ワードで原稿を作る場合で、重大が問題が発生したので著者の皆さんにお知らせしておきたいと思います。
ただ、それは「校閲」機能を使う人だけに関係するので、使わない方は気にしないで下さい。
さて、「校閲」を使って原稿を何度も修正した場合、そういう文章は画面上では抹消されている表示がでますが、データ的にはそれらは全部生きていて、印刷所で組版をする場合にゾンビのように生き返って、削除したはずの文章がゲラでは以前のままになってしまっているという現象が生じます。
これは、ワープロデータはそのままでは印刷所の組版システムには適応していないので、一度テキストデータに変換したうえで印刷所の組版システムに流し込むからです。その段階で、「抹消」「修正」というワープロ独自の校閲機能自体が消えてなくなって、文字(テキスト)データだけが残りゾンビになって生き返るわけです。
ではどうするか。
一番簡単なのは校閲機能は使わないということ。単純にdeleteキーで文章を消して新たに文字を入力する。これが一番安全。
どうしても校閲機能を使いたい場合は、原稿が完成した時点で、「校閲」メニューの真ん中あたりにあるプルダウンメニューから「最終版」を選んで下さい(「最終版:変更箇所/コメントの表示」ではありません)。
そうするとそれまでの変更・削除が反映された原稿ができますので、それを今までのファイルとは別名で保存して下さい。例えば「有志舎 入稿用」などにしましょう。そして、それを出版社に入稿して下さい。
「最終版」にしない限り、ゾンビ文章は甦りますし、保存ファイル名を変えれば、同じ原稿データではあっても、入稿データとは別にそれ以前の校閲履歴を残したままのファイルはそのまま残りますから安心です。
実は、こういう作業のないまま著者から入稿された原稿を組版に廻したので、印刷所・著者・永滝の三者ですったもんだの大騒動になりました。
著者は「これは校閲機能で削除したはず」という文章がいくつも甦って組版されてきたわけです。
正直、これまで校閲機能を使って原稿を作る著者が余りいなかったので意識していませんでしたが、今後は気を付けないといけませんね。
著者の皆さんも、初校校正が大変なことになってしまうので、校閲機能を使うときは注意して下さい。
ただ、それは「校閲」機能を使う人だけに関係するので、使わない方は気にしないで下さい。
さて、「校閲」を使って原稿を何度も修正した場合、そういう文章は画面上では抹消されている表示がでますが、データ的にはそれらは全部生きていて、印刷所で組版をする場合にゾンビのように生き返って、削除したはずの文章がゲラでは以前のままになってしまっているという現象が生じます。
これは、ワープロデータはそのままでは印刷所の組版システムには適応していないので、一度テキストデータに変換したうえで印刷所の組版システムに流し込むからです。その段階で、「抹消」「修正」というワープロ独自の校閲機能自体が消えてなくなって、文字(テキスト)データだけが残りゾンビになって生き返るわけです。
ではどうするか。
一番簡単なのは校閲機能は使わないということ。単純にdeleteキーで文章を消して新たに文字を入力する。これが一番安全。
どうしても校閲機能を使いたい場合は、原稿が完成した時点で、「校閲」メニューの真ん中あたりにあるプルダウンメニューから「最終版」を選んで下さい(「最終版:変更箇所/コメントの表示」ではありません)。
そうするとそれまでの変更・削除が反映された原稿ができますので、それを今までのファイルとは別名で保存して下さい。例えば「有志舎 入稿用」などにしましょう。そして、それを出版社に入稿して下さい。
「最終版」にしない限り、ゾンビ文章は甦りますし、保存ファイル名を変えれば、同じ原稿データではあっても、入稿データとは別にそれ以前の校閲履歴を残したままのファイルはそのまま残りますから安心です。
実は、こういう作業のないまま著者から入稿された原稿を組版に廻したので、印刷所・著者・永滝の三者ですったもんだの大騒動になりました。
著者は「これは校閲機能で削除したはず」という文章がいくつも甦って組版されてきたわけです。
正直、これまで校閲機能を使って原稿を作る著者が余りいなかったので意識していませんでしたが、今後は気を付けないといけませんね。
著者の皆さんも、初校校正が大変なことになってしまうので、校閲機能を使うときは注意して下さい。