絵入り随筆 エッセィ・つぶやき

自作の油絵・水彩画、デジタル写真等を入れて、季節の移ろい、雑感などを書いていきます。

水彩画・ベネチュアを描く  30 国旗を掲げている建物と大聖  340×220

2017-12-31 05:51:52 | 絵画

国旗を掲げている建物はたいていの場合官公庁です。

イタリアに限らず欧州ではEUの星が丸く描かれている青色の旗とその國の旗、

それに州や都市の旗など3~5本立てていることもあります。

日本でも都庁では国旗と都旗が立っています。

日本の家庭では祝祭日に国旗を立てる家は殆ど見かけなくなりましたね。

私も日章旗は戦争を連想してしまい持っても居ません。

日章旗はデザインとしては秀逸だとは思いますが、

軍国主義イコール日章旗という感じがしてしまうのです。

 

PS.大晦日になりました。今年一年、つたない絵と文のブログにお付き合い下さり

有り難うございました。

新年もこのシリーズの続きをUPして参りますが、正月5日からは欧州ドライブに

出かけますのでしばらくお休みをします。

現地から無事に旅をしていると、簡単なレポートをお送り出来ればと考えていおります。

 

 


水彩画・ベネチュアを描く  29 大聖堂とバス・シップ  300×270

2017-12-30 10:01:21 | 絵画

バスシップはベネチュアの本島や島々を縦横に路線があり便利この上ない存在です。

私は一日券とか二日券を買って利用しましたが、路地の奥に入り込んで

道に迷ったときなど、近くのバス停から適当に来たバスに乗り込んで

分かる場所に来たとき、そこで降りれば迷子から解放されるという

使い方もしていました。


水彩画・ベネチュアを描く  28 マイポートが多いカナル 330×240

2017-12-29 12:17:18 | 絵画

大都市の中心部以外の場所では一般の家庭にもカーポートを備えています。

我が家にも敷地内に車を駐められます。

ベネチュアは人道とわずかな広場以外には空いている土地はありません。

公園や庭などは存在しないのです。

徒歩以外には船が交通手段の全てですからマイカーならぬマイボートを持つ住民も居ます。

そして豪邸にはマイポートが備わって居る事が多いですから

このあたりは高級住宅街と言うことになります。


水彩画・ベネチュアを描く  27 カーゴシップのお通りだ! 310×240

2017-12-28 05:23:22 | 絵画

ベネチュアは周囲を砂泥の遠浅の海になっていますから海底を浚渫して作った航路以外は

船を航行させることは出来ません。

有名観光地に見られる大型観光船はベネチュアには接岸できませんから

ジェノバあたりからバスか列車で来るのかも知れません。

ベネチュアではこのカーゴシップくらいが航行できる最大のサイズではないでしょうか?

この程度の船でも狭い航路では航路の中心を通らねばなりませんから

一般の船を押しのけるような感じで走ることになります。

ですから「カーゴシップの通りだ!」という感じになるのです。


水彩画・ベネチュアを描く  26 ゴンドラ観光の二人連れ  330×230

2017-12-27 05:34:58 | 絵画

私はまだゴンドラに乗ったことはありません。

料金表が無いので幾らぼられるか分からないし、

料金メーターの付いて居るタクシーでさえ法外な料金を請求するお国柄ですから

ゴンドラは眺めるだけにしています。

(タクシーメーターには運転手が任意の金額を表示できる機能が備わっているらしいのです。)

川岸から眺めていて船頭さんが朗々と歌い上げるカンツォーネを聞いているだけで

十分ベネチュア情緒を楽しめますからね。

なんて負け惜しみを言いましたが、本心は貧乏旅行でお金が勿体ないし

万一船から落ちて、あの澱んだ海水に浸かりたくはないからです。


水彩画・ベネチュアを描く  25  グランドキャナルのゴンドラ  330×270

2017-12-26 11:21:56 | 絵画

グランドキャナルはベネチュア本島の中央部を貫くように流れている

大きな運河です。

この運河は大通りみたいな物ですから大小様々な船が行き交います。

バスシップ、タクシーボート、大きな観光船、貨物船も通ります。

その混雑の中を一丁の櫓だけで巧みに操船するゴンドラも混ざっています。

ゴンドラは木製で薄い板で出来ていますからエンジン付きの船に接触したら

真っ二つに折れて沈没してしまいます。

橋から見ている方がはらはらしてしまいますが、ゴンドラの船頭さんは悠然としたものです。


水彩画・ベネチュアを描く  24  大聖堂と舫うゴンドラ   310×230

2017-12-25 04:59:19 | 絵画

大方の方はサンマルコ広場の中で大聖堂を見ることが多いと思いますが

横に回って離れたところから見る大聖堂の方が絵になりやすいです。

サンマルコ広場は三方向が建物で広場はコの字型に囲まれているので

絵にするには構図がうまく纏まりません。

大きな建物を近くで描くというのは全体を納めにくいのです。


水彩画・ベネチュアを描く  23 リアルト橋をくぐる船   350×220

2017-12-24 06:24:36 | 絵画

リアルト橋はベネチュア本島の中で一番大きな橋です。

橋の中は貴金属などを扱う店が並んでいます。

ベネチュアングラスを扱う店もあります。

でもベネチュングラスを買うならムラーノ島のガラス工房で買う方が

面白いです。

工房によってそれぞれ特色があるし種類も多いですから。


水彩画・ベネチュアを描く  21オレンジ色の家が見える風景Ⅱ  340×240

2017-12-22 09:04:47 | 絵画

この絵とほぼ同じ構図の絵が,no.9で掲載していますが、

少し違っていて別の絵です。

間違えて同じ絵を掲載したのではありません。

どこが違うか? 見比べて見て下さい。


水彩画・ベネチュアを描く 19  静寂な運河  340×250

2017-12-21 05:29:28 | 絵画

ここは何故か人影もなく静まりかえっています。

喧噪を極めるメインの通りからほんの数十メートル入っただけとは信じられない静けさです。

写生している間中、猫の子一匹現れませんでした。


水彩画・ベネチュアを描く 18  茶と白の橋の見える風景  340×240

2017-12-20 05:33:01 | 絵画

このあたりのベネチュアの裏町はかなり絵心を擽られる光景です。

ビルの色合いも変化があって描きやすいし、家の重なり具合も面白いです。

橋の奥にまた色の違う橋があって、船の舫い方も良いバランスです。

お天気も曇り空で極端な濃い影が出ないのも私には好ましいです。

と言うわけで、割とすらすら描けた一枚です。


水彩画・ベネチュアを描く 17 ブラーノ島の中心街  340×250

2017-12-19 12:13:23 | 絵画

この運河の裏側に大きな地面の道(つまり普通の道)があります。

そちらの方が中心街かも知れませんが、私は敢えてこちらの運河の道の方を

中心街と思うことにしました。

物資の出入りはこちらがメインですからね。

人を主に考えれば道路の方だし、物資の移動を主にすれば運河の方です。

まあ、両方が支え合ってブラーノ島の繁栄をもたらして居ることは間違いありません。

なんだか理屈っぽい絵のコメントになってしまいました。


小鹿野歌舞伎を鑑賞しました。

2017-12-18 20:13:55 | 絵画

初めに小学二年生二人が口上を立派にのべました。
子供歌舞伎では、阿波の鳴門ドンドン大師門前の場、でした。
可愛く演じきりました。
大人の歌舞伎では、勘平腹切りの場、でした。


素人離れした演技は、埼玉の誇るべき郷土遺産です、


水彩画・ベネチュアを描く 16 カラフルな家のある通り  340×260

2017-12-18 20:13:14 | 絵画

前回に続きブラーノ島の風景です。

ブラーノ島には本島から頻繁にバス(船の)が行き来していますから、かなりの観光客が来ますが、

本島のような雑踏にはなりません。

お目当ては手編みのレースと美味しい食事です。

レストランは本島のお店よりぐっと庶民的でリーズナブルです。

美味しい魚が食べられます。