ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

社員そのものが最大の課題

2009年03月31日 15時58分12秒 | Weblog
世界的な大不況で企業には課題が山積というわけですが、最近では「人材の課題」を挙げる経営者の方が増えています。

「人材の課題」について、よく内容を聞いてみると、幹部社員の経営に関する危機意識の希薄さを挙げるケースが多いのに驚かされます。

こんな時代です。経営者であれば確かに誰でも危機感を持って日々の経営に臨んでいるわけですが、
幹部社員などが気楽に構えていると腹が立つわけです。
経営者と社員。経営や景気、企業としての危機意識に関する「温度差」があまり大き過ぎるとうまくいきませんね。

さりとて、経営者があまりにも悲観的なことばかり話していると、
社員が委縮してしまうというわけで、これも困ります。

経営者や企業が資金的な課題などを抱えていても、
社員が全く気にもしないで気楽な事を言っていると腹が立つことが多いようです。

経営者と社員が課題を共有して、協力し合って課題解決に向けて努力する。
言葉で言うのは簡単ですが、難しいことですね。
そのためには、風通しのよい組織づくりが大切です。

こんな時代ですから、給料が上がらない。逆に手取り収入が激減などという話もよく耳にします。

企業に携わる人間として、最低限しなくてはならないこと。
逆にしてはならないこともあるわけですが、
こんな時代ですから、それらの企業としてのルールを守れない人間がいると、普段は目立たなくてもこんな時には目立ちます。

そんな、「ダメ人間」をどのように処遇するか、頭が痛いところです。
経営者として「人材の課題」を上げる方の気持ちがよく理解できます。

このまま、この景気が続くと、本当に無能な人材は仕事がなくなりますね、
そんな気がする、昨今の雇用状況です。

雇用する側であっても、雇用される側であっても。
本当に厳しい時代がやってきそうです。

「人生、勝利への道」、発想と行動の原点

2009年03月31日 04時17分52秒 | Weblog
須賀さん・・、なにか、儲かる良い仕事はないだろうか・・・・
こんな時節ですから、経営者の方に会うたびにこんな声をよく聞きます。

確かに、誰でもそんな事を考えたくなるこの景気です。
最近では挨拶のように出てくる言葉なのですが、真実味のある本音の言葉のようにも聞こえてしまうこの頃です。

一概に「儲かる仕事」といいますが、それを提案したり、探すことは非常に難しい課題です。
今の時代。経営者であれば、誰でも必死で求めている課題なのです。

いえ、経営者ばかりではありません。
サラリーマンだって、リストラされた失業者だって、「食うこと」に必死なのが今の時代です。

家族や社員を食わせていけたら。それだけでもうありがたいという方もいらっしゃるでしょう。

しかし、経営者として、実業家として生きていくとしたら、
今の時代は、青雲の志に胸が躍る、波乱の時代なのです。
こんな、経済戦乱の時代ですから、「乱世の英雄」も生まれます。

成功するビジネスの条件とは、やはりニーズがあることが原点だと思うのです。

しかも、能力や才能などの条件で自分にしかできないもので、
世の人に求められる才能や能力でもあれば、最高ですね。

歌手が歌を歌ったり、画家が絵を描いたり、作家が文章を書いたり・
世には個人の才能で好きなことをしていても「自然に・」お金が儲かる才能豊かな人たちが存在します。

スポーツ選手などもそうですね、自分の好きな事に一生懸命励んでいると結果として、
一般人には手の届かないお金を稼ぐことができるわけです。

普通の人間が見たら、一流のプロゴルファーなんてうらやましい職業のように見えます。
ゴルフをしながら、楽しくお金を稼げるとしたら確かに最高ですね。

しかし、ほとんどの凡人に、いまさらそのような才能を磨くほどの余裕があるはずもありません。

そんな、「プロ」と呼ばれる人たちの実際の話や生き方を目の当たりにしてみると、
一般の人間には不可能な努力をして、耐えられないようなプレッシャーの中に身をさらして生きてきたことがよくわかります。
そして、現在でも自分のステータスを維持するために必死の努力をしています。

プロゴルファーなんて、「一流中の一流」でなければ、本来のプロとして生きていけないのが、今の時代なのです。
ですから、トーナメント競技に出場できるだけで大変なことなのです。

若いけれども、ゴルフ場のレストランでウェイトレスをしたり、
雑用をこなしながらプロを目指して必死に努力している若手を見ていると、自分としては何か応援してやりたくなります。

そんな一流を目指す、若い人達は「若さと時間」を賭けて日夜努力しているわけです。
目的を達せられなければ、その間に費やした時間や流した汗はすべて無駄になるというわけです。
しかし、長い人生の中で、真剣に努力をしたその期間の汗と涙は、仮に目的を達成できなくてもその後の人生に必ず役立つはずです。

ビジネスにおける、成功もスポーツの世界の成功も似たようなものなのです。
「費やした時間」と「流した汗と涙」の量によって成功の確率が高まります。

破れて地にまみれた、その「悔しさ」を知るものでなければ、理解できない勝利の喜びというものがあります。
フロッグで成功して、その流れだけで生きていける人間などいるはずもないわけです。
すべての成功の陰には、必ず表に見えない、汗と涙があります。

ある意味、敗戦や失敗というものは「大きな成功」への近道だとも思います。
今一歩の惜しい敗戦。大きな失敗。それに伴う悔しい思い。
一度や二度の失敗や敗戦で挫折している場合ではありません・

失敗を恐れているから、行動できない二世経営者諸君。
君たちに一番必要で「成功への近道」は、挫折と失敗と敗北感なのです。

「土俵の砂付けて、男を磨く」

実業家たるもの、サラリーマンの意見を聞きながら、
失敗を回避するだけが「経営の知恵」だと思っていると、
本当に立ち上がれない「失敗」をします。

自分の責任と意思で体験した失敗なら、自分自身で立ち上がることができるものです。

行動力の無い、部下や組織こそが競合他社よりも怖いビジネス最大の敵だと知るべきですね。

失敗を恐れないこと。
失敗こそが経営者をより大きく育てます。
再び立ち上がって、「勝利の道」へ向かって、がんばれ!

迷ったら、私に相談しなさい。任せなさい。

危機管理

2009年03月30日 05時40分39秒 | Weblog
人間には個人だけでは回避できない、災難や危機というものが発生します。
しかし、この進んだ時代に、人間によって人為的に造られる人類の生命の危機というものが発生するとしたら、
それは、想像もできない馬鹿げたことです。

「そんなことが、起こるはずがない」とのんきに構えていると、
いつの日か「その日」が来て、懸念された事態が現実のこととなってしまう。

昨年の「暫定税率問題」もそんなことが起こるはずもないと悠長に構えていたわけです。
しかし、その後は忙しかった。
当社の軽油税納税管理システム『D-TAX』が注目を浴びました。
全く予想外の、当社にとっての嬉しいそんな事態も発生することがあります。

四月という月は、エイプリルフールです。
予測もできない事態が発生します。

今年の四月は北朝鮮による「ミサイル飛来の危機」。

「嘘だろう!!」なんて思うほど、馬鹿げた懸念なのですが、
本当に、他の国の頭上に向けてミサイルを撃つ国が、現代のこの時代に存在するわけです。
春先は、頭がおかしくなる人間が出てくるのでしょうか・・・

所詮、人類というものは大きな、大きなタライのようなもの(地球上)の中に生きていて、
その運命なんて、タライが流れる大きな運命によって左右されているのでしょう。

動物だって、観察していると意味のわからない行動をとって絶滅する事もある訳です。
たとえば、蜂同士でも、ミツバチの巣を襲って絶滅させるスズメバチの軍団。
北朝鮮がスズメバチで日本がミツバチなんて絶対に思いたくはないですね。
防衛や報復しなくてはならないとしたら、やはり戦争というものが具体的な危機となってくるわけです。
怖いですね、いやでも、何でも「危機管理」が必要となってきます。

ところで、社民党の党首は。
「北朝鮮のミサイルを迎撃して、我が国がMDミサイルで撃ち落として、その破片が落下したら日本国民が被害を受けるから、迎撃は止めたほうが良い」
というような、意味のことを話したと報道されています。

日本国民の生命と財産を守るべき日本の政治家が一体何を考えているのやら。。。

アメリカでは、その「ミサイルがアメリカ本土に危害を与える可能性がない限り、
迎撃の可能性はない」と言明しているようです。

日本も、自分の国は自分自身で守らなくてはならないわけです。

本当に、難しい時代です。
世界同時不況とも、相まって、世界は危険な状態です。

国際的な、人類の生命の危機が起きたら、経済問題なんて吹き飛んでしまいます。

まさか景気対策の「戦争」なんて・・・・、心配ですね。

それにしても、我が国の政治家、大丈夫なんでしょうか???

二世議員やタレント議員ばかりで心配です。

月刊ガソリンスタンド誌、「変わるビジネス変わるシステム」

2009年03月27日 17時36分44秒 | Weblog
月刊ガソリンスタンド誌に掲載中の「変わるビジネス、変わるシステム」の反響が大きくて、
直接お問い合わせやご質問を頂くことが多くなってきました。
ありがとうございます。

自分の原稿が、業界誌に掲載され改めて読み直してみると、
「ウ~~~ム」と唸ってみたり、
「もっと違う表現にしたら良かったな」とか思う部分もあるわけですが、
まあまあ、これで、いいだろうと。これが、本当の自画自賛というものです。

しかし、好きなことを書いているわけではなくて、ビジネスの課題ですから、
実は、毎回テーマと内容を決めるだけでかなり苦労するわけです。

自分の生涯で、若干でも「原稿料」なるものを頂戴出来ることがあるなどとは、
全く、考えてもいなかったことなのですが、実際のところ嬉しいものですよ。

お陰で、ヨネックスの石川遼モデルの「ナノブイ」アイアンを買ってしまいました。
家内にも、ミズノのJPXドライバーとコプラのアイアンとスパイダーのパターを購入しました。
いずれも、ヤマダ電機のゴルフコーナーで、値切って買いました。
実は、ヤマダ電機のゴルフコーナーは私の毎日の散歩コースなのです。
販売スタッフとは、いつの間にか顔なじみになってしまいました。
万歩計も購入しましたので、今後はなるべくカートに乗らないで歩くことにしましょう。

本日は週末です。気楽な気持ちでプログも書けます。

実は、先ほどまでゴルフ場へ行ってました。
いえ、プレーではなくて仕事です。
月曜日に始める、ある作業の準備と打ち合わせです。

昨日に雪が降ったので、本日は休業でした。
スタッフが雪掻きをしているのかなと、差し入れ弁当を持参で行きましたが、
さすがに、雪は一つもなくて、結構な御日和です。
こんな日に、休業したのは間違いでした。

プロを目指して、毎日頑張っている研修生の一平君と、
誰もいないフェアウェーへ出て二人でボールを打ってみました。
彼は、以前から私の持っているパターが欲しくてしょうがない、
月曜日からはキャディマスター室でのシステム稼働で頑張ってもらわなくてはなりません。
仕方がないから、「俺に勝ったら、パターをあげるよ」、
「本当ですか?、ありがとうございます!!」
「バカ野郎!、もし、勝ったらの話だよ。」
「だから・・・、ありがとうございます」

てな訳で、ハーフだけの勝負でした。
結果は、完敗で、パターを取られましたので、また、ヤマダ電機に新しいパターを買いに行く羽目になりました。

今日は、仕事も順調、来月分の原稿も仕上がって、気分は最高です。
うちの、カアチャンはエステのタダ券をもらって張り切っています。


花冷えの春

2009年03月27日 06時29分06秒 | Weblog
もうすぐ桜の花が咲きそうな気候になったと思ったら、昨日から再び冷え込んで、冬に逆戻りのような気候です。

石油ビジネスも「花冷え」といったところです。
昨年の秋口あたりと比較して収益構造が急速に変化していますね。
この商売では「下げで儲ける」パターンしか利益が出せないようです。

ここ数年を振り返ると、いったん急騰した市況が下げに向いたとき、
値下げのタイミングを遅らせる事で利益が出るというパターンが定着しているようです。

「もうすぐ春だ、桜が咲きそうだ!」と期待している頃なのに陽気が定まらず、
期待に反して一時的に冬に逆戻りすることを「花冷え」というそうです。
季節のことですから、あくまでも「一時的」なことで、間違いなく「春」はやってくるわけです。

ビジネスにも四季のようなサイクルがありますね。
しかし、ビジネスのサイクルは周期が変則的ですから「その先を見抜く眼力」が問題です。
大きな声では言いにくいのですが、
石油業界にとってはオイルショックのような「千載一遇のチャンス」もたまには到来することもあるわけです。
「次にくる石油ビジネスの波」がいつ、どんな形でやってくるのか?

どんなビジネスでも、毎年収益が好調なんてことは絶対にあり得ません。
まして、石油という「商品」は国際戦略商品なのです。
軍事的な危機や産油国の政策、国際金融ともリンクしている、グローバルな商品ですから非常に複雑な動きをするわけです。

昨年の今頃は「暫定税率問題」で大騒ぎでした。
その後は市況が大暴騰。その後の動きはご承知のとおりでした。
何が収益に貢献するのか、どんなことがプラス要因となるのか全く予測がつかないのが石油流通ビジネスだといえるでしょう。

日本の自動車産業が低迷するなんて誰も予測しなかったはずですが、
現在は、外的要因によって経営環境が大幅に変化しているわけです。

経営というものは、大局的な見地と目先の動きと、常に冷静に両方の目配りが大切です。

いつも、目先の市況だけを追いかけていると、
一番大切な経営の「大局」を見失うことになります。

古来、「あわてる乞食は、貰いが少ない」と申します。
ここは一番、経営者にとっては難しい局面ですね。

最近の石油業界を、客観的に、冷静に見渡していると、
販売店(サブ店)レベルの中小業者が当座の業転マーケットなどの価格動向に右往左往しているように感じます。
常に業転市況の底値情報を追いかけている業者が増えているようです。

一部では、市況価格情報などを収集してビジネス化する業者もいるようです。

商売ですから、「買い」もあれば「売り」もあります。
常に、販売店(サブ店)にアンコの無い、饅頭の皮だけの商売を強いられては、「売り側」もたまったものではありません。

サブ店対策に悩む特約店経営者の嘆きも増えています。
私は、特約店、販売店のどちらかの肩をもつものではありませんが、
今後、日本の石油業界の流通はかなり大きな変化の時期を迎えること。
そして、そのことが業界自体の淘汰を大幅に進めることになるとみています。

「そんな事、すでに、始まっている」と言われる方がいらっしゃるかもしれません。
しかし、私が言いたいのは、今までよりも速い速度で動きが出てくるはずだと考えるからです。

大手ディラーでも、永年にわたるサブ店対策の見直しが開始されそうです。
「新仕切り体系」に基づく販売戦略がようやく地に着いた形で動き出しています。
「与信限度額」の再確認、決済条件の確認、ボリュームインセンティブ、などの見直しに本格着手している大手ディラーも増えています。

「新仕切り体系」は「買う側」だけの論理ではありません。
「売る側の仕組み」と言ったほうが正しいと考えるのは、私だけでしょうか?

商売は、売り手よし ・ 買い手よし ・ 世間よし
昔から現代にまで受け継がれる三方よしの理念が、改めて心に沁みることになりそうです。

「新仕切り体系」が日本の石油ビジネスの新たな「モラル」として定着し、
健全なビジネスとして業界の発展に寄与できるように、運用されることを祈っています。

ストレッチ経営

2009年03月26日 08時55分36秒 | Weblog
昨日、友人の伊藤君の勧めで「ストレッチ教室」へ生まれて初めて行ってきました。

今まで、何度かスポーツジムに言ったことはありますが、継続できません。
たまに、素晴らしいプロポーションの可愛い外人のお姉さんが来ていて、
何度か「目の保養」をさせてもらいましたが、
自分がハツカネズミになったような、「あの機械」はどうもよくないですね。
好きになれません。

大体において、機械の周りが、ガラス張りで自分の醜いお腹の体形が映りっぱなしでは、
さすがの私でも、前や隣に、美しいお嬢さんが来ても、とても声をかける気にもなれませんよ。

ガラス張りで興奮したのは、昔のラブホテルくらいのものです。
あれは、よかった! 
ベッドもグルグル回って、メリーゴーランドのような雰囲気で興奮したものです。

筑波山のガマだって、己が醜い姿を鏡に映して、タラ~~リ、タラリとアブラ汗をかくわけで、それが有名な「ガマの油」なのです。


ところで、自分の会社の業態や経営内容について、鏡に映してみたらどんなことになると思いますか?
やわらかい話から、急にヒヤッとするような話題に切り換えるところが、凄いですね。

客観的に自分の会社やビジネスフォームを冷静に見直してみると、色々なアイデアや改善点を見出すことができます。
私は、お風呂に入って本を読んだり、仕事の事で考え込んだりしています。
たまには、家内が心配して見に来るくらい、ぬるい風呂に浸かって考えることが習慣となっています。

昨日のストレッチでは、いつも肩が凝ったり、肩甲骨が痺れていたりのディスクワークによるストレスが本当によくわかりました。

マッサージは月に二回ほど、自宅にマッサージ師を呼んで二時間も掛かっています。
しかし、ストレッチとマッサージは全く違うものだということがよく理解できました。

「ストレッチ」は、自ら能動的に体を動かしながら自分の体の劣化している部分を呼び覚ますといった感じです。
動かずにただ寝ている「マッサージ」とは根本的に違うようです。
トレーナーの支持どおりに自らの体を動かすことで、忘れていた筋力が復元しそうです。

それにしても、痛かったです。
しかし、終わってからの爽快な気分は久しぶりでした。

体の関節がバリバリと音を立てているような感覚です。
自分の筋肉と体力は、システム屋になってから本当に劣化していたようです。
これから、もう一度自分の体を本格的に見直して体調管理に努めます。

というわけなのですが、やはり自分は「ビジネス命」の人間なのです。
自分の会社も「ストレッチ」をしてみようかなと考えてしまうわけです。
普段使っていない、筋肉(右脳・左脳など)を使わなければ、頭も劣化してしまいます。
ですから、常に新しいことにチャレンジしましよう。
企業として、常に新鮮にそして無駄を省いて、必要な能力をより強化すべきだとも考えています。

「ストレッチ経営」、
自社の潜在的な力を回復させて維持し、常に企業として全力が出せるようストレッチを行います。
体に無駄のない、筋トレに励みましょう。

徐々に社員が増えてきましたが、若手もベテランもバリバリと「ストレッチ」で鍛え上げて、体力と気力と筋力アップに努めます。

今度ばかりは、私自身の「ストレッチ」による筋力回復と減量計画は「本気モード」に突入しています。

同時にビジネスも「ストレッチモード」に突入です。

侍ジャパンの「日本力」

2009年03月26日 06時00分14秒 | Weblog
きょうも元気に、おはようございます!

それでは、今朝の朝礼を始めます。
最初に、私の講和です。

WBCにおける、侍ジャパンが世界中で評価されているようです。
久し振りに気分が良い話題です。
原監督の「日本力(にほんちから)」という言葉が心地いいですね・

日本としての「力」。
そうです、日本人は、そして、日本という国家は潜在的なパワーを持っているのです。
「野球」を通じて、改めて日本人の力に自信を持たせていただきました。

アメリカにとって「ベースボール」は国技です。
日本の柔道がオリンピックや世界選手権で金メダルを他国に奪われた時、
当時、柔道少年であった自分は、寂しい思いもしました。
しかし、少し大人になったら、日本で誕生した「柔道」が世界に認知されたという事実と、
自分自身が柔道を学んできたことに少しばかりの嬉しさを感じたものです。

よく「野球」と「ベースボール」の違いが指摘されます。
全く同じルールで戦うスポーツなのですが、
国民性などにより、いつの間にか戦い方に独自性が出て来るわけです。
それが、国家や人間の「個性」や「文化」というものなのでしょうね、

体力があるアメリカ人の「ベースボール」に対して、チームワークと小技が冴える日本の「野球」。
韓国はベースボールだったのか、それとも野球なのか意見は分かれると思いますが、
ホームベースに国旗を立てるところなどを見ていると、
韓国でも、それなりのスポーツとして育っているように感じられます。
さしずめ「キムチ野球」といったところかな・・

私の感性で、食べ物に例えると、さしずめ
アメリカ・ベースボール :ドでかい、草履のような「ステーキ」
日本 ・ 野球     :上等な「寿司」(回転すしではない)
韓国 ・ ベース球   :キムチタップリの「プルコギ」
といった感じです。

山下清さんは「兵隊の位で言うと・・・」でしたが、私の場合、
《最近はダイエット中で常に空腹なので、何かと食べ物に例える癖があるのです。≫

ところで、日本の石油ビジネスでも同様のことが言えますね、
「ガソリンスタンド」と「SS」。
「サービスステーション」なんていつ頃、誰が名づけたものなのか、
いつの間にか「SS」という言葉が業界に定着しているわけです。


ちなみに「SS」という名称は一般的な消費者にとってはなじみが薄い言葉なのです。
ためしに、道を歩いているオジサンやオバサンに「SS(エスエス)はどこですか?」と聞いてみてください。
ほとんどが「?????」となるはずです。
「ニュースステーション」と間違いやすいかな・・。

「サービスステーション」という用語は石油業界だけでなく、
色々な業界で顧客に対するサービスステーションとして使用されているような気がします。
「顧客サービスセンター」、などなど何の「サービスステーション」なのか
現代では類似する用語が多すぎてわかりにくい用語となっています。
子供だって、車に乗っている人だって、「エスエス」だけではわからないケースのほうが多いはずです。

昔、石油業界のあるお偉い方が「SS」ではなくて「ガソリンスタンド」だといったことがありました。
今になって「う~~~ん、なるほど」と考えてしまいます。
自分たちの生業(なりわい)ですから、今になって、こだわった理由がよくわかります。

秋葉原の駅のホームでしたか、今でも「ミルクスタンド」というのがあったような気がします。
チョッとノスタルジックな感じですが、わかりやすくて、
ビンのコーヒー牛乳なんか立ち飲みしたくなりそうです。

『ガソリンスタンド』
やはり、わかりやすくて、好きですね。

ところで、
あなたの会社の経営するガソリン販売スペースは「SS」ですか・?
それとも「ガソリンスタンド」なのですか?

昔からお客様とのふれあいを感ずるフルサービスが、やはり「ガソリンスタンド」なのでしょうかね、
しかし、「セルフ」の業態も「ガソリンスタンド」といった感じです。

それでは、「SS」とはどんなイメージなんでしょう・
「サービスステーション」の略称なのですが、
昔、石油業界が物クレ商法や洗車有料化を推進している時代には
「サービス」なんて言葉そのものが、
消費者に何でもサービスでタダのような印象を与えてしまうからよくないという識者の方の意見があったものです。

「ベースボール」と「野球」。
「ガソリンスタンド」と「SS」
ことほど左様に、言葉というものが与える印象で物事は変化するわけです。

私の、個人的な好みでいえば、
やはり「ガソリンスタンド」のほうが好きですね、
一般的な消費者の方、誰でもわかる言葉のほうがわかりやすいような気がします。
私は、「SS(エスエス)」という呼称については、
今後、普段業界人同士で話す場合だけの言葉として使用するようにしましょう。

それでは、皆さん
日本の「ガソリンスタンド力」を信じて、
今日も仕事に頑張りましょう!

還暦、新人類世代

2009年03月25日 06時03分17秒 | Weblog
この歳(還暦を過ぎる)になりますと
人間として生まれてきて、今日、なぜこのように生きているのか?
などという事を、ある朝、突然考えてしまうようなこともある昨今です。

運命に左右されたり、自分自身の考え方であったり、
人生感や能力など多様な要素によって人の生き様は其々異なりますが、

ライフスタイルというものは、自分自身が工夫することで、
それぞれの生き方が大きく変わるわけです。

時代背景や自分自身の年齢や生活環境に合わせて「ライフスタイル」を工夫する。
非常に大切な事だと認識はしているわけですが
仕事しか知らない世代の人間にとっては意外と難しい課題です。

昔から、「貧乏性」という言葉がありますが、
よく考えるとあまり賢い生き方ではないように感じます。

自分自身では現在「中高齢者」などという意識は全く無くても、
若い頃、「還暦」なんて聞くとずいぶん年寄り臭く感じたものです。

人間には、それぞれの「個性」と「感性」というものがあるわけですが、
若い頃結婚して、子供をつくり、育て、人間としてまた世に送り出します。

最近、自分の身の廻りを見渡すと、いつの間にかそんな人生の作業を「一応」終了した同世代のご夫婦が増えてきました。

今の時期は、人間としてのそんな「共同作業」を一応終了して、
改めてお互いを見直している時期なのですね。
ここから、改めて男女として、新鮮な恋愛的感情をもって生きていけるのか、

お互いの年老いた顔を見合せ溜息をつきながら、
今日までの生き方を考え、改めて現在の幸せ感を見つめなおします。

そんなとき、女性は改めて「これからの人生の夢」を考えるようです。
そんな夫婦が、今後の素敵な生き方をするにはやはり、
男性の感性がポイントのようですね。

仕事に疲れて、人生に疲れが出ているような「男」では、
女性はこれからの老後の人生に「夢」も持てなくなるはずです。

ですから、中高年齢層の「離婚」が急増しているわけです。

なんだか、「綾小路きみまろ」の漫談のようになってしまいましたが、

団塊の世代が「還暦」になって、こんな夫婦が増えているように感じます。

一応の人生の仕事と課題を終えて、さあ、これからどんな人生を送ろうか・

オヤジバンドでギーターを弾きながら歌うのもいいですね、
夫婦でゴルフもいいですね、
旅に出るのも、楽しそうです。

資産はあっても、自分で稼いだものでなければ、
年老いても旅行も何もできなくてあくせくと働くだけの貧相な夫婦もいるわけです。

「生き甲斐」や「目標」を持たない人生なんて、実につまらないものです。

この歳になっても、全国各地からのオファーに応じて飛び回る。
忙しいけれども、生きがいのある人生です。

業界誌に掲載される原稿を書くことも、生きることに責任感を感じます。
こうして、毎日ブログを書いていたら、お陰様でランキング上位で、驚きです。

今年の春は、弘前城の桜を見たいという家内と桜前線を追いかけて、
日本列島を北上します。

北国にも、私を待っている人がいるわけです。

まだまだ、
「いい日、朝立ち」といった、元気な還暦新人類なのであります。

今日は独りよがりの、ブログです。

毎日、ハングリーです。

2009年03月24日 22時32分10秒 | Weblog
WBCの韓国戦、すごい試合でしたね。
会社の近くのヤマダ電機本社のショールームの、
世界最大の液晶テレビで観戦しました。
まるで、映画のようで迫力がありますね、

やはり、イチローは天才でした。
最後に、やる時にはいい仕事をやるものです。

昼食に駅ビルの食道街に出かけて、
ヤマダ電機本社LABI1のショールームへ行ったら、
駅に人が少なくて、ヤマダ電機のビル中から歓声と拍手が聞こえていたのには驚きましたね。

画面の大きな液晶テレビがたくさん並んでいて、
どれも、WBCの衛星中継を映しているのですから圧巻です。
不景気の中で久しぶりに明るい話題。

昼間に仕事がはかどらなかったので、夜まで原稿を書いています。
明日から、友達とストレッチに通って体を鍛えることになっています。

仕事に、遊びに、体調管理、まことに忙しくて、時間が足りません。

それにしても、今日は夕食が六時半でしたので、
夜仕事をしていると空腹がこたえます。

タバコは止めたし、お腹はすくし、口が寂しくて何か食べたいですね。
しかし、家内は最近冷蔵庫の中身をチェックして「在庫管理」を徹底しています。

いっそのこと、ダイエットなんて中止して腹一杯かつ丼でも食べたいものですが、
あと数日で、病院の先生と定期面談です。
「奥様も同伴で、食事に関するご指導なども・・・」というわけです。

アスレチックにダイエット食。
これから、きっと地獄の減量作戦が開始されることになりそうです。
ゴルフの練習も、家内と毎日行う予定なのですから、先が思いやられます。

原稿の締め切りもありますし、時間が足りません。

四月から、全国各地を飛び回る、スケジュールです。
なにか、ありましたら、お声をかけてください。
メールでも結構です。

SSビジネスの未来。商売は本当に難しい。

2009年03月24日 06時19分37秒 | Weblog
アメリカが公的資金で最大一兆㌦までの不良債権の買い上げを発表。
今月末の我が国の期末を見据えて景気対策も兼ねているのかもしれません。
経済がグローバル化している今日、日本も米国も協調しての景気テコ入れ策と見るべきなのでしょうね。
当座、株価は若干持ち直すはずですが、やはり一時的なカンフル剤だと見るべきです。
こんな時節ですから、投資は慎重にいきましょう。

しかし、未だに日本の景況指数は最悪の様相ですね。
大企業でもまだまだ、過剰雇用でリストラが進むようですし・・
スーパーの売上も最悪の状況という報道です。

言うまでもなく、SSビジネスも同様に全く不調のようです。
どこへ行っても、SSの「油外収益」について、良い話は聞こえてきません。
逆に、ここにきて無理な油外拡販による「客離れ」まで指摘される時代です。
もちろん、SSの「油外収益」は売らなければ収益が出なくて、
アルバイトスタッフなどによるがむしゃらな声掛けが過ぎると、
今度は「客離れ」傾向が出てくるとは・・・、商売というものは本当に難しい・。

実は、当社でも最近、営業用の中古車を購入したのですが、
最近のカーディラーのサービスは凄いです。
売れない時代ですから、カーメンテナンスのサービスも徹底していまして、
これではとてもSSの立ち入る隙はないといった感じです。
車を持ちに来て、エンジン回りからすべてをチェックして届けてくれる時代です。
中古車を購入しても、このサービスですから、新車ならどうなのでしょう。
こんな状況ですから、SSではガソリンを入れるだけといった感じです。

消費者の財布の紐が締まっているだけではなくて、カーディラーとのサービス競争を強いられているわけです。

SS業界では、古くはT・B・A。 
その後は、中古車販売、板金、から洗車まで、いろいろなカーサービスで油外収益を確保してきたわけなのですが、
ここにきて、カーディーラーなどが新車の販売不振でカーサービスに本腰を入れてきており、
今後は非常に厳しい競争を強いられることになりそうです。

カーディラーでさえ、客先まで伺って車を預かりサービスします。
「ガソリンスタンド」のフィールド内での「待ちの商売」の時代はすでに終焉した事を認める必要があります。

現在の日本のSSビジネスの業態そのものに、明確に限界が見えてきました。
現状の業態を踏襲したり、与えられたビジネスフォームだけに固執している限り、
SSビジネスに「未来」は絶対に見えてこないと認識すべきです。

一部の、古めかしいSS経営コンサルタントなどが提唱する、
社員やフィールドスタッフに対する意識改革や啓蒙により拡販を目指すなどという手法については
もはや、二次世界大戦末期の「戦車に竹槍」といった精神論と同様で何の意味も効果もなくなるはずです。

あなたは、私の見解が厳しすぎると思われますか・?
同意、されますか?

店頭ガソリン販売だけではとても必要な収益を確保することは不可能です。

やはり、今後は「商売の切り口」を、外販、宅配を中心とするホームエネルギーの方向に見出すことも、絶対に必要です。

賢明な読者諸兄はすでに「次の一手」に着手しているはずですが
改めて灯油配送を切り口とする、「宅配ビジネス」の可能性なども模索する必要があります。
もはや、「掛声」だけの段階は終わりました。
あとは、行動あるのみです。

「宅配」を切り口とする新たなニッチ(隙間)ビジネスを模索することで「次の時代」が拓けてくると確信しています。
「天然水」の宅配などはすでに全国で展開されていますが、
現在、全国各地で色々なアイデアが具現化されつつあります。
もう少ししたら、ご紹介できるはずです。

ところで、
昨日のWBCアメリカ戦はすごかったですね、久しぶりに気分が良かった。
韓国戦を見ているとイライラしてくるのは何故なのでしょう。

日本と韓国。何かにつけて異常な感情が表面化して来るようでスポーツではないような感覚を感じてしまうのは私だけなのでしょうか。
それとも私自身も韓国戦に対して特別の感情をもって見てしまっているのでしょうか。
今日の韓国戦も、またまた気になります。

ガンバレ! 日本!