そんなこんなで、私ができた。

わたしの製造過程。さて、構成要素は?

最近の出会い

2008-10-27 21:39:32 | 
ここ数カ月で読んだ本のメモ。
数時間で読める本ばかりなのに、5冊しか読んでいない…。
読書の裾野拡大中な感じ。


森絵都「いつかパラソルの下で」
あまり印象に残っていません。
感情移入はできず、他人事みたいに読んだ。

群ようこ「かもめ食道」
他国で食堂を開いちゃう話。明るくて前向き。面白かったです。
読後は、無性に料理をしたくなり、シチューを作りました。

角田光代「ちいさな幸福」
彼氏とラブラブな時は、しあわせな気分になれる本を読まねば、ということで。

後藤ひろひと「パコと魔法の絵本」
文章で読む内容ではないと思う。それこそ、絵本や映画がぴったり
(でも映画は見ていません)。

角田光代「対岸の彼女」
立場と性格が違う二人の女性の話(だけど実は似てる)。
読んでいる最中は嫌悪感ばかりでした。


次は何を読もうか迷う。
さらっと読めて、しあわせになれる本に出会いたい。

映画「容疑者Xの献身」

2008-10-27 21:18:24 | 映画
中日、負けちゃいました(泣)
だけど、点数を取られながらも勝つための
執念を見せてくれたナインはとても素敵でした。

結果的には負けてしまったけど、よく頑張ったなあと思ってます。
私の中ではやっぱり中日が一番です。

たとえ、彼氏とケンカの原因になろうとも大好きだ(笑)


さて、最近。最近というか、公開一週間後くらいに
「容疑者Xの献身」を見に行ってきました。

原作を読んだ作品にはあまり期待をせずに映画を見るのですが、
容疑者Xは期待以上で良かったです
(あえて文句を言うなら、ちょっと展開が早いくらい?)。

何が良かったかって、石神役(犯人)の堤真一の演技。
普段は格好いい男である堤真一が役作りのために作った、
数学にしか興味がなく、何処か現実に焦点の合わない石神像が
原作通りのイメージで、演技と共に素晴らしかったです。

原作を知っているはずなのに、
石神が留置場(?)で天井に四色問題を描く姿に泣いてしまった。


映画の主題歌「最愛」も石神の心境そのものの歌詞で、
また、その石神に共感する人はとても多いんじゃないかと思う。
テーマ故に暗くなりがちな映画の雰囲気を浄化するようなメロディが
ぴったりです。さすが、ましゃ。


この映画を見たあとは、好きな人のことを、もっと好きになるんじゃないかなぁ。
そういう意味では、喧嘩中のカップルにもお勧めかも。