末広亭の招待券をまたまた頂いたので、出かけました。
寄席は日本の文化を伝承する大切な場ですから、大切に守りたいという思いもあります。
末広亭は伊勢丹本店の近くで明治通りを挟んだ向かい側のブロックにありますが、
上野鈴本のような大通りに面してはいませんからちょっとわかりずらいです。
昼席のトリひとつ前あたりに入って、夜の部に備えました。
昼席はほぼ満席でしたが夜席はご覧のように閑散とした入りです。
一つ目、二つ目と番組が進んでも客の入りは余り変わりません。
400人くらいは入れる小屋ですが、客の数は多く見積もっても三桁にはなりません。
末広亭が夜昼通しで見られる理由が分かりました。
寄席に来るのはリタイアした方々が多いからなのでしょうが、これでは伝統文化の行く末が案じられます。
寄席の入場料は末広亭でも鈴本でも3000円程度です。タダ感がもらえなくとも身銭で入れる額ですから
子らからはせいぜい寄席通いに精を代替と思いました。