(「答えがフッと湧いてくる瞬間」とは)
創造性の本領は、作家等の物書きや、新しいビジネスをつくっていく人などのところで発揮されると言えます。そのような人は“創造性の塊(かたまり)”、“アイデアの塊”なのです。
アイデアを出すための根本は、「毎日毎日、考え続ける」ということです。常に考え続け、たとえ何かほかのことをしていたとしても、その問題意識を失わずに、いつも持っていなくてはなりません。「その答えがいつ出てくるか」ということは分かりませんが、そういう問題意識を持ち続けていることが大事なのです。
問題意識を持ちつつ、何か別なことでもよいのですが、一生懸命に努力をしていると、あるときフッと答えが湧(わ)いてくることがあります。
(「瞑想(めいそう)」や「祈り」のすごい効果)
瞑想や祈りには、本当に力があります。「心のなかで本当にありありと思い描(えが)き、『実現しよう』と思うと、現実にそのようになってくる」ということを知っていただきたいと思います。
たいていの人は、その考え方を“固定”し、“グッと握る”ことができないため、それを現実化できずにいることが多いのです。
もし、あなたが、何かについて、「事業を始めよう」「アイデアを実現しよう」と強く思い続けているならば、そういう想念を発信し続けていることになります。
そうすると、それをキャッチする人が必ずいて、その人が、あなたのビジネスの相手や協力者になったりします。あるいは、あなたが芸術的な仕事をする場合には、それを助けてくれる人が現れてきたりするのです。
(瞑想で「アイデア」を、祈りで「協力者」を得る)
「心の世界においては、本当に、思いが一瞬で相手に通じる」ということが、瞑想や祈りの世界で現実に起きていることです。
瞑想は、どちらかというと「念波(ねんぱ)を受け取る」ほうであり、世界中のいろいろな人の念波や、あるいは、自分と特別な関係にある霊人の思いなどが入ってきます。
このように、瞑想は非常に「パッシブ(受け身)」なものですが、これも、アイデアを得る行為の一つとして重要なものです。
一方、祈りは「積極的な行為」であり、自分のほうから「念波を発信する行為」です。みなさんが祈っても、その祈りは数秒で全世界を駆(か)け巡(めぐ)ります。インターネットの情報だけでなく、「思い」も世界中を駆け巡っているのです。
「このようにしたい!」と思っていると、それが実現してくるのです。
---owari---
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