きまぐれ

さすがに後期高齢者になって 更新頻度は低下してしまったが、
脳の劣化対策として 頑張っています

不具合が生じると

2005年11月24日 | 建築屋のメ
規則はより厳しく運用されたり、改正されて ややこしくなる。

消防法がそのいい例、大火災で大勢の人が亡くなる度に

大改正が行われ、いろんな防火・防災設備の設置が義務付けられる。

つまり、人の犠牲の上に法律は成長?する(犠牲が出るまで不備に気づかない)。

今回の 構造設計のごまかしの件に関しては

永久資格のはずの建築士(専門分野の区別がない)も、車の免許並みに5年毎に

審査・更新する動きが出ている、当然だろう。

特に構造設計は その計算方法・技術・考え方等は

地震の発生と共に変遷を繰り返し、相当専門化されたため

一級建築士の中でも 構造設計の専門家でなければ

できないレベルになっている(本来は建築士なら 皆できる

はずだが・・・私ももうできない)が それも不断の研究を怠ると

最新の技術から取り残されてしまう。

しかし、大部分の建築士は構造設計を得意としていないので、

まずいなぁと思っているだろう、どんな更新システムになるだろうか?

医者も試験の時、最初から外科や内科などの専門で資格を得るのではなく

オールマイティだと思うが、実務では専門化している。しかし、医師不足の

地域では 何でも診なきゃならんはず、建築以上に技術や情報の

更新が激しく、直接人命に関わるのだから、やはり定期的な更新審査が

あっていいと思うが、現実はどうなのだろう?
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