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10年後の自分への手紙

2013-08-25 02:10:00 | 闘病記

一部コーナーを終了することを宣言してから、Biglobeサーバ内のデータの整理を始めましたが、なかなか進みませんね。
私がHPを開設したのが10年前。
いっぱいの思い出が詰まっています。

再度整理を始めようと思っていますが、最近、顕著に老眼が進み、パソコンの文字がよく見えません。
老眼鏡を作ってみたものの、かけていると車酔いしたように気分が悪くなってしまうのです。
(動く車の中で後ろを振り向いた瞬間に酔える特技?の持ち主です。)

りょりょの闘病末期は、短期入院の繰り返しで、移動は車でしていましたが、まだカーナビをつけていなかったので、首都高などの分岐は道路標識が頼りでした。
高速道路では、標識を瞬時に認識しなくてはいけなかったので、その時期にコンタクトの度を強めに変えて、今でも同じ度数のままにしています。
度を弱めたら少しは見やすくなるでしょうか?

さて、今年はりょりょの成人式の年でした。
今年の成人の日は、関東地方では交通機関がマヒするほどの大雪でしたが、美しい晴れ着を着てみんなお祝いしたことでしょう。

そんな成人式をまじかに控えたある日、りょりょ宛てに一通の手紙が届きました。
見覚えのある字で書かれています。
まさかと思い、急いで封を開けてみると、それは紛れもなくりょりょが書いた手紙でした。
20歳になる自分に宛てた手紙です。
りょりょが10歳の時、小学校で20歳の自分に手紙を書き、担任の先生が成人式に合わせて投函してくれたものでした。
発病前の元気な時期に、将来の自分を想像しながら書いたのでしょう。
陽気なりょりょの性格がよく分かる、楽しい手紙です。
感激しながら文面を読んでいて、ふと疑問がわいてきました。
書いた日付が3月18日になっています。

実はりょりょは小学校4年生の2学期に、私立の小学校に編入していました。
(この時私立の学校に編入していたお陰で、高校生になれたのでした。
もちろん、りょりょの中学・高校進学にあたっては、この学校の理解と先生方の言い尽くせないほどの協力があってのことです。)
しかし、投函してくれたのは、転校前の担任の先生です。
記憶をたどって考えてみると、新しい学校の修了式が終わった後、1回だけりょりょが前の学校に顔を出しにいったことがありました。
その時、授業に参加させてもらったと喜んで帰ってきました。
きっとその時に書かせてもらったのでしょう。
転校していたりょりょが、そのようなタイミングで学校に顔を出し、先生の配慮で授業に参加させてもらえたこと、そして10年後にこの貴重な手紙を手にすることができたことに、感謝するばかりです。


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