息子の(小中高等)学校は脱皮中~ホワイトPTA目指して~

PTA問題に目覚めてしまい活動を始めたのは2015年。
私立高校でも、県立高校でもPTAが…。終わらないな。

夏休みプール問題3

2015-07-13 21:50:22 | プール問題
KKです。お尻に火が付いた感じでプール問題の続きです。
前回の夏休みプール問題2は子ども会で何か保険に入っているかもしれない、と保険に話がすり替わる所まででした。
その後のやり取りです。

Nさんは、放課後野球チームが野球しますよね。これは少年野球団というのがあってお金を納めてどなたかが主体的にしているのでしょう。
お母さん方やお父さん方が協力して。それなのに小学校の児童だから税金を使って学校の敷地内だから一緒に野球をするのは当然だという
論理には当然ならない、と言う。

私は、それはプールの使用を子ども会じゃなかったら全校児童が使っていいがPTAに運営を任せている以上は子ども会の会員しか
使えないのか?と質問する。

いや、それは子ども会でなくてもスイミング何とかという地域の会などでそこを借りたいと言えば
認められれば使えると思う。子ども会だから認められている訳ではない。
そこに小学校の児童だからそこに入って使うのが当然という事にはならない、とNさんは答える。

当然ではないがそれでも子ども会がいいよと言えば使ってもいいのですか?としつこく私が聞く。

それは子ども会がいいというかどうか…とNさん。

言わないとは思うけど、と私も呟く。なぜなら、Nさんに会う前に子ども会の
保体担当の保護者に事前に電話で問い合わせて返答を聞いていたから。

Nさんは、特に水泳は命の危険性があるからいいと言わないだろうと言う。

すかさず私は、そうはいっても監視している保護者は大して何も技術もない。救命救急を受けていないと言ってみる。

Nさんは、子ども会によってはそこに何日か泳ぎに行くのに子ども会の費用から事故の補償とか申し込んでいる所もある。

私はその件を問い合わせていなかったので、子ども会の会費から出しているかもしれないが分からないと答える。
子ども会の会計報告ではそのような内訳で決算を見たことがないとは思った。

Nさんは、事故があった時に保険加入していない子どもをいきなりプール入れてするという事を
子ども会がするのかしないのか
、と言う。

私は、それは学校の保険にはならないのですか。PTAの保険ではないのですか?と聞く。

Nさんは自信満々で、それはならないと即答する。
教育課程上に行われている範疇の物ではない。
体育や掃除中にケガをしたら
スポーツ振興センターから保険があるが夏休みはない。
学校管理の中で起きたケガが対象。
夏休みに学校のグランドに遊びに来て遊具でけがをしたから
スポーツ振興センターの対象かというと違いますよね。
それと一緒です。活動しているのが
たまたま学校のグランドだったかもしれないが
その物自体の時間がどういう時間の中であるか。
簡単にいうと授業中か否か。そういう問題があるからプールは難しい。水泳は難しいですよ。
子ども会のお母さん方が最も気を遣う事だ。
基本的には会員でないお子さんが可哀想というのは分かると言う。

私は、プールがあるから子ども会が嫌でも辞められないという人もいる。
そこは厳しいと私は言った。

Nさんはどんどん本題と違う流れで話を始める。
かつて勤務した学校で土曜夜間に40km歩くというのがあった。
一週間前に締切り保険をかけた。当日参加で来た子供がいた。PTAとして断り
保護者に連絡した。連れて行って何かあった時に何の補償もない。
冷たいとかそういう事ではない。
子どもを守るという視点からいくと
出来ることと出来ないことがある。

ケースケースによる。一概に言えないがそういう問題も含んでいる。
簡単に心情的な面だけでうんとは言えない所があると言う。


話がズレ過ぎて私はたまらず、おっしゃった事は分かりましたけど何とも言えませんとしか答えられない。
もうたまりません。
不毛な話が延々と続きます。市役所には2日連続で行きました。
初日のやり取りはここまで。

息子の小学校の場合、PTA傘下の子ども会が行うプールだから当然PTA行事と思います。
県のPTA共済保険適用のはずでおかしいと思いました。Nさんと話す前にきちんとPTA共済保険を調べていました。
ただNさんのよく分からない話を一生懸命に聞くうちに頭が混乱してきて
保険については後で確認しようと思い反論しませんでした。


言い含められ、もはやまともな判断が難しい状態になってきました。
上記のやりとりの中に何個もウソが散りばめられています。
を付けてみました。

今なら、ちゃんと突っ込めますが、市役所初日では無理でした。
これ以上話してもムダ。だから表面的には分かったフリをしました。
不毛な話のせいで混乱し、完全に言い負かされた敗北感で
市役所を後にしました。


県PTA共済の保険会社から、
保護者がPTA非会員の児童がPTA行事に参加した時も補償の対象になる。
補償を理由に子供の参加を制限したら、それは問題だ、と引き出しています。
ただPTA非会員の保護者は基本対象外です。
しかし一部例外もあるようです。

翌日再度仕切り直しをします。
市役所初日の報告をPTA問題の先輩にしました。
Nさんの発言のおかしな点を指摘され、
腹が立ってきました。作戦変更を決意します。

PTA問題と絡めて話をするから教育委員会が出てきて
おかしな具合になる。
個人情報に絞り市役所の総務課の担当部署に
直接相談する方が早いのではないか、
と先輩とのやりとりで決めました。

今回は触れていませんが、個人情報の扱いについて
NさんとOさんに話しましたが対応に疑問もあり、
翌日総務課の担当部署に行きます。

この作戦変更は大変有効でした。劇的に話が進みます。
PTA問題の先輩と私が勝手に思っている方で
ガーラさん
がいらっしゃいます。
PTAはガラパゴス!
というブログをされています。
ガーラさんのメソッド参考にしました。この件も後日書きます。

市役所2日目以降の話になります。
後日Nさんと電話でさらにやり取りを行います。
Nさんは、PTAの任意加入とプール問題は別だと言いました。
どうしても私の訴えを任意加入と個人情報の取り扱いの
2点に絞り込みたいようでした。

もしPTAを私が退会するとプール問題はわが子にも降りかかる事だから
大いに関係あると反論しました。
プールは子供会が受け入れるかどうかで学校や教育委員会はどうこう言えないと言う。

PTA保険の件を指摘するが、夏休み中の小学校でのプール使用が保険の対象かどうか確認したのか?と言われました。
PTA傘下の子ども会運営のプールだから確認するまでもないと思いますが性懲りない上自分は調べもせず平然と言います。
最終的には子供会が認めるかどうかと言います。もう、そのフレーズは正直飽きましたと言いたい位でした。
 


市教育委員会ではプール問題の解決が難しいと思い、次に県教育委員会 社会
教育科のPTA担当に電話相談しました。
プール貸し出しの取り決めや文書やルールを取り寄せる事。PTA非会員で保険に入っていないのを理由として
プールに入らせないのは問題と言われました。必要な物が揃ったら連絡しますね、で終話。

それで校長に手紙を書きました。内容は、規約やルールの控えを下さい。プールはPTA活動ですか?
何か子ども会で保険加入していますか?PTA非会員の児童がプールに入れない理由教えて下さい。
PTAは全ての児童が支援対象。保護者が会員か非会員かでプール使用の制限をしている事に疑問を持つ。
退会したら不利益がある事に驚くです。


その後校長から手紙の返事と電話がありました。

校長曰く、PTA会長や執行部で、もう一度見つめ直そうとして協議中。7月にある理事会で話す議案との事。
他の社会教育団体(サッカーや野球、バレーボール、新体操等)と同じ扱いでPTAに対して使用許可を出している。
学校施設利用に際して、使用時間帯や施設を破損した場合についてのルールを口頭で説明。
その社会教育団体がその活動の対象を誰にしているか等は、社会教育団体ごとにルールがあると認識。
今回の質問に関して私がお答え出来るのはここまで。
PTA会長から回答あるかと思います。

私は、社会教育団体かもしれないがPTAはPTA。全ての児童が支援対象。プール使用で線引きしている事が引っかかる。
お金がネックですか? PTAは受益者負担ではないはず。ボランティアのはず。受益者負担というなら営利団体になり、学
校にPTA会室を置いて活動するのはおかしな話になる、と伝えました。

校長は7月の理事会で私の意見を代弁してくれると約束してくれました。
やっと校長は分かってくれたのではないかと淡い期待を持った6月末でした。
今日はここまで。また次回その後を書きます。

日本語が通じない?! 

2015-07-13 16:11:17 | 2015年PTA問題
KKです。毎日暑いですね。
今春から自分なりにPTA問題を調べてきました。
たくさんのPTA問題を扱うブログにお邪魔しては時々コメントを
書いたりしてきました。
今日はぜひご紹介したいブログがあります。
まるおさんの『まるおの雑記~加藤薫(日本語・日本文化論)のブログ~』です。
記事の一部を抜粋しています。


今年度においても、ごく普通の保護者にとって「PTAに入らない」という選択は極めて取りにくいといえる。
そして、入ったら入ったで、執行部から仕事の「分担」を求められ、
それを断るのもこれまた極めて難しいというのが大方の現実と言って差し支えないだろう。
つまり、残念ながら現実問題としては、ほとんどの親にとってPTAは「任意加入」にはなっていないし、
PTAの仕事をするかしないのかも「任意」にはなっていない。

PTAの仕事は、今も、おかしなことではあるのだが、やらなくてはいけないことになってしまっているのだ。
この「現実」を直視する必要がある。

現状では、ほとんどすべてのPTAにおいて、やらなくてはいけない仕事がすでに決まっており、
それをだれが分担するかだけが問われる。
そうなると、分担する保護者の数が減ればそれだけ残った人の負担は増える。
そのような「現実」の中に置かれている保護者が、
「あなたたちの子どものためにもわたしたちは働いているのにあなたが何もしないのはずるい!」
と思ったとしてもそれはやむを得ないとも言える・・。


「やらなくてはいけない仕事があらかじめ決まってしまっている」というところにあるように思う。
「こういうことをやりたい。」、「こういうことならできる。」というひとりひとりの会員の意向がまずあって、
それに合わせてPTAの仕事が構成されるのではなく、実態としては、あらかじめやるべき仕事が決まってしまっており、
ひとりひとりの会員は、その仕事を消化するための「頭数」として扱われているのだ。


「活動のノルマ化」を排して、会員がやりたいこと、やってもいいこと、やる意義を感じたことを
あくまでも自分たちのペースでできるようになれば、PTA活動をしない保護者への不満も出てこないはずである。
PTA活動が「やらなくてはならなくなっている」現状において、「ただ乗り論」はロジックのレベルはともかくも、
感情のレベルにおいては無視しがたい。
この不公平感を解消するためには、PTA内部における「活動のノルマ化」を解消する必要がある。
ここが解決しないと、入退会の真の自由の実現も難しいと思われる。


(おわりに)
このエントリで述べたことは、年末の仙台における教育課題研究発表会の休憩時間の折、
朝日新聞の堀内記者から出された「『非会員ただ乗り論』をどう乗り越えていけばいいのか?」
との問題提起に刺激を受けてのものでもあります。

「非会員ただ乗り論」は、「PTAは会員の子どものための組織ではない」「子どもはみんな非会員である」
というロジックによって私の中ではすでに「解決済み」の問題でしたが、
その堀内さんの問題提起は「ただ乗り論」が実はまだ解決されてはいないのでは…と思い直すきっかけになりました。



校長・PTA会長・教育委員会と話す中で、いろんな提案をしても
まともに聞く耳を持たない姿を見るにつけ、どうしたもんかと思っていました。
上記のまるおさんの記事はそんな私にピッタリだな、と感じました。
3年前の記事ですが全く古さを感じさせない点にある意味驚きます。

PTAの任意加入の周知徹底や意思確認を求めますが、校長やPTA会長はマンパワーが不足すると
学校が立ち行かないと平然と言います。

PTAのスリム化を求め行事について全保護者にアンケートを取り必要な物と不必要な物の選別を提案しますが
特に反応はなく放置されています。
やらなければいけない仕事はない!と私も思いますし実際に話合いの時に伝えても
全く通じません。

ずっと書こうと思っているのに書けていない夏休みプール問題の根源もここにある気がします。
結論を少しだけ書くと、PTA非会員の保護者を持つ児童もプール使用は許可される見通しです。
ただ、プールの監視当番を非会員の保護者にも求め、監視当番は平等に行うというのがPTA理事会の方針です。
当然納得出来ませんから次の手を打っています。現状とブログがリンクしてないのが非常に残念です。
今日はここまで。