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2023年11月の読書 やっと読んだ剣樹抄

2023年12月09日 15時14分00秒 | ぽつぽつぽつ
ドラマになったのは何年前?続編を本屋さんで見つけて背中を押され、やっと開いた剣樹抄。
読み出したら面白くて続編まで読了。
更にその先がとても気になってしまっている。
(映像も未視聴のまま。この光圀をどう演じているのかな?は気になるね)

あさのあつこさんの弥勒シリーズ最新刊もかわらぬ面白さ。
時代物がつくづく好きなんだなぁ、と思う今日この頃、なのです。


11月の読書メーター
読んだ本の数:3
読んだページ数:1175
ナイス数:116

乱鴉の空 (光文社文庫 あ 46-14)乱鴉の空 (光文社文庫 あ 46-14)感想
木暮信次郎が行方不明。その屋敷は奉行所の捕り方が踏み込み、伊佐治は大番屋に連れて行かれる。何が何だか分からないまま、遠野屋清之介の助けで伊佐治は救われ、何が起こっているのか探索が始まる。哀しい女のさが。命を取られる者、奪う悪鬼、悼むもの、傍観するもの。今までよりも大きな裏と、そしてすっきりとしない納めだった。幕閣が絡んでくれば仕方ないか。なにやら今後もありそうで、でもできれば無しにして欲しくて。相変わらず伊佐次とその家族の面々の人らしいあたたかさに救われながら、今回は木暮家のお母上の様を垣間見られ→
読了日:11月28日 著者:あさのあつこ
剣樹抄 不動智の章 (文春文庫 う 36-3)剣樹抄 不動智の章 (文春文庫 う 36-3)感想
了助が父の仇が誰なのかを知る。光圀と了助の関係が反転する。お墓での場面が辛く、そして2人の立場(身分)の差が哀しい。三ざるの思いが予想外であり救い。その後の旅路は了助をどう変えていくのだろう。心うちの変化を随分丁寧に追うのだな、と思いつつ、地獄を感じるたびに読んでいて哀しくなる。一体この2人にどんな未来があるのだろう。仇と知ったのちの関係。旅路の先のつまりはそこが気掛かりで、了助の心の厳しい旅路を不安と期待と色々ないまぜな感情のまま見つめている。目先の事件よりもそこが1番。次巻はいつ?
読了日:11月15日 著者:冲方 丁
剣樹抄 (文春文庫 う 36-2)剣樹抄 (文春文庫 う 36-2)感想
ずっとずっと積んであり、そしたら続きが出ていて背中を押される(どんだけ)。手にしたきっかけは映像化。そして映像もまだ未視聴(どんだけ)😅読み出したらなんとなんと、こんなお話だったのか。これどう転がってどうつながっていく?そして光圀公を相変わらずなかなか厳しい描き方をする冲方さん。手合いの子どもたちが、そして何より了助と光圀が、どうなっていくのか。幕閣なんてどうでもいい。ただ町を焼くことは許せない。感想を書く間もなく次巻に入って色々変わって更に先が気になる。単純に、とても面白い。映像も、みるか。
読了日:11月06日 著者:冲方 丁

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コメント
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