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映画「影踏み」

2019年11月17日 21時39分54秒 | テレビとか、映画とか、

スマホから縦向き写真を投稿するとなぜ横向きになっちゃうの?ごめんかさい。直し方が分からない…

映画「影踏み」

行ってきました。
えーっと。いつぶり?な、映画館詣で。
原作は、まだ映画公開日が発表されていない頃、古書店で探して買って読みました。
今は幅広大きな帯で新刊書店さんに積んでありますね〜〜(^^;

映画。以下ネタバレあるかも、です。ご注意くださいませm(__)m




主軸のみを絞り込んで、すっきりと仕上がっているなぁ、という印象。
ミステリーというよりは今までを生きてきたか、そして未来を生きるのか問う作品。
真壁と久子の2人の関係が原作よりも際立っていて(そう作られていて?)とても印象深く受け止めました。
そして啓二とのやり取りも変に重くなく、リズミカルでそれでいて心にきちんと言葉、気持ちが置かれて行く感じで心地よい。
もう一方の謎解きは、原作の印象とあまり変わらなかったんだけれど、
この真壁と周りの人々との人間関係がホントに響いて良かったです。

山崎まさよしさんを役者さんとしてきちんと見たのは初めて。
でも周りの錚々たる演技陣に囲まれて一歩も引かない存在感と伝わる言葉は、
やはり歌い手は歌の中で演じているってことなのでしょうか。私の中てとても新鮮、でした。

そして久子。尾野真千子さんの演じる彼女は、原作では感じなかった共感、憧れ?の気持ちを私の中に見つけてちょっとびっくり。
活字よりもずっと魅力のある女性で本当に素敵だった。
同じく啓ニくんも。その軽く現代っ子のような感じからその影にある事実まで、ほぉ〜〜と惹かれて。



原作を知らずに観たらどうだったのかな?と、ちょっと思いつつ、
日頃の諸々から解き放たれる2時間を満足して過ごしてきました。

もう一回原作読もう。そう思います。
教えてくれた友人に感謝しつつ。




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2 コメント

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いや~ん (和音0323)
2019-11-18 00:19:25
もっと褒めて~~(*^_^*)
嬉しいお言葉、ありがとさんですぅ。
って、アタシが言うのも変ですが。

北村君がいいよね。出所したところでのまさよし、もとい修一の「ダサっ」っていう笑顔から最後、青空の中に溶けて行く啓二を見送っての涙ぐんだ表情まで、彼がいることでとてもあったかいふうわりとした空気が作品を包んでくれてる。原作にあった修一の憎悪を穏やかん包み込んでくれてる啓二の(そして久子の)存在はおっきいです。

原作読み直したいのは私も一緒。でも、ほら。電子書籍で買ったんで「あそこはどうだったっけ?」って探すのが面倒で。幅広帯の文庫本買っちゃいそうで困っている私でございます。
行きましたよ〜〜 (ゆきゆき)
2019-11-23 07:52:23
あら始まった〜と思った時に丁度空いた日曜日。

全体的に暗めのトーンがぴったりな中で不思議と光が射すのが啓二くんでした。一度しか読んでないのであやふやな面あるけれど、これは原作では感じなかった気がします。
修一さんは原作のイメージそのまんま。この違和感のなさもすごいなぁ。溶け込む?さすがですよぉ!

女性陣ふたりがバーのカウンターで話す場面。あそこがね、また好きです。それで久子に憧れてを持ちました。

山崎さん、侮れない役者っぷりでしたわ。ってか歌うってことを忘れてました。
ちょっと山本さんとの共演想像して笑ってしまいました。コメディ。山山コンビ(ww)ふっふっふ(^^)

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