有志舎の日々

社長の永滝稔が、 日々の仕事や出版・学問などに関して思ったことを好き勝手に 書いていきます。

アマゾンについて

2018-02-12 14:05:42 | 出版
那覇公設市場前にある小さな古書店「うらら」の店主・宇田智子さん(元・ジュンク堂の人文書担当だった方で独立して古書店主になった)が、ある漫画雑誌のコラムで、本を買う人がアマゾンばかり重要視することに疑念を呈していました。
そして、著者の人も自分の本がアマゾンで取り扱われていないと、もうその本は存在していないかのように嘆くのを「ちょっと待って」と言っています。
アマゾン以外でもネット書店はあるし(クレジットカード決済で翌日配送のところもある)、アマゾンでばかり取引していると、本当に無理難題を言ってこられたときには他の選択肢がないという事になってしまう。
私も、アマゾンを否定はしないけど、これまでの取引経験から、決して誠意ある取引先だとは思っていないので、取引先としての優先順位は下位に位置づけています。
あとランキングなるものも、瞬間風速的に上下するし、はっきりいってさして重要視していません。著者の方々も余りあれで一喜一憂しない方が良いと思いますよ。

でも、3月には那覇に出張しようと思っているので、久しぶりに「うらら」に寄ろうかな、と思っています。
でも、宇田さんはリアクションが薄いからなあ(笑)。
この前も、数年ぶりに沖縄に行ったとき、仕事の合間を縫ってわざわざお店に行ったのに、私を見つけて「ああ、どうも」だけだったからなあ。
「ちょっとー、数年ぶりに会ったんだから、もうちょっと感動して下さいよー」
と言ったら、
「これでも結構感動しているんですけど」
と笑いもしないでアイスクリーム食べながら返してきたという・・・そういう人です。
でも、それが宇田さんなんだけど。

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