(個人主義の競争社会にこそ必要な「愛」の教え)
ソウルメイトといった新しい人生観をしらなければ、みなさんは、バラバラに分かれた“個人”として生きているつもりになりやすいでしょう。そして、西洋的な価値観でいけば、「個人主義で、競争して勝者になった者が偉い」「周りの者を蹴落(けお)としていくか、それとも敗残者になっていくか」と考えるような人もいます。勝ち負けに一喜一憂(いっきいちゆう)して、心が天国的な状態にも地獄的な状態にも揺れ動くこともあるでしょう。
しかし、実際は、「生命の大樹」というものが一本あり、それが大きく地球圏に広がっており、さらには、地球圏を飛び越えて、実は、生命が住んでいるほかの星まで、その枝が伸びているのです。
「大きな一本の宇宙の大木があるのだ。
すべての魂は、実は、つながっているのだ。
競争社会において勝ち負けを競っている相手であっても、
実は、自分にとって、まったくの敵やライバルではなく、
縁生(えんしょう)の過程で何度も出会っている人たちであることが多いのだ。
魂的には、本当は一本の木につながっているのだ」
こういうことを知っていただきたいのです。
だから、私は、みなさんに愛を説いています。
「愛し合いなさい。お互いに愛し合いなさい」と言っているのは、あなたがたは他人ではないからです。
誰もが、実はつながっているのです。もともとのエネルギーは、生命のエネルギー体としてはつながっていますし、いろいろな時代に、どこかの地域で出会っている人もたくさんいるのです。
---owari---
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