今回はチーズケーキのお話です。
その発祥は、ポーランドの「Sernikセルニック」といわれています。
ポーランドやドイツでポピュラーな、(独)Quarkクヴァルクというチーズで作られます。
このチーズは、牛乳にバターミルクやクリームを加えた、柔らかく細かい粒状の白いチーズです。
このクヴァルクに材料やクセのない所が似ているからか、
今ではチーズケーキにはクリームチーズを使うのが主流です。
クリームチーズは、牛乳にクリームを加えて作る、柔らかく味の濃厚な熟成しないチーズです
日本のスーパーでも、キリやフィラデルフィアのクリームチーズが簡単に手に入ります。
お菓子部では、ベイクドチーズケーキを取り上げましたが、
チーズケーキには色々なタイプがあります。
大きく分けて、レア、ベイクド、スフレの3タイプとされていますが、
私はベイクドの中のNYスタイルも1種類として、4タイプに分けたいと思います
「レアチーズケーキ」は、
焼かずに、ゼラチンで冷やし固めたもので、口当たりのなめらかさが特徴です。
白くて美しく、ブルーベリーソースがかかっているものを良く見かけます。
私のレシピは、濃厚だけど軽やか、サクサクのクッキー台に乗っています。
「ベイクドチーズケーキ」は、
名前の通り焼いたもの。
クリームチーズに卵とコーンスターチが主材料。
空焼きしたクッキー台にフィリングを流して焼いたものが多いです。
市販のクッキーやグラハムクッキーを砕いてバターと合わせて台にするレシピもありますね。
3周年記念お菓子部メニューでもあった私のレシピは、サワークリームと生クリームも入ります。
ベイクドの内のひとつですが、「NYスタイルチーズケーキ」は、
もっと濃厚でぎっちり詰まっているタイプ。
クッキー台がないものが主流です。
カフェメニューでよく見かけますね。
私のレシピは、卵に卵黄も加え、湯煎焼きでじっくり火を通します。
「スフレチーズケーキ」は、
日本発祥で卵を分けてメレンゲにして加え、湯煎焼きでふんわりと仕上げます。
口当たりも軽やか。
私のレシピはマスカルポーネチーズを加えます。
市販の人気のチーズケーキとしては、
「ルタオのドゥーブルフロマージュ」https://www.letao.jp/user_data/item01.phpは、
HPより
ベイクドタイプにレアタイプが乗った欲張りチーズケーキで、北海道土産として大人気を博しましたね。
「ベイク チーズタルト」https://cheesetart.com/は、
ベイクドタイプでタルトレット、いつも行列。
定番中の定番、「コージーコーナーのチーズスフレ」http://www.cozycorner.co.jp/product/casual/5389.htmlは、
HPより
優しいスフレタイプ、お財布にも優しい。
「ヨハン」http://johann-cheesecake.com/ja/のは、
HPより
ベイクドタイプで、伝統にのっとった真摯で優しいお味。
タイプもレシピも様々なチーズケーキ、
みなさんは、どのタイプがお好みですか?