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満月にフルーツの漬け込み

2017-08-14 17:48:31 | 結愉にまつわるあれこれ

学校のテキストに載っていて、昨年から始めたフルーツの漬け込み。
今年も始めました。

まずは材料を揃えるところから。
今年は材料の大部分を、学校からご紹介いただいた、「Bulk Foodsバルクフーズ」さんで選びました。

オーガニック中心の量り売りのお店で、こだわりの商品はドライフルーツやナッツを中心にスパイスや穀物・パスタ・オリーブオイル・・・ハチミツまで

方向音痴の私は初めて降り立った元住吉の駅をお店から反対側に歩いてしまい、
お電話して道順を教えていただき、ようやく到着。

特に暑い日だったので汗だくでしたが、
お電話対応もとても親切だったお店のお兄さんが沢山の種類の商品を試食と共に丁寧にご説明くださり、
安心満足して選ぶ事が出来ました。



そして翌日8月8日は満月
仕込みを始めるにはぴったりです

まずは材料を細かく刻むところから。
学校のテキストを参考にしながら、甘みと酸味を考慮して様々なフルーツを組み合わせました。

バルクフーズさんで選んだのは日本の有機JAS認定を受けたものと、海外制度の有機認定を受けたものばかり。
基本のフルーツ、レーズンは、

レーズン(右上)と、グリーンレーズン(左)、オーガニックでは珍しいカラント(右下)もチョイス。
もちろんノンオイル天日干しです。
レーズンは刻まず、枝や軸が残っていないか丁寧にチェックします。

珍しいという黒イチジクも

小さく刻みます。

あまり見かけないきっちり固めに干したアプリコットは、刻むのに一苦労。

でもかみしめるほどに風味がお口に広がります。

お店で一押しだったドライマンゴーとドライパイナップルもチョイス。

トロピカルな甘みが深く、ねっちりしていて刻むのが大変でした。

オレンジピールはバルクフーズさんにはなかったので、「富澤商店」さんで以前購入した、
国産夏みかんの砂糖漬けと、「うめはら」さんのスペイン産オレンジピールを。
 

そして、フレッシュのりんごも入れるのです

こちらは一番お気に入りの品種「シナノスイート」、大振りで立派なものを選びました。
いちょう切りにします。

ようやく刻み終わったら、フルーツをまんべんなく混ぜて、いよいよ瓶へ。
瓶はあらかじめ煮沸消毒しておきます。

フルーツと一緒に、三温糖、

スパイスの有機シナモン、ナツメグ、クローブ、有機ジンジャーも混ぜ込みます。


そしてお酒はなんと4種類も

アルザス ラム・パティシエール、ギリシャのブランデー、フランスのカベルネソーヴィニオンのワイン、ドイツビールのレーベンブロイを注ぎ入れます。

ビールを注ぐとシュワシュワと

このビールや先ほどのフレッシュのりんごで、微発酵させながら熟成させていきます。


ドライフルーツをアルコール濃度の高いラムやブランデーで漬け込むことで、
始めに表面、そして徐々に内部まで浸透して、高い糖分とも相まって微生物を減らし繁殖を抑えることができます。
またスパイスも抗菌力と酸化防止力を発揮して、保存性を良くします

そして何より、
フルーツとアルコールとスパイスの相乗効果で味も香りも豊かになるのです


今年も仕込み出来上がりです。

これから1週間ほど毎日、上下を返して混ぜ、後は2~3か月寝かせます

ちなみにこちらは昨年のもの。

しっかり熟成されて、香りと風味がまろやかで豊かです
昨年はお茶サロンの3周年記念お菓子に焼きこみました。

心を込めて丁寧に作った2017年版も、どうか美味しく出来上がりますように


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