昨日は、月に一度の「定期検診日」。もう4年間も病院通いになりました。
最近では、検査データも良好で体調は回復しつつあります。
まずは、家内と主治医の先生に感謝しています。
人生なんてものは、何がどうなるか一寸先は闇の世界です。
私のような人間は、どこか体調が悪いところがあるために、
少しばかり健康に気を遣って生きているわけで、
何もなければ、逆に今頃は生きていなかったかもしれません。
人生やビジネスも同様で、一度手痛い失敗をすることで二度と同じことは繰り返さないというわけで、注意深くなります。
災い転じて、福と為す。
まさに「人間万事塞翁が馬」と申します。
失敗をせずに、手堅く商売をしている経営者はそれなりに立派ですが大きく伸びるということは少ないわけで、
試行錯誤や失敗を繰り返しながら努力している経営者のほうが人間味があって魅力的で可能性も感じますね。
なんて、自分自信を慰めながら生きていく・・・
調子づいたり、落ち込んだり、悩んだり、苦しんだりしながら生きているほうが、実はうまくいくというわけです。
悩んだり、苦しんだりしない、挫折のない人生なんてものは、
一見幸せそうに見えても実は「つまらない人生」なのかもしれません。
落ち込んでも、「谷が深ければ、山はそれだけ高い」ということ。
人生をかけて、プロテストに臨んでいる若い人たちを見ていると、
自分もまたそんな挑戦をしてみたくなりますが、人生は片道切符なのです。
結果はどうあれ、
そのことから掴む「何か」がその後の人生に役立てられるように生きられるかが人生の本当勝負です。
私の「プロテスト」も大きな重圧と戦いながらまだまだ継続中です。
この緊張感と充実感がある限り、まだまだ人生勝負は続きそうです。
仕事に緊張感や責任感、使命感を感じなくなったら
人間お終いです。