絵入り随筆 エッセィ・つぶやき

自作の油絵・水彩画、デジタル写真等を入れて、季節の移ろい、雑感などを書いていきます。

賑やかな外壁   F

2008-02-29 00:12:24 | 海外旅行
何とも派手な屋外看板で満艦飾のレストランです。
階上の居住部分はシックな作りなだけに余計目立ちます。
設計者は店舗部分は黒御影石を貼って上とのバランスも考えて居たのにレストランの方で勝手に賑やかなネオン看板を取り付けたのでしょう。
欧州の都市では何処でも都市景観には気を配っていて、パリでもいろんな規制を設けて居るはずです。何故このレストランの過剰とも思われる屋外看板が見過ごされているのか不思議です。
日本のけばけばしいネオン看板に食傷している私にとっては、「パリよお前もか!」という気持ちになります。

バイク便    F

2008-02-28 00:01:48 | 海外旅行
マドレーヌ寺院前の高級ブティックが並んでいる一角でバイク便のお兄さんを見かけました。
バイク便と言ってもごらんの通り、日本でお馴染みのオートバイではなく自転車です。チャリンコ便という方が良いのかな?
パリは東京以上に交通渋滞が激しいから、小荷物や書類なら自転車の方が早いかも知れません。フランスは自転車愛好者が多いので従業員確保も簡単でしょう。
パリで一番苦労するのが自動車の駐車場を見つけることです。
狭い道路にもびっしり駐車しているから空きスペースはまず見つけられません。
路上駐車技術の華麗な技は器用な日本人でも真似できません。
車と車の間隔は10cmも空いていれば良い方で中にはバンバー同士がぴったりくっついている場合もあります。
どうしてこんな駐車が出来るのかというと、まず駐車の際にはハンドブレーキは掛けないしギアもNレンジにして置くという決まりがあるらしいのです。
バンバーで前後の車を押しのけて無理矢理隙間を作って自分の車をねじ込む感じで留めるのです。日本でこんな留め方をしたら血の雨が降ること間違いなしですね。


パリでは犬までおめかしさん   F

2008-02-27 09:08:16 | 海外旅行
フランスで出会う犬は皆行儀が良いしお洒落です。
フランス人は狩猟民族だったからか、犬とのつきあい方がうまく,犬は自分の分限を弁えていて、飼い主より先に歩いたり勝手な方向に行こうとしたりはしません。飼い主の躾がしっかりしているからです。
犬の手入れが行き届いて居るのも大事に育てられて居る事がうかがえます。
毛並みは艶々しているし、ブラッシングもしっかりされています。
それと、街で行き会う犬の種類が実に多様だというのも、フランス人が個性を尊んでいる証です。
日本だと流行犬種なんて言うのがあって、同じ犬種がその時どきで偏っているのとは大違いです。
それにしても、最近は減ってきたとはいえ、お犬様の落とし物の多さは困りものです。


ビーナスとツーショット   F

2008-02-26 00:36:11 | 海外旅行
世界一の美女とのツーショットです。もちろんのもビーナスはサイズを縮小したレプリカですが、アーケードの売店で売っていました。
ビーナスは買えなかったけど、荷物にならない小物を何点か買いました。店員さんもビーナスに負けない綺麗な人が多かったです。
マキシムの店もあって、ここではカカオ90%と70%のチョコを買いました。
100%というのもありましたが、これはそのまま食べるのには向かないです。
やはり程良い甘みとなめらかさが欲しいですからね。
後はルーブルの主な作品を集めたDVDを買いました。美術館に入らなかったから、帰宅後見るための自分用の土産です。



地下街なのに・・・    F

2008-02-25 00:10:52 | 海外旅行
ルーブル美術館の地下街です。地下街というと天井高の低い逼塞感のある空間しか思い浮かびませんが流石ルーブルです。この天井高は豪華、贅沢、余裕そんな言葉が相応しいです。
うるさいBGMもないし、ゆったりとした気分で買い物が出来ます。それに、何故か日本人の姿が見あたらないのです。パリでは行き会う人の10%くらいが日本人、シャンゼリゼのテラスカフェだとその比率が30%位になる感じなのに、ここには一人も居ないのです。ルーブル美術館の方にはきっと大勢の日本人が来ているのでしょうが、この地下アーケードにいないのは不思議です。皆さん日本人販売員の居る免税ショップに行ってしまうのかなぁ?

ルーブルのピラミッド    F

2008-02-24 00:38:36 | 海外旅行
日曜日なのでレストランやカフェ以外はほとんど店を開いていないし、日本人向けの免税ショップで買い物するほどリッチではないから、新しくできたルーブルの地下商店街に行ってみた。ルーブルの三角屋根は美術館への入り口になっているが、その下は掘り広げて商店街が出現している。
私の勘は当たっていて、ここはちゃんと営業していた。
地上のピラミッドに対応して地下部分にも逆三角形のピラミッドが造られていた。
ご丁寧にもそのまた下部にはもう一つのピラミッドがあり、三重構造になっているのは面白い造形だった。
多くの観光客が記念撮影していたから、私も早速真似して写したが、我ながら立派なお上りさんを演じてご満悦です。






オペラで昼食    F

2008-02-23 00:37:00 | 海外旅行
シャトルバスをオペラで降りて先ずは昼食と言うことにした。オペラ界隈には蠣を食べさせるレストランが数軒ありその内の一軒が私のお気に入りの店なのでそこを目指した。
店内は日曜日の昼飯時とあって、かなり混雑していたが奥まった席に案内してくれた。ところがいつまで待ってもギャルソンが注文取りに来てくれない。パリの店はレストランでもカフェでも、席にはギャルソンの縄張りというか受け持ちが決まっていて、他の者に言っても取り合ってくれない。これは受け持ちの席の客から貰うチップが彼らの収入源となっているからで、古手のギャルソンほど良い席を持っていて多額のチップをせしめることが出来るシステムだからだ。
隣の席にいた人(ゼン・マリアーノさん)が見かねて私に自分のワインを勧めてくれた。
有り難く頂戴し、それがきっかけでいろいろと話をすることが出来た。
北イタリアの人で電気関係のお仕事だという。
ご一緒の美人はフランス人だそうで、二人がどうゆう関係なのかは聞かなかったが、友達以上恋人未満?という雰囲気だった。
アドレスを交換し、帰国後メールしたり、クリスマスカードを交換したりという間柄に成れたのは今回の旅の収穫がまた一つ増えたことになる。






シャトルバスでパリへ    F

2008-02-22 00:23:56 | 海外旅行
JALの成田行き出発まで8時間ほどあるので、昼飯と土産を買いにパリまで出ることにした。
ドゴールからパリへはTGVかRERで行く方法もあるが、シャトルバスで行くのが一番便利が良いので何時もそうしている。
今回はオペラ行きの便にした。ガラ・デ・リオンに行くのもある。
バスの車中は空いていた。連結式の大型バスで乗り心地はイマイチだが、背が高いから乗用車を見下ろしてガンガン走るのは小気味よい。
パリ市内までは1時間足らずで着く。バスターミナルに着くわけではないから、降りる場所と帰りに乗る場所は違うから注意が必要だ。停留所はオペラ座の直ぐ脇であった。

エールフランス    F

2008-02-21 08:49:00 | 海外旅行
話が前後しますが、マルセイユ空港でチェックインするためカウンターの列に並んでいたら、後ろにいたアメリカ人の老夫婦が話しかけて来ました。それも日本語で、です。
何でもアメリカの大学で教授をしていたときに、日本人の生徒が居たので、教わったのだとの事でした。
彼らはトヨタのプリウスに乗っているのだそうで、良い車だ!と自慢げでした。
私も同じプリウスだというと、親近感を覚えたのか、いろいろな話が弾んで、チェックインを待つ間が有意義な時間に変わりました。
良いことは続かないもので、チェックインの順番が来て私が「E・チケット」をだして、成田までのドゴール経由の乗り継ぎを申し出たら、係の女性は混乱したというか戸惑って居る様子で、同僚と相談したり電話を掛けたりし始めました。
どうもE・チケットを扱ったことが無いらしいのです。
30分もかかってやっと搭乗できることになりましたが、搭乗時間ぎりぎりで、朝飯抜きで出てきた我々にとっては昼食まで我慢の子という事になりました。
A200の機内でサンドイッチにありつけたのはうれしかったです。
パリにはシャルルドゴール空港とオルリー空港があり、前者が国際便、後者が国内便用に別れています。
ちょうど成田と羽田のような関係です。
シャルルドゴール空港行きの国内便は少ないのですが、それでもマルセイユ空港からは2時間に1便位は出ています。成田の乗り継ぎ便の少なさは異常です。地方の人は随分不便な思いをしていることでしょう。
成田ー羽田間は2時間近くかかるのですからね。
ドゴールとオルリー間は1時間も掛からないし、シャトルバスも出ていますが、私は移動が面倒だから何時もドゴール行きの便で乗り継ぐようにしています。

コンコルド    F

2008-02-20 00:04:13 | 海外旅行
エールフランスでマルセイユからシャルルドゴールに飛びました。
シャルルドゴール空港の一隅にコンコルドが展示してあります。
私も一度は乗ってみたいものだと思っていましたが、空港近くに墜落事故を起こして、惜しむらくも引退してしまいました。
墜落地点はサージさんの弟のパトリックが住んでいる近くですから、事故のニュースを聞いたときには心配しメールで問い合わせたら10km位離れているとのことで安心した覚えがあります。
コンコルドは音速で飛んだ旅客機で搭乗料金は普通の飛行機のファーストクラスより高かったようです。
料金も高いですが、爆音も凄かったです。パトリックの家へ訪問したとき凄い音がして、すぐにコンコルドだと分かりました。離陸直後だから未だ音速には達していないのにです。就航受け入れ国が共同開発したイギリスと、国土の広いアメリカだけだったのもうなずけます。
そんな過去の栄光を背負って空港の片隅に展示されているコンコルドの機体はどこか寂しげな表情を見せていました。

マルセイユ空港へ    F

2008-02-19 00:06:01 | 海外旅行

高速A55から空港道へ分岐してマルセイユ空港へ向かった。
空港前にあるガソリンスタンドで満タンにする。満タン返しの契約になっているからだが、大らかなフランス人のこととて大体満タンになっていればOKとなるし、チェックもしないことが多い。車の傷の有無の点検もしたりしなかったりで、日本のレンタカー屋さんの厳しい点検とは大違いだ。
AVISの事務所前で荷物を下ろし、忘れ物がないかよく調べた。後で気が付いても取りには戻れないから万事いい加減な私にしては気の抜けない作業になる。
レンタカーのチェックイン(返却)は呆気ないほど簡単に済む。
今回も借りたときにくれた書類とエンジンキーをカウンターに置けばそれで終わり。10日間頑張ってくれたシトロエン・ピカソともお別れだ。


シオタのホテル・ロゼ・ティー

2008-02-18 00:05:58 | 海外旅行
ホテルの私の部屋は3階です。エレベーターはないから歩いて上り下りですが、階段室や廊下の電気は自分で点灯し、30秒ほどで自然に消えます。省エネで合理的なシステムです。
部屋のテラスから下を見たら昨日の客がまた露天風呂に入っていました。2階はテラスが広くてそこに露天風呂が出来たのです。目が合って先方さんから声をかけてきたので少し四方山話をして「写真撮っても良い?」と聞いたらOKをくれました。二人が裸で入浴しているのか水着を着けているのかは未確認です。
海岸に目をやると夕暮れ間近のコートダジュールもさすがに寒々としていて、泳ぐ人の姿はありませんでした。


シオタへの戻り道       F

2008-02-17 01:03:23 | 海外旅行
ピアニスト達とは駐車場でお別れした。ふくよかな歌手さんがお別れにハグしてくれた。あらためて彼女の体格の立派さを実感することが出来た。今度は是非私の家にも来るようにとのうれしいお言葉付きだった。
帰り道、以前立ち寄ったワイナリーの前を通ったが、今回は帰りの飛行機の手荷物重量が厳しいから土産のワインは買わなかった。
サージさんの運転は安心して乗っていられる。彼は以前F1のレーサーをしていたから運転技術は抜群だし、公安関係の仕事だから運転の模範を示すがごとくのおとなしいドライブだ。
ホテルまで送って貰い、「また近いうちに会いたいね!」とお互いに再会を約束した。
ローランドも彼女が知っている三つの日本語の内、「さよなら・ありがとう」を連発してくれた。残りの一つは「乾杯」だが、これは昼食の時に何回もいったから、今回はなしだった。




待っている間にダンス   F

2008-02-16 06:26:17 | 海外旅行
      
コーヒーを飲み終えて駐車場に戻るときに、上から見たらピアニストと元歌手が駐車場でダンスをしているのが見えました。小一時間待たせたから退屈してダンスをして時間つぶししていたのでしょう。微笑ましい光景でした。
二人ともかなりのお年のように見えるし、体型も相当基準よりオーバーしているのに、お元気なことと感心しました。
私だったらおそらくダンスはしないです。付近を散歩するか、スケッチするか、車の中でうたた寝するか?、おそらく、うたた寝でしょうね。どう考えてもダンスという暇つぶし法には行き着きません。
ハンガリー人の民族性なのかな?というのはハンガリアン舞曲からの連想ですが。
他のハンガリー人の知り合いは居ないので、ハンガリー人が暇つぶしにダンスをする習性があるのかどうかは分かりませんが、待ち時間を有効利用しているらしいので、待たせた事への心の負担が幾分軽くなりました。

キャストレットに居た子供   F

2008-02-14 23:21:50 | 海外旅行
前に頂いたコメントに私のブログは食べ物と子供が多く登場するというご指摘を頂きましたが、またまた子供たちの登場です。
旅先で美味しい食べ物に巡り会うと感激してつい書きたくなるし、可愛い子供に会うとつい写真を撮らせてもらいたくなります。
欧州で子供の写真を写しても変質者扱いはされないし、むしろ自分の子供のかわいさが認められたことを喜んでくれる親がほとんどですから、こちらもそれに甘えているという事情もあります。
もう一つ、私が意外に子供達にもてると言うことがあります。
人見知りを始めた赤ちゃんでも何故か私には心をゆるしてくれるのです。
きっと私のおつむの程度が幼児並みだということをしっかり見抜いているのかも知れません。