諸人よ、
私はいくつかの毒素をあげてみた。
あなたがたは怒ってはならない。
たとえ、どのようなことがあっても、
たとえ、どのような辱めを受けたとしても、
怒ってはならない。
怒ってはならないという教えは、
修行者にとっては、きわめて大切な教えであるのだ。
あなたがたが修行をする途上において、
他の人びとから批判を受けることもあるであろう。
非難を受けることもあるであろう。
辱めを受けることもあるであろう。
しかし、仏陀の弟子であるならば、そのような辱めに耐えよ。
怒りに対して、怒りを返してはならない。
怒りに対しては、穏やかな言葉で答えなさい。
厳しい批判に対しては、沈黙でもって答えなさい。
笑顔を忘れてはならない。
忍辱の心を忘れてはならない。
耐え忍びの心を忘れてはならない。
耐え忍びの心、この耐え忍びの修行こそが、
あなたがたに徳というものを積ませるのだ。
耐え忍びの心なき者に、徳はないということを知れ。
怒りに対し、怒りをもって応えるようでは、
決して徳ある人間とはなれないということを知れ。
決して、決して怒ってはならない。(仏法真理)
---owari---
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます