きまぐれ雑記

日常の出来事と私の好きなものを思いつくままにゆっくり記していきます

ロミオ&ジュリエット 大千秋楽 2

2013-10-31 20:47:31 | 観劇・ミュージカル
さて、お目当ての松也さんの事。

と言っても私は生で松也さんを観るのは初めて。



歌舞伎役者さんで顔と名前が一致する役者さんの一人だっただけなのですが、何故か私は松也さんはミュージカル俳優の山口さんと似た雰囲気があるとずっと思っていたのです。

なのでその松也さんがミュージカルに出演すると知った時になんだか不思議な感覚でした。

でも、この作品は歌もダンスもあるし大丈夫なんだろうかと思ったのも正直な所。

しかし、何でもずっとミュージカルに出演してみたいと思っておられたとの事で歌とお芝居はバッチリでした。

歌もただ歌が上手いだけじゃなくて(そういう人、時々います)役の感情を乗せての歌唱で東京公演の様子は聞いていたのですが、なかなかやりますねと思いました。

ダンスは正直に言えば、ちょっと微妙。

動けてないわけではないですし、悪くはないと思います。
日舞しか踊られた事がないという事なのでここまで出来ればいいとは思いますけど、ダンスを観るのが好きなのでちょっと辛口ですみません。

ダンサーじゃないのでキレキレのダンスを期待されているのではなく魅せるダンスが必要だという事です。
この辺りが難しいのですよね。

でも、最後の挨拶の時に歌舞伎とミュージカルを両立させたいとおっしゃておられたので、又、ミュージカルの舞台で拝見できることがあるかもとちょっと期待を抱いた千秋楽でした。

それにしても同世代の役者さんたちと舞台に立っているのが本当に楽しそうでこの挑戦が今後の舞台活動にプラスに働いてくれる事を願います。

何もわからない自分を助けてくれた共演者にお礼をと後ろに並ぶ共演者に深々と頭を下げられて姿が印象に残りました。


ここからは舞台の感想というのではなくて久しぶりの楽の様子を。

ミュージカルの大千秋楽というのは本当に久しぶりで、前回がどんな公演だったのかも思い出せません。

以前は、楽とか初日に結構こだわって舞台を観ていましたが、最近は緩く作品を楽しむ感じになっていて、これが定着しています。

今回はたまたま楽だったのですが、やっぱり楽しい。

ストプレでは楽でも出演者の挨拶とかはない事が多いのですが、ミュージカルの場合は挨拶あり、会場全体で歌ったり踊ったりする事があるので盛り上がれてしまうのが良いです。

この日も挨拶の後、皆で「世界の王」を歌いながら軽く踊り、楽しい時間を共有できた感が強かったです。

そして最後に緞帳は上がらなかったけど、皆の拍手で城田くんが出てきてくれて、ロミオは今回で卒業だと思っているけど、いつかこの作品を演出してみたいという素敵な夢を話してくれて嬉しくなりました。

でも、その頃、私は何してるかな・・・。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする