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チャレンジする姿勢が未来を拓く⑥

2023年01月27日 | 人生
(成功への道は「失敗の積み重ね」のなかから出てくる)
若いうちに、いろいろな失敗や挫折を経験している人のほうが、どちらかというと安心です。失敗や挫折をしていない人に、大きな企業の経営や政治などを任せると、とても怖い面があるのです。なぜなら、そういう人は、うぬぼれていて、自分をほめる材料ばかりを探していますが、「現実に、うまくいっているかどうか」が見えていないことが多いからです。

「若いうちの苦労は買ってでもせよ」とよく言われますが、企業経営でも、経営者として本当に大成したければ、やはり、若いころから、こまめに失敗をしておかなければなりません。

失敗のなかには、不可抗力によるものもあるでしょうが、やはり、「チャレンジして失敗する」という癖をつけることが大事です。もちろん、破滅の段階までは行かないほうがよいと思いますが、前向きにチャレンジして、こまめに失敗を積み重ねていけば、それが成功への道になるのです。

成功への道は「失敗の積み重ね」のなかから出てきます。「失敗を全然しない」ということは、「チャレンジしていない」ということとほとんど同じです。

二十一世紀から二十二世紀にかけて、未来の企業がたくさん出てくるでしょうが、中小企業をつくるにせよ、そこから大企業になっていくにせよ、それらは、みな、チャレンジャーたちがつくっていきます。

そういうチャレンジャーたちは、「今ある大企業に勤めよう」と思っているような人たちではありません。たいてい、強い個性の持ち主であり、もし大企業に入っても辞めて出てしまうような人たちです。個性が強いために上司や組織とはなかなか合わないわけです。

そのため、個性の強い子供には、自分に対して否定的な判断をしやすい傾向があるので、親が励ましてあげてください。自分の子に可能性があると見たら、「あなたは大企業に向くようなタイプではないから、独自の道を歩きなさい」と言って、ポンと背中を押してやる気概が親には必要です。

「自分の好きな道を選び、自分で道を拓いていくことは大事であり、そういう人は偉いのだ」と言ってあげることです。

それから、人が嫌がるような仕事であっても、それに立ち向かっていく人は、やはり立派だと思います。そういう人を大事にしてください。

また、人物として大きくなるためには、世の中でよく言われるように、大病や失恋、失業、倒産など、いろいろな経験が必要です。

投獄という経験が役に立つこともあるでしょう。実際に、投獄されて、その後、総理大臣になった人もいますし、会社の社長になった人もいます。

才能的に目立っていると、憎まれて狙われることもありますし、「正しさ」というものは、その時々のムードによって左右されることがあります。

例えば、宗教もそうです。過去に弾圧された宗教が、すべて間違ったものであったかといえば、そうではありません。そのなかには、今でも、ある程度の大宗教として存在しているものもあります。

昔、官憲、つまり警察が行った宗教への弾圧には、当然、政府も絡んでいたでしょうが、そのなかには、やはり間違いもあっただろうと思います。

オウム教のようなところは別として、天理教や黒住教、大本教、その他、今でも遺っている宗教への弾圧には、見解の相違というか、宗教を理解できなかったために起きたものもあったでしょう。急速に成長したりすると、いかがわしく見えるので、攻撃されることがあるわけです。

---owari---
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