久しぶりに宝塚大劇場で「All for One」を観て来ました。

上演が発表された時、「三銃士」のお話結構好きだし、観てみようかなという思いが強かったです。
でも、その後、三銃士を扱うけれど、お話は全くのオリジナルだと知り、見送る気持ちが強くなって、ギリギリまで迷ったのですが、比較的、観劇が少ない時期だったので、出かけることにしたのでした。
舞台の感想ですが、制作発表の時にまだ脚本が出来上がっていないとの話だったので、大丈夫?と思いましたが、色々、突っ込みどころはあるのですが、充分楽しめる舞台に仕上がっていて出かける選択をして良かったです。
何より物語がテンポよく展開し、殺陣もスピーディーで迫力もあり見ごたえがあったのが印象的。
1幕のラストにそれぞれがその思いを歌う重唱の場面はミュージカルとして見ごたえがあって好きな場面でした。
ただ、恋愛要素が強いのは原作の三銃士好きとしては微妙ではあったのですが、娯楽作と考えれば、許せる範囲内かなと思いました。
出演者で一番印象に残ったのはアトス役の宇月さん。
特に2幕でボーフォール公爵を擁立してマザラン枢機卿を追放しようと歌う場面は力強くて素敵でした。
アラミスの美弥さん、ポルトスの暁さんもそれぞれに個性的な人物像を的確に表現されていて素敵な三銃士でしたし、まじめなダルタニアンは珠城さんにぴったりでした。
そして女性である事を隠して国王として表に立たなければならない王女をメリハリのある演技で見せていた愛希さんはさすがの出来栄え。
この作品ももしかしたら彼女ありきで書かれたのかなとも思えるくらいでした。
女性に戻って王宮を抜け出すところとか、名前の誤魔化し方とか「ローマの休日」っぽいなと思いながら楽しませていただきました。
愛希さんは大活躍でしたが、やはり男性中心の物語で1本立てのお芝居という事で娘役さんの活躍の場が少なかったのは少し残念ではありました。
そしてモンパンシェ公爵夫人は原作のミレディのような役なのかなと思っていたら、全く違っていて驚きましたが、沙央さんの押しの強い女性もなかなか素敵でした。
最後に一言、世間の流行に疎い私が言うのもなんですが、壁ドンって、もう死語の部類に入るのでは?と思ってしまったのは私だけでしょうか・・・。


上演が発表された時、「三銃士」のお話結構好きだし、観てみようかなという思いが強かったです。
でも、その後、三銃士を扱うけれど、お話は全くのオリジナルだと知り、見送る気持ちが強くなって、ギリギリまで迷ったのですが、比較的、観劇が少ない時期だったので、出かけることにしたのでした。

舞台の感想ですが、制作発表の時にまだ脚本が出来上がっていないとの話だったので、大丈夫?と思いましたが、色々、突っ込みどころはあるのですが、充分楽しめる舞台に仕上がっていて出かける選択をして良かったです。

何より物語がテンポよく展開し、殺陣もスピーディーで迫力もあり見ごたえがあったのが印象的。

1幕のラストにそれぞれがその思いを歌う重唱の場面はミュージカルとして見ごたえがあって好きな場面でした。
ただ、恋愛要素が強いのは原作の三銃士好きとしては微妙ではあったのですが、娯楽作と考えれば、許せる範囲内かなと思いました。

出演者で一番印象に残ったのはアトス役の宇月さん。

特に2幕でボーフォール公爵を擁立してマザラン枢機卿を追放しようと歌う場面は力強くて素敵でした。

アラミスの美弥さん、ポルトスの暁さんもそれぞれに個性的な人物像を的確に表現されていて素敵な三銃士でしたし、まじめなダルタニアンは珠城さんにぴったりでした。

そして女性である事を隠して国王として表に立たなければならない王女をメリハリのある演技で見せていた愛希さんはさすがの出来栄え。

女性に戻って王宮を抜け出すところとか、名前の誤魔化し方とか「ローマの休日」っぽいなと思いながら楽しませていただきました。

愛希さんは大活躍でしたが、やはり男性中心の物語で1本立てのお芝居という事で娘役さんの活躍の場が少なかったのは少し残念ではありました。

そしてモンパンシェ公爵夫人は原作のミレディのような役なのかなと思っていたら、全く違っていて驚きましたが、沙央さんの押しの強い女性もなかなか素敵でした。

最後に一言、世間の流行に疎い私が言うのもなんですが、壁ドンって、もう死語の部類に入るのでは?と思ってしまったのは私だけでしょうか・・・。
