昨日は教え子のNANAちゃんが
赤ちゃんを見せに来てくれました。
色の白い、にこにこと人みしりをしない4カ月の男の赤ちゃんです。
「NANAちゃんの御父さん似ですね」というと
「みんなそういううんです。でも旦那さんの小さいころにそっくり!」とも
NANAちゃんはお父さん似ですからね。
NANAちゃんは、小学校4年生から高校卒業まで「みっちゃん塾」に来ていた近所のお嬢さんです。
塾といっても2~3人グループですので家庭教師みたいなものかな。
御近所ですのでベビーカ―に乗っていた時から知ってるんですよ
おかあさんはお仕事でしたので、普段はおばあちゃんが世話をしておられました、
おばあちゃんは私の母と同じ位でしたので、いつも私と世間話に話がはずみました。
明るい愛情が一杯のおばあちゃんでした。
それはそれは、大事に育てておられました。
そんな赤ちゃんもだんだん成長し、幼稚園、小学生にになり
難しい小中学校の思春期でも、おばあちゃんは愛情で包み込んでおられました。
我がみっちゃん塾には、そうしたおばあちゃんに育てられた子がほかにもいました。
昔から”おばあちゃん子は3文安”といわれます。
たぶんその意味は甘やかして、育てている弊害をいうのでしょうか。。
私は、今の時代、おばあちゃん子に温かい思いやりの心が強いのを感じるんです。
いいとか悪いとかなしに、無条件で受け入れてくれる愛情をかけえてもらえる心でそだったから来るものでしょうか?
オヤはまっとうな大人として育ってほしいので、子供の落ち度をなおして育てたいと思うことが先ですね。
おばあちゃんとしては孫がつらかったり悲しんでいるのが不憫で「よしよし」と、先ずいうのでないかしら・・
そういう無償な愛情にそだったこの心の豊かさというのは一生の宝だと思うのですよ。
じゃあそいうおばあちゃんがいない子は?
そう!厳しい人の世をを教える父親と、優しい母親がいればいいのかな
「辻井伸行 plays 花は咲く」/花は咲く-東日本大震災復興支援ソング
先日辻井伸行さんが「被災地の方に音楽家としてないができるか」ということをいっておられる報道番組をみました。
その中で、目が見えないハンディなのにすばらしい音楽才能に感激し、ひたすら愛情を注ぎこむ母親と、
自分の稼いだお金で好きな寿司を食べるようになってほしいという厳しさを教える父親の姿も放映していました。
辻井さんはそんな父親に反発した時もあると・・
親と子供の関係というのはこれが正しいというルールはないですね。
いつかは子も、親の気持ちがわかるときもきますから。
あなたのしあわせを願ってるという愛情に裏打ちされたもの
それが人間として成長の糧になるような気がします。
NANAちゃんも障害を抱えた姉妹があります。
そんな姉妹を含めて愛情一杯に包んでくれているおばあちゃんや、一生懸命生きる両親に
今回尊敬と感謝の言葉を口にしていました。
あのベビーカーにのってたかわいい赤ちゃんの成長のあかしです。
嬉しい訪問でした。
皆さんも身の回りの中にもそんなことがありますよね。
読んでくださってありがとう