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きまぐれ雑記

日常の出来事と私の好きなものを思いつくままにゆっくり記していきます

万作を観る会

2023-04-06 20:52:09 | 観劇・伝芸
名古屋能楽堂で24回目の万作を観る会を観て来ました。

これまでは1月開催でしたが、能楽堂の改修工事のため、今年は4月の開催になりました。



番組は「貰聟」「花盗人」「呼声」の3曲。

多分、3曲とも、野村家の上演を観るのは初めて。

「貰聟」はお酒に酔って騒動を起こす、狂言らしい曲。

「花盗人」は開演前に解説も兼ねた万作さんのトークがありました。
古歌や古詩が歌われるので、解説いただけて良かったです。

「呼声」は大蔵流の茂山家での上演を何度か拝見した事がありますが、演者の声のトーンの違いを強く感じました。
にぎやかで楽しい曲で、好きな曲でもあるので観る事ができて嬉しかったです。

今の野村家は親子三代がそれぞれに輝きを発しておられ、お弟子さん達も充実されてて、安定感抜群だなあと感じた会でした。


ところで、能楽堂改修。化粧室のリニューアルに期待してたのに、以前のまま。
というか、見た感じでは、改修点はわかりませんでした。

名古屋城は名残の桜を楽しむ方が多くいらっしゃいました。

花びらが舞って綺麗でしたが、少し暑かった・・・。
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狂言ござる乃座 in NAGOYA 25th

2022-07-25 21:11:50 | 観劇・伝芸
野村萬斎さん主催の狂言会、ござる乃座の名古屋公演に行って来ました。




今回は狂言3曲。「蚊相撲」「重喜」「煎物」。

どれも笑える場面の多い曲で、舞台からパワーをいただきました。

「蚊相撲」は何度か観させていただいていますが、「重喜」と「煎物」初めて観ました。


「蚊相撲」は蚊と人間が相撲を取るという不思議な設定を愉快に見せています。
萬斎さんと石田さんの共演、久しぶり感あって嬉しかったです。

「重喜」は万作さんとお孫さんの三藤なつ葉さんでの上演で、そのやり取りが微笑ましく感じました。

「煎物」は復曲との事。祭の山車に関する内容で、祇園祭の後祭の日の上演なんて、タイムリーだなと、京都好きの私は密かに思ったりしましたが、ラストは「鍋八撥」でしたね。
にぎやかで、楽しかったです。

それにしても、暑い日で、地下鉄の駅から能楽堂への道は長く、何度も挫けそうになりましたが、無事、観劇できてホッとしました。

夏の公演は駅近の会場でお願いしたいです。

来年の開催が8月と告知されてて、クラクラしてます。
行けるかなあ・・・。
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万作を観る会

2022-01-20 21:00:33 | 観劇・伝芸
2022年の観劇始めは名古屋能楽堂。

万作を観る会、今年23回目の開催で、万作さんの卒寿記念の公演でした。



番組は狂言三曲、素囃子と小舞の組み合わせ。

狂言は「末広かり」「見物左衛門」「千鳥」でした。

万作さんは「末広かり」と「見物左衛門」にご出演でしたが、「見物左衛門」の一人語りはどんどん惹きつけられて、素晴らしかったですし、祐基さんとの「末広かり」は新鮮な感じでした。

「千鳥」は萬斎さんのシテで、明るく楽しい狂言を楽しみました。

直前の公演が中止になったりしていましたので、心配しておりましたが、無事、開催が叶って良かったです。

これからもお元気で、時折、名古屋で公演していただけると嬉しいです。

来年は名古屋能楽堂の改修工事が予定されているとのことで、次回は4月になるそうなので、間隔があいてしまうのが寂しいですが、楽しみに待っています。
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狂言ござる乃座 in NAGOYA 24th

2021-05-09 20:22:40 | 観劇・伝芸
名古屋能楽堂での狂言会に行って来ました。

野村萬斎さんの狂言ござる乃座。24回目です。



番組は狂言三曲。「萩大名」「水汲」「賽の目」


萩大名以外は多分、初めて。

水汲は大蔵流(大蔵流はお茶の水というタイトル)での上演は観た事ありますが、和泉流は観てないんじゃないかなと思います。

三曲とも笑いが多くて、狂言の楽しさを味わえて、楽しかったです。

万作さん、萬斎さん、裕基さんの親子三代の共演も観られましたし、石田さんも息子(淡朗さん)さんと出演されてて、こちらも親子共演。

裕基さんも淡朗さんも子方の時を観ているだけに時の流れを感じましたし、お二人の立派な舞台姿に心から拍手を送りました。

世の中は、まだまだ、不安な日常が続く中、ひととき、人間味のある笑いで、心の浄化をはかる事ができました。

公演を開催してくださりありがとうございました。


改めて、舞台芸術等のエンタメは私の生活には必要な要素の一つだと感じています。

早く安心して舞台を楽しみたいです。

次回は来年の夏のようですが、その時は、どんな環境になっているのでしょうか・・・。
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万作を観る会

2021-01-21 20:37:01 | 観劇・伝芸
名古屋能楽堂での万作を観る会に行ってきました。

今年で22回目です。



演目は「福の神」「空腕」「二人袴」の狂言3曲。

万作さんは「福の神」と「二人袴」。「空腕」は萬斎さんのシテでした。

3曲とも比較的上演機会の多い曲な印象で、中でも「二人袴」は何度も拝見していますが、いつもクスっと笑えて楽しい気持ちになれます。

今回、緊急事態宣言下での開催になってしまいましたが、万作さんはとてもお元気そうで、90歳となられる本年も精力的に活動をされるようで、楽しみです。

今回の公演も感染予防対策を色々取られていましたが、次回の観劇の時には、安心して観劇できるようになっているといいなと思いました。

ただ、主催者側は規制退場を行いたかったようでしたが、事前に周知できていなかっため、私の見る限りでは規制退場にはなっていないように思えたのが少し残念でした。
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