年必要な金額はざっくりとした額ならば判明します。その資金を捻出するのは不可能です。

　さらに約２４０万人のほぼ新人に対してベテランが約３０万人しかいないならばどうやって新人達を教育すればよいのでしょう？
　通常の仕事をこなしながら約２４０万人の新人達を教育する。無理です。現場が混乱します。パフォーマンスが大幅に低下します。
　しかも４年で新人達が入れ替わるのだからこの状態が永遠に続くことになります。
　そして教育しても４年でいなくなることが決定している人に重要な職を任せることはできません。
　さらに練度がたった４年しかないほぼ新人に重要な職を任せることは出来ません。

　つまり２４０万人の増強は莫大なお金が吹っ飛ぶだけで全く意味が無いことになります。
　これはもう現場の人間ははっきりと分かっていることなのです。
　そして政治家ならばそのことははっきりと分かっているはずなのです。


　何のお話かは分かりますね？

　これは軍事のことですらない社会を動かすシステムのお話の初歩の初歩なのです。

　政治家でありながら「今に徴兵制が敷かれる！」と煽った人達がいますね。
　その人達は政治家でありながら自らを社会を動かすシステムを何も知らない無能な人間であると世間に宣言したようなものです。
　社会を動かすシステムのことを何も知らない無能な人間が日本国民の生命と財産を守る重要な職に就くのは私はまっぴらごめんなのであります。
　そして分かっていて煽ったのならば扇動者です。
　扇動者は信用できません。
　扇動者が日本国民の生命と財産を守る重要な職に就くのはやはり私はまっぴらごめんなのであります。