今月から、嘱託として有志舎に週に2日ということで出社してもらっている人がいます。元・吉川弘文館の販売部にいた人で、長谷川雄三さんと言います。学会販売にいらっしゃった方は見かけたことがあると思いますが、いつも弊社の販売ブースにいる白ヒゲのおじさんです。
実は、最近は既刊本の数が増えてきたため、取次への出荷や本の発送、在庫の管理を私一人でやるのが難しくなっていました。そこで、これまでは手が足りないときに臨時で手伝ってもらったりしていた長谷川さんに定期で有志舎に来ていただくことにしたのです。
長谷川さんは私が以前勤めていた出版社の先輩でOB、昔からの飲み仲間で気心も知れています。それに長年、本の発送・販売や在庫管理をやっていたプロです。今は定年退職して悠々自適なのですが、数年ぶりに現場復帰してもらい、今度は有志舎で働いてもらうことになりました。おかげでかなり助かっています。
先日は、早速に在庫棚の整理をしてくれて見違えるように綺麗になりました(今までいかに私がズボラだったかということなのですが・・・)。来月は、長谷川さんの指揮の元、さらに大規模な在庫棚の移動・整理を行う予定です。そうすると、かなり機能的に出荷ができるようになりそうです。出版社の仕事の中では在庫管理は目立ちませんが、とても大事なことなのです。少しずつですが、有志舎も前進していってるような気がしています。