私はパリに来るとここかガラ・デ・リヨンにある海鮮レストランで牡蠣を食べることが楽しみなのです。
フランスの牡蠣は一時絶滅の危機があり、種牡蠣を日本から取り寄せて回復したのですから
店に並んでいる様々な産地の牡蠣も、元々は日本の牡蠣の子孫です。
フランスでは魚は生食しませんが、牡蠣は生が主流です。
海が牡蠣の生育に適しているのか、日本の牡蠣を産地で食べるのと変わらぬ
美味しい牡蠣がパリで食べられるのです。
牡蠣は段ボールや発泡スチロールの箱ではなく、木の容器で輸送されてきます。
牡蠣がこぼれない程度の隙間のある木箱です。
生牡蠣は日本では酢醤油で戴きますが、フランスではレモンを搾るか、タマネギを刻んだタレを付けます。
この店は日本人にも人気の店らしく、たいてい何組かの同胞人がおいでです。
今回も我々の他に二組の日本人が居る感じです。
この店には日本語のメニューがあるからかも知れません。