シアターブラバでシスカンパニーの「かもめ」を観て来ました。
チェーホフの作品は重くて暗い印象が強くあまり好きではないというのが正直な所で、今回の「かもめ」も積極的に観たい!という感じではなかったのですが、キャストが魅力的だったのでチケットを購入しました。
個人的に大竹さんと蒼井さんは似たタイプで演技派だと思っていて、そのお二人が共演するのが観られるなんて思ってなかったし、萬斎さんと生田くんはもと「あぐり」で親子役で共演してたのに今回は恋敵ってなんだか興味深いし、こんな日が来るなんて思ってなかったので嬉しかったりもしました。(この舞台でのお二人の共演が発表されてから、朝ドラっていつだったんだろうと調べたら1997年だった。きっと知らない人もいるんだろうなあ)
そして公演前にNHKで放送された「ミュージックポートレート」という番組で演出のケラさんと野村萬斎さんが出演されていてこの「かもめ」の事を喜劇と紹介されてたので「かもめ」って喜劇?、これまで一度もそんな印象を受けた事がないのに、どんな舞台になるんだろうとキャスト以外の楽しみも生まれた状態でした。
気になりだすと色々調べてしまうのですが、今回の舞台も先に東京で公演されていたので舞台の様子などの情報もちょこちょこ拾ってしまい、笑いが起きてるとか萬斎さんがしのぶさんに投げ飛ばされるとか、私の想像を超えたコメントが色々流れていて何?何?良くわからない!早く観たいと頭の中がグルグルしてました。
そんな感じで迎えた観劇日。雨の予報でしたが雨は全く降らなかった。
本当に傘が邪魔だった。
グチはさておき、今回の席位置は2列目センターブロックの下手端。
舞台が近すぎて見上げる形になり、舞台の奥の方が見えないのが難点。
でも、本当にすぐそこで繰り広げられているのでかなりの臨場感。
萬斎さんが投げ飛ばされる所なんて(投げ飛ばされているように見えるように萬斎さんが飛んでるんですけど)、舞台からこちらに落ちてくるのではと感じたほどでした。
今回の出演者は物語の中核を担う4人以外の方々も皆さん素敵な役者さんばかりで(浅野和之さんとか梅沢昌代さんとか様々な作品で拝見していて流石と思う方ばかり)、これでは外れはないだろうなという感じでしたが、本当にそれぞれが役所を心得てる感じで、悪人はいないけど、少しずつ自分勝手な登場人物達が自己主張をしてすれ違っていく感じが可笑しくも悲しくもあって最後まで飽きないで見続けられました。
ケラさんの演出の舞台を生で観るのは多分初めて。
でも、なんとなくケラさんっぽいなと思える部分があったりした(場面転換とか人の動かし方とか)。
その演出については好みが分かれると聞きますが、今回はそれほど違和感を持つ部分はなくて、「かもめ」に笑いはいらないという感想もあったようですが、私的にはこれまで観た「かもめ」よりわかりやすくて良かった気がしています。
なので、今後のこのシリーズの展開に期待しています。
観れるかどうかはわからないのですが・・・。
さて、長くなりましたので主演の4人の話は次回。
チェーホフの作品は重くて暗い印象が強くあまり好きではないというのが正直な所で、今回の「かもめ」も積極的に観たい!という感じではなかったのですが、キャストが魅力的だったのでチケットを購入しました。
個人的に大竹さんと蒼井さんは似たタイプで演技派だと思っていて、そのお二人が共演するのが観られるなんて思ってなかったし、萬斎さんと生田くんはもと「あぐり」で親子役で共演してたのに今回は恋敵ってなんだか興味深いし、こんな日が来るなんて思ってなかったので嬉しかったりもしました。(この舞台でのお二人の共演が発表されてから、朝ドラっていつだったんだろうと調べたら1997年だった。きっと知らない人もいるんだろうなあ)
そして公演前にNHKで放送された「ミュージックポートレート」という番組で演出のケラさんと野村萬斎さんが出演されていてこの「かもめ」の事を喜劇と紹介されてたので「かもめ」って喜劇?、これまで一度もそんな印象を受けた事がないのに、どんな舞台になるんだろうとキャスト以外の楽しみも生まれた状態でした。
気になりだすと色々調べてしまうのですが、今回の舞台も先に東京で公演されていたので舞台の様子などの情報もちょこちょこ拾ってしまい、笑いが起きてるとか萬斎さんがしのぶさんに投げ飛ばされるとか、私の想像を超えたコメントが色々流れていて何?何?良くわからない!早く観たいと頭の中がグルグルしてました。
そんな感じで迎えた観劇日。雨の予報でしたが雨は全く降らなかった。
本当に傘が邪魔だった。
グチはさておき、今回の席位置は2列目センターブロックの下手端。
舞台が近すぎて見上げる形になり、舞台の奥の方が見えないのが難点。
でも、本当にすぐそこで繰り広げられているのでかなりの臨場感。
萬斎さんが投げ飛ばされる所なんて(投げ飛ばされているように見えるように萬斎さんが飛んでるんですけど)、舞台からこちらに落ちてくるのではと感じたほどでした。
今回の出演者は物語の中核を担う4人以外の方々も皆さん素敵な役者さんばかりで(浅野和之さんとか梅沢昌代さんとか様々な作品で拝見していて流石と思う方ばかり)、これでは外れはないだろうなという感じでしたが、本当にそれぞれが役所を心得てる感じで、悪人はいないけど、少しずつ自分勝手な登場人物達が自己主張をしてすれ違っていく感じが可笑しくも悲しくもあって最後まで飽きないで見続けられました。
ケラさんの演出の舞台を生で観るのは多分初めて。
でも、なんとなくケラさんっぽいなと思える部分があったりした(場面転換とか人の動かし方とか)。
その演出については好みが分かれると聞きますが、今回はそれほど違和感を持つ部分はなくて、「かもめ」に笑いはいらないという感想もあったようですが、私的にはこれまで観た「かもめ」よりわかりやすくて良かった気がしています。
なので、今後のこのシリーズの展開に期待しています。
観れるかどうかはわからないのですが・・・。
さて、長くなりましたので主演の4人の話は次回。