このゆびと~まれ!

「日々の暮らしの中から感動や発見を伝えたい」

「太陽の国」の温もり(後編)

2023年08月28日 | 日本
「太陽は変わることなく輝いて そよ風に微笑みながら 一人一人をおだやかに見守っている」

(「太陽は変わることなく輝いて」)
さて、冒頭に引用した「太陽の国」の歌詞はこう続く。

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「この道を振り返り
誰かの頬の涙を
思い出す私でありたい

「悲しみも時には巡るけど
悲しみもそのうち晴れる通り雨

「太陽は変わることなく輝いて
青い空 両手を広げ
そのぬくもりを
平等に与えてくれる

「光の花
降り注ぐ
生まれた国
いつまでも忘れない

「太陽は変わることなく輝いて
そよ風に微笑みながら
一人一人を
おだやかに見守っている

「太陽は変わることなく輝いて
美しい夕暮れの時
また日が昇る
しあわせを教えてくれる

「太陽は(太陽は)
永遠に(永遠に)」
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この「太陽」が天皇・皇后両陛下であることはあきらかである。作詞をした秋本康氏はこう語っている。[「女性セブン」12月3日号、

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 「太陽というのは、いつも輝いている存在なんですね。曇り空やどしゃぶりのときでも、太陽は私たちの上にある。両陛下は、その太陽のような存在であられると思うのです。」

時には我々を悲しみの雨雲が覆うこともあるけれど、その上には太陽がいつも変わることなく輝いて、宇崎竜童さんが感じたような「暖かさ」を与えてくれる。そんな「太陽の国」、それが「日の本の国」日本である。

(「光の花 降り注ぐ国」に生まれた「しあわせ」)
陛下のお言葉で「皆が協力して力を尽くし、良い社会を築いていくことを願っています」という一節に注目したい。両陛下がつねづね願い、祈られているのは、国民が互いに励まし合い、助け合っていく国の姿である。寒さの中でEXILEやオーケストラが頑張った姿は、その良き一例である。

そしてその「頑張り」の原動力は、国民一人ひとりが「互いのため」「公のため」を思う気持ちである。その気持ちを最も純粋に体現されているのが、陛下である。宇崎さんが「天皇陛下にはその『私』がない」という陛下の大御心は、国民が互いを思いやる心の良き象徴なのである。

 大不況や高齢化という雨雲が覆っても、その上には、いつも無私の御心で国民に「光の花」を送ってくれる両陛下がいらっしゃる。我々は心の中でその光を受けて、互いのため、公のために頑張る。そういう「光の花 降り注ぐ国」に生まれた幸せに気がつかねばならない。
(文責:「国際派日本人養成講座」編集長・伊勢雅臣)

--owari---
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