ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

地方零細企業の試練の時代

2007年07月31日 10時59分20秒 | Weblog
都市銀行の合併、地方銀行の破綻。大手保険会社の破綻から合併。
大規模企業の破綻から合併再生への道がようやく一段落。最近では大銀行なども高収益の決算を組んでいます。
それでも、国民の税金で助けられたそれらの大企業は累積債務がありますから、国税納付をしなくてもよい状況なのだそうです。

零細企業では税務署が一円まで調査する時代なのに、政治家の資金は領収書が不要な状況です。中川自民党幹事長などはテレビで政治団体の領収書問題で経理事務処理が煩雑になるなんてほざいています。税金で禄をはむ政治家だからこそ一円まで報告する義務があると思うのは私だけなのでしょうか?
国民は怒っています。とんでもない政治家がいるものです。

こんな状況ではまだまだ、自民党の低落は続くはずです。

地方では、ようやくこれから信用金庫や信用組合などの中小金融機関の統合が始まっており最近では零細企業の倒産が急増しているようです。
中小金融機関も合併の前にお互いの不良債権を処理してから結婚しようということなのでしょうか、地方の実体経済と金融状況は悪化しているようです。

首都圏の北関東エリアでも信用金庫クラスの合併が増えてくるようです。
帝国データバンクなどの報告でも、倒産の債務額が減少しても倒産件数は増加しているとのレポートで、地方の実体経済はかなり深刻な状況です。

個人事業者の閉店や破たんは今後ますます増加する傾向にあるとか・・・
困ったものです。

しかし、こんな時代ですから、新たなビジネス創造の時代なのです。

「次の時代」が見えてくるには、あとひと山越えなければならないようです。

華も実もあるビジネスへ

2007年07月31日 06時56分46秒 | Weblog
重要な経営判断でも力まずに、サラッと簡単に行っているように見える経営者。
何も考えていないような雰囲気なのですが、後になって実は計算され尽した素晴らしい経営判断の閃きを感じさせられる経営者がいます。

企業という組織は、ど真ん中に華のある人間がどっしりと腰を据えて座っていなければ発展できないものです。全国を巡っていると「なるほど」という経営者や優秀なスタッフに巡り合うことがあります。

人間には、経営者でも社員でも、その人間に与えられた天分というものがあります。これは、生まれながらにしてその人間が持つ宿命であり能力であり、才能であるともいえます。

天賦の才に恵まれた「華のある」人間には一般的に不可能と思われることでも、天が与える「時」が来れば必ず事を為す力があります。

凡人との違いは、「物事が見える」ということなのでしょう。
普通の人間にはない、全ての経験を力にする能力、それに基づく瞬時の判断力、他人の心を見抜く能力。予知能力などもあるといえます。他人が見たら不可思議に見える事でも、至極当たり前の事象として簡単に対応処理する事も可能なのです。

親が創業した仕事や資産を引き継ぎ、本人としては一生懸命汗を流し必死で労働しているつもりでも「華」がなければその仕事は衰退してしまいます。

もし、あなたが創業者であれば、創業時のアイデアやモチベーションやリスクテイクを絶対に忘れてはいけません。

政治も経済も大きな曲がり角。節目を迎えた今こそ、ビジネスチャンスが到来です。時代の節目を肌で感じ取り、経営者自らが自分で仕事を創造する能力が問われる時代です。

その意味では、起業家の時代が再来しているのです。

SS業界という開発し尽くされたビジネスフォームの中で勝ち残り、さらに上を目指すとしたら、経営者自らそれなりの工夫と努力が必要な事は当然です。

こんな時代を苦しいと感じる経営者。
勇気を持って勝負に挑む経営者で大きな格差が生まれます。

いまこそ、経営者自身の「華」と人生キャリアが問われています。
ここからが、ビジネスの本当の正念場です。

ただ、汗を中しているだけでは何にも生まれません。与えられた商売をどんなに忠実に消化していても、それは単なる自己満足なのかも知れません。
知恵と勇気と決断が勝負です。

判ったような事を言っている人間ほど実は怠慢で現実逃避しているケースが多いのです。

一生懸命に考え、悩んで大きな「花」を咲かせましょう!
チャンス到来です!

企業経営にもマニュフェスト

2007年07月30日 20時19分12秒 | Weblog
経営者が社員に対して選挙の時の候補者や政党のように、目標となる経営指針を「マニュフェスト」として提示する事は大切ですね、もちろん既に経営企画会議などでいろいろと話し合っていらっしゃることでしょう。

しかし、社員に具体的な経営計画を提示することは経営者自身の自覚にもつながると思います。自分でみずから公約をすることで目標達成意欲もわいてきます。

企業というものは、業容拡大に伴い当然のことながら業務スキルも大幅に変化します。社員の意識が低いままでは会社の成長についていけなくなります。

逆に、権限のはき違えなどによる企業としての意思決定に関して大失敗が発生した経験もあります。難しい事です。

我々のようなシステム会社では、クライアント企業の規模やレベルの変化により業務スキルが急速に変化するわけですから社員の意識改革も大変です。

当社は今年から、来年にかけて色々と試行錯誤の時期が続きます。
人材確保と育成はどこの企業でも永遠の課題なのでしょう。

現在、当社の経営マニュフェストを自らつくっています。
自ら勉強してみましょう。

寝不足ぎみです

2007年07月30日 06時14分40秒 | Weblog
参議院選挙の結果を見ていたので寝不足気味です。
国民の政治意識も変わってきたようです。

政治談議は新聞やテレビでご覧の通りですが、経済環境などからも目が離せない状況です。

米国の株価下落、自民党大敗を受けて、今日の株価がどうなるのか?
色々な面で大きな変化の予兆です。

「美しい国づくり」と増税という曖昧な政策に対する国民の理解の結果なのでしょう。

古い友達

2007年07月29日 07時24分27秒 | Weblog
本日は参議院選挙投票日。

「何か」が変わる日になれば良いですね、期待しています。

昨日は懐かしい友人から連絡がありもうすぐ退職するとの事。他人事ながら同世代の人間が企業最前線から退くということは何か寂しさを感じます。

再三、書いている事なのですが、我々の世代はこれからの人生、それぞれが素晴らしいライフスタイルを具現化できるよう努力しようと話し合いました。

会社を辞めて給与を得るために「求職活動」しているようではしょうがない。
さりとて、ゴルフくらいしか趣味が無いのもつまらないものです。

いままで真剣に生きてきたら、彼にもそれなりのキャリアがある訳ですから、これからの人生。何か生き甲斐のある事を考える必要がありそうです。

人生の中で、自分自身のキャリアと実績を見直す時期です。
生きていく上で「為すべき事が無い」ほど意味のない事はありません。

頑張ってください。

どうなるんでしょうかねぇ~~~~~

2007年07月28日 09時00分08秒 | Weblog
明日は参議院選挙だというのに、米国株価は昨日と続いて二日間の大幅下落です。
日本の株価もご覧のとおりです。

年金問題に赤城農水大臣などの資金問題。さらに原油高で株価がこの状態で明日の投票日を迎えるわけです。
それでなくてもアゲインストの風にさらされる自民党はどうなる事やら、それでも当選挙区の山本一太候補は選挙カーでロックを流して余裕です。選挙でロックなんて初めて聴きました。

私は本日不在者投票に行ってきます。

私の友人は投票したい候補者も政党も存在しないということで棄権も意思表示といっていますがどうなんでしょう・・・、今回は投票率も高いような気がします。
国民は怒っていますね、暴動が起きても不思議じゃない状態だなんていう方もいらっしゃいます。

昔は選挙となると、呼び出されてあれこれ忙しかったのです。選挙中にゴルフ場でプレーしていたら候補者でもないのに怒られたこともあったっけ、現在は気楽な傍観者です。

どうも、二世議員ばかりで、庶民離れしていて政治に真実味が無いように感じられるのは私だけなのでしょうか?
三・角・大・福・中の時代はよかった。特に田中角栄の時代は演説を聞いていても楽しかった。

最近の赤城大臣のあの絆創膏だらけの顔、あれはいけませんね、貧相に見えてしょうがない・・、とても東大出の秀才には見えません。

「天下分け目」で与野党逆転と騒がれています。いよいよ二大政党による伯仲の時代に突入するのでしょう。お互いに対立軸を明確にして判り易い政治をしてもらいたいものです。共産党と社民党以外はみんな同じ事を言っているように感じられてしまいます。

地方都市のシャッター商店街などを見ていると、東京と地方都市の格差はますます拡大していますがはたして政治で解決がつくものなのか疑問です。

一般経済は確実に低迷中だと感じている方が多いようですが、政治家は景気が回復したといいます。どうもこの辺も理解できませんね、景気がいいのは大企業だけで中小零細企業は景気の回復感を実感できていませんから相当な反発もあるはずです。

大銀行などの金融業の収益回復が云われますが、過去の累積損があるので未だ納税はしていないのだそうです。国民の税金を使って救ってもらった銀行などの大手企業が回復しても、地方の信金などの不良債権はまだまだ多いのだそうです。

地方の中小金融機関はこれから合併して不良債権処理をするところも多いようですからこれからは、地方中小企業の倒産が増加するという事です。実際、関東地方では倒産企業の負債額は減少しているのに倒産企業数は増加している訳で、小型倒産が増加中なのだそうです。

一般的に自民党は過去において、選挙前には経済対策を行い、株価も上げてから選挙に立ち向かったものでした。
今回ばかりは、周辺環境が悪すぎる。

今日は部屋の掃除と洗濯をしてから、料理レシピを見ながら凝った男の料理などに挑戦してみようと考えています。冷えたワインでディナーと洒落こんでみようと思っているのです。

誰と食べるのかって??
それは、ヒ・ミ・ツです。


好調な石油ビジネスの業態とは

2007年07月28日 07時33分56秒 | Weblog
SSビジネスは儲からないと嘆く経営者の方が増えてきました。
しかし、一概に石油関連ビジネスとは言っても業態は多様です。

SS(ガソリンスタンド)経営はあくまでも、石油流通ビジネスのなかでの一つの業態です。異論はあるでしょう。しかし、SS運営という業態は誰でも出来る最も単純で簡単な業態なのです。セルフともなればオペレーションはより単純です。従って軒数も多くて競争も激しいということになります。経営ノウハウが少ない分当然価格競争も激しくなる訳です。現金売りに徹すればキャッシュフローにより資金力格差も克服できます。他社よりも安く売ってボリュームによるキャッシュフローを目指す自転車操業のような業者も増加しています。

そうなると、仕入商品が不良在庫になる事も少ないビジネスですから、仕入れの工夫は業転価格情報くらいです。しかし、WEBサイトなどでは業転流通価格がさらされています。一般消費者にも仕入価格が判ってしまうという変則的な状況が発生しています。

現在の様に商品の値上げがあれば、テレビや新聞のメディアが上げ幅までも報道しています。価格動向の情報が販売業者と消費者で同時進行する変則的なマーケットとなっているわけですから、昔のような便乗値上げなんてできるはずもありません。

「油外収益」に販売技術が必要だという方もいらっしゃいます。しかし、他のビジネスと比較したらそれほどの専門的な販売知識を必要としません。

しかし、一つ上流の中間流通となるとかなり複雑ですね、日本でも米国のジョバーの様なビジネス形態を目指す企業が増えています。蔵取り専用の大型自社ローリーを所有している企業も増えています。

受発注システムの構築により、圧倒的な省力化をはかりデイトレーダーのようなCOD(キャッシュ・オン・デリバリー)の取引流通も増えています。

大口消費者や業者間流通では金額ベースでの与信限度額管理、数量ベースでの「枠管理」なども常識化しています。

自社貯蔵施設を活用しての配送体制の強化は運用システムを工夫することで競合企業との格差をつけるために有効となっています。しかし、石油流通データの処理はかなり複雑ですね、商流、物流、勘定系データ、情報系データなどが複雑に交錯します。特徴業者ともなれば軽油税申告帳票の作成作業なども伴います。軽油税申告額が大きければ還付金収益は大きな収益源となっています。実際、4店舗のSSだけでも某特徴業者は月間600万円の申告還付金収益を確保しています。

SS店頭のみで軽油を販売している業者などでは想像できないプロとしての流通処理が求められます。例えば「パトロール給油」から「定期配送管理」、さらには工業用潤滑油の販売管理などもあります。

現在の石油流通ビジネスでは、あるレベル以上の領域では専門化しておりかなり高収益化しています。システムを駆使しての流通処理などにより業務コストも大幅削減も可能となっています。

はっきり言えば、このレベルまでいければ、石油流通ビジネスも安定収益を確保できる訳です。

この分野では、当社のようなプロフェッショナルな専用ソリューションが大きな経営効果を発揮しています。

灯油配送システム「雪ん子」は石油外販システムの入門編ともいえる訳です。

少ないスタッフでより多くの流通量を合理的に処理することで、確実に収益性が向上しています。

SS店頭運営ビジネスは経営者がどう考えているかは別として、ビジネスとしては単純な入門編なのです。しかし、インディペンデント(独立系)としての流通ビジネスに関しては、どの企業でも出来るというわけではないでしょう。

経営者の意識と能力が問われます。
インターネットで消費者と業転価格情報を共有しているレベルではとても太刀打ちできません。知識と情報力が問われるプロとしての世界となっています。

この部分では大きな格差がついてきた最近の石油流通業界なのです。

一般業者が店頭でスロットルマシーンのようなもので拡販を目指しているあいだに
大手商社や元売りにも負けないERPシステム構築まで完了している有力中間業者が急増中です。それらの業者が今後「セルフ」に力を入れる時代が近いようです。まず、自社流通体制と仕入調達コストを根底から構築し、改めてSSビジネスに再参入する事になります。これは競争力のある米国のジョバーのような業態です。

「石油ビジネス次の時代」の夜明けが確実に近づいています。

やはり、石油流通ビジネスでも格差拡大の時代なのです。

ゴルフ関連ビジネス・スタートに際して

2007年07月27日 16時52分07秒 | Weblog
ゴルフ場運営管理システムの開発段階も一段落、サポート体制から課金手法も含めての最終確認段階です。

「難産の子は大きく育つ」といいます。
トラブル続きで本当に苦難の開発作業でしたが、既に初期段階での企画よりも反響も高まっています。振り返れば、いろいろと難関がありましたが既存ビジネスの営業収益のみでこれだけの開発経費を何とか捻出できたわけですから凄い事です。

今後はシステム営業に関するスタッフ育成やら体制創りで忙しくなりそうです。ゴルフのプレーそのものが好きで仕事をしたいという人間はたくさんいますが、ビジネスとなると話は全く別物です。システム営業に素人の自己流は絶対に禁物です。

まさにERPソリューションの真髄ともいえる業務に特化したソリューションで素晴らしい出来栄えだと自負しています。試行錯誤で時間と経費がかかった分だけ中身も濃くなりました。

麻雀が好きだから「雀荘経営」、ゴルフが好きだから「ゴルフ練習場」を経営している人はたくさんいます。酒を飲んで唄っているのが好きでカラオケスナックのマスターになる人もいます。

自分の趣味や好きな事をビジネスにすると「ミイラ取りがミイラになる」という訳で、これからは私自身の冷静沈着なビジネスセンスも問われそうです。
きっとゴルフが楽しくなくなるはずです。「日曜日くらいはゴルフをしたくはない」なんて感じてしまうのかも知れませんね。

そしたら、何か別の趣味でも考えなくてはならなくなりそうです。

今後は優雅なライフスタイルを過ごしたいと思っていましたが、まだまだ忙しくなりそうです。自分の時間をいかに上手に活用してストレスをためこまないように工夫する必要もありそうです。

本日はA君に今後の業務拡大に伴う心構えを叩きこんでいます。
気合いが入ります。

明日も炎天下のゴルフです。

夜間の作業

2007年07月27日 14時14分33秒 | Weblog
夏場は熱くて、オフィスでエアコンを効かしても落ち着いた仕事ができません。
現在新しいソリューションの最終検証とビジネス企画の立案作業をしていますが、どうしても夜間作業となっています。昼食をとってから昼寝をして夜中に起きだして作業をしています。

特に週末から日曜日は落ち着いて仕事ができるのです。
昼間は近くのゴルフ場でプレーして、帰ってから昼寝をして夜中に仕事をします。

私の生活パターンを知らない人間は、コアラの様に昼間は寝てばかりと思っているようです。サポートセンターの片隅にある汚れたソファーで熟睡してしまいます。なんとも不謹慎な社長のように見えてしまいますが、仕方がありません。

夜中に窓を開けて蚊取り線香をつけて作業をしていると、線路が近いので夜行列車がうるさくてしょうがない。
寝台車やら宴会列車やら貨物列車やら夜行寝台列車など鉄道マニアなら嬉しいのでしょうが私にはうるさくてしょうがない。
さりとて、エアコンをつけると変な冷たさで体に悪そうです。

今夜も、蚊に刺されながら頑張ります。
ポリポリ・・・ウ~~~ン


月刊ガソリンスタンド誌8月号

2007年07月27日 13時55分29秒 | Weblog
冬場の主役「灯油」で活路を開く!

灯油ビジネス特集をご覧ください。

配送システムを生かし 灯油商戦を勝ち抜く
「ゆきんこWEB受注システム」掲載中。

全国で無敵の快進撃を続ける「雪ん子」の特集です。

毎年バージョンアップを行い、最新のIT環境で御活用いただけます。

是非ご覧ください。