ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

軽油税納税管理業務の標準化、『D-TAX』の運用ポイント

2012年06月29日 09時24分52秒 | Weblog

最近、軽油税納税特別徴収義務者(特約店企業)から軽油税納税に関するお問い合わせが急増しています。
例年今頃になりますと軽油税システム「D-TAX」と納税に関するお問い合わせが増えてきます。
理由は「年間差異報告書」などで煩雑な作業を強いられている企業が多いという事が要因となっています。

多くの特徴業者企業の経営者の方でも、「軽油税納税申告帳票」に関する知識は少ないはずです。
運営SS店舗や貯蔵施設などが多い場合などは膨大な集計や手書き作業を要しますが、
実は、表面的には目立たない作業となっており、担当者としては企業貢献度が薄いように見られてしまうことなども多いようですね。

しかし、
軽油税の「還付金」などを収益として考慮しますと、個人別の「収益貢献度」はかなり高いはずです。
複雑な作業ですから、業務の委譲ができないケースも多いようで、この時期になると担当者は頭を抱えて苦労するわけです。

『軽油税納税申告』に関する業務を、何時でも誰でもできる作業として企業内で『標準化』することが必要です。

月刊ガソリンスタンド誌、「8月号」において、
軽油税納税管理に関する情報をお届けする予定です。
是非、ご覧ください。


ガソリンスタンド経営の本質。 プロの世界

2012年06月26日 04時16分55秒 | Weblog

特約店企業といえば『軽油税特別徴収義務者』ということになりますが、
大手特約店企業からの軽油税納税申告に関するご質問が急増しており対応に追われています。

最近では、軽油を大量に使用する大手運送会社や流通関連企業などが「特別徴収義務者」となるケースも増えております。
そのようなケースでは一般的なサブ店や特約店などよりも取扱数量が多いケースもあるため「納税還付金」収入を見込んでの動きです。
そのため、軽油税納税管理システムが必須となっています。

トラック組合単位で共同購入をしている場合などでも、すでに組合単位で軽油税特徴業者となる事を検討するケースが増えています。

最近の消費税増税などの問題で重税感が高まっていることが影響しているのかもしれません。

自家用給油所などを装備している流通企業などは、消費者の立場とはいっても
取扱数量も多いため一般的なサブ店などよりも設備や管理システムも充実していますし専任の担当管理者もしっかりしており特徴業者としての体制が充実しているケースも多いようです。
これまでは「消費者」としての立場でしたが、仕入調達先を元売りとすることで不正軽油の流通などに対する管理意識体制も確立されつつあるようです。
供給側の元売りの立場に立っても大手企業相手ですから、与信管理面でも安心といったところなのかもしれません。

灯油や軽油、A重油などの『中間留分』を中心として日本の石油流通ビジネスは変化しているようにも感じますね。

特に、軽油ビジネスに関しては、特約店企業とサブ店企業の格差は明確に拡大しています。
「軽油税還付金収入」などの収益格差は確かに大きいと思います。軽油税納税額の3%程度が収益となるわけですから仕切り格差どころの話ではありませんね。
さらに、軽油取引に関する「不良債権発生時」の還付請求などの取り扱いに関する優位性などでも大きな格差があるわけです。
少なくとも、特約店企業では発生した不良債権から納税済みの軽油税に関して「還付請求」が可能なのです。

しかし、サブ店企業では軽油税までのすべてが不良債権として「泣き寝入り」となってしまいます。

「納税還付金」と「不良債権発生時の取り扱い」だけ考慮してもこれは大きなハンディキャップです。

いかに、PBだ、業転仕入だといってはみても、「課税済み軽油」を仕入れていては軽油ビジネスとしては勝負になりません。
目先の仕入れ単価だけを追いかけている近視眼的販売業者が行き詰る理由がこんなところにもあるような気がします。

外販の「配送灯油」を強化したり、軽油ビジネスの本質を知ることでガソリンスタンドビジネスは成立します。

もはや、減販が急な「店頭ガソリン販売」だけで、ガソリンスタンドとして成立するビジネスではないということ。

これまで、エクセルなどでマクロを組んで独自に工夫していた軽油税納税管理業務ですが、
本格的なシステム化が進行しています。

石油ビジネスの「本質」を知ることが生き残りの条件ともなっています。
「ガソリンスタンド」だけでは、石油流通ビジネスとして成立しない時代が到来しています。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120622-00000558-san-bus_all


『変化と試練』の時代

2012年06月23日 06時06分56秒 | Weblog

来年までの老朽化地下タンクの改修義務問題とともに、ガソリンスタンド業界の厳しい経営状況が表面化しており、
すでにご承知の通り、一般紙や各種メディアでも報道されています。
石油業界にとっては、非常に切実でしかもセンセーショナルな記事です。

『変化と試練』の時代は確実に到来しています。

ガソリンスタンド倒産ラッシュ 平成24年度は過去10年で最悪に?
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120622-00000558-san-bus_all


以前から申し上げている通り、
SS(ガソリンスタンドという業態)そのものが時代の構造的な変化やエコカーなどの普及により急速に構造的な変革期を迎えているということです。

私は以前から、
SS業界は時代という「大河」の中を流れている「盥(タライ)」の中のアメンボのようなものだと感じていました。
やがて、タライは変化という激流に突入し、大きな瀑布(滝)に達するはずだとも申し上げてまいりました。
もはや、誰にも「SS数減少」の勢いを止めることはできないはずです。

しかし、「石油流通ビジネス」を大局的にとらえると、当面ビジネスが消滅することは絶対にありえません。
「変化」というものがどのような形で進んでいくのか、そして、さらに「その先」にあるべき石油業界の『姿』を模索すべき時代です。
業界、そして個々の企業としてみずからの方向性についての意思決定を強いられているともいえるわけですが、
時代の流れについていけない企業も多いわけです。

大河はやがて、さらに穏やかで大きな流れとなり、その後大海へと向かうはずです。


向かうところ、敵なし!!

2012年06月22日 05時54分31秒 | Weblog

昨日は、、スタッフが構築やらサポート活動で出払いまして私も久し振りに電話対応。
ところが、新規のお問い合わせが多くて対応に追われました。
こんなに一日中新規案件対応に追われたのは初めてです。
おかげさまで、スケジュール表もしばらく先まで埋まりました。

開発業務に夢中になっていた頃は、システムが完成したらオファーが無くてお金もなくて焦っていた時期もありました。
仕事があるのは、本当にありがたいことだと感謝しています。

昔は、開発と営業活動を共に円滑に進めるほどの余力はありませんでしたね。
システム開発ベンダーという仕事はまさに「開発貧乏」ともいえる職業なのです。
ITビジネスなんて言われると時代の先端ビジネスのように思われる方が多いようですが、
まさに、「電脳土方」ともいわれるように体力勝負の肉体労働だと痛感しています。

最近は、ようやく営業活動に専念できるようになってこれからは「収穫時期」に入ると期待しているわけですが、
努力が実って「豊作」になればいいなと、農家のおじいさんのように田んぼのあぜ道で空を見上げてはため息をついているといったところです。

今後は、より戦闘的なシステム営業と普及活動に向けて気持ちも新たに邁進してまいります。
ベンチャービジネスまっしぐら、
どんな企業にも売り負けない、システムの品質と価格戦略で全国制覇を目指します。

今日は、新潟まで行ってきます。

新潟といえば、
大日本帝国海軍の軍人。26、27代連合艦隊司令長官
私の尊敬する「山本五十六」の出身地
彼は、名言をいくつも残しています。
そのいくつかをご紹介しておきましょう。

(一)。
苦しいこともあるだろう
言いたいこともあるだろう
不満なこともあるだろう
腹の立つこともあるだろう
泣きたいこともあるだろう
これらをじっとこらえてゆくのが
男の修行である

(二)。
「いまの若い者は」などと、口はばたきことを申すまじ、
実年者は、今どきの若い者などということを絶対に言うな。
なぜなら、われわれ実年者が若かった時に同じことを言われたはずだ。

今どきの若者は全くしょうがない、年長者に対して礼儀を知らぬ、
道で会っても挨拶もしない、いったい日本はどうなるのだ、などと言われたものだ。

その若者が、こうして年を取ったまでだ。
だから、実年者は若者が何をしたか、などと言うな。
何ができるか、とその可能性を発見してやってくれ。

(三)。
やってみせて、言って聞かせて、やらせてみて、 ほめてやらねば人は動かじ。
話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。
やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。

「山本五十六」は本当に凄い人だと思いますね。
それでも、日本は戦争に負けてしまいました。

しかし、我々は、「負け戦」の歴史を「勝ち戦」へと、歴史を変えるべく
ビジネス戦線の真珠湾に向けて、
改めて総攻撃を開始します!!!


JAL復活! 稲盛さん凄いですね、

2012年06月21日 05時54分28秒 | Weblog

私の仕事は、開発業務が中心で、しかもレアなビジネスですから競合する相手が比較的少ないわけですが、
それでも販売活動ともなれば、競う相手も多いわけです。
しかし、これまで永年にわたり懸命に開発を継続してまいりまして、
最近ではコンテンツにも磨きがかかってきました。

石油ビジネスではニッチ(隙間)のように思えたコンテンツなのですが、
いつの間にやら時代のニーズにあってきたような気がしています。
お金はなくても、少しだけ自信がわいています。

ところで、昨日の報道ですが、
JALの再生と再上場などの報道を見ていると、
あれだけ大きな企業が破綻して、その後こんな短時間で民事再生から立ち上がり、再上場できるということ。
経営の工夫と努力が短期間でこんなに大きな経営効果を生むことができるということに驚いています。
JALの社員の心意気も尊敬に値しますが、
やはり、苦労を積み重ねてきた「京セラの稲盛氏」の経営力とカリスマ性には脱帽です。

どんなビジネスでも楽に儲かる時代から、経営改善や工夫が必要な時代に入ったということですね。

現在は、赤字でも経営努力と工夫と意識改革により劇的な再生を図ることができるということが実証されたような気がします。
暗いニュースが多かった中で最近の明るいニュースですね。

我々が、全国各地のSS企業と面談していると、
確かに、「もう少し・・・・」といった感じの企業が多いですね。
ちょっとした経営者の意識改革や社員のモチベーションの変化と業務改善でⅤ字復活できそうな老舗企業がたくさんあります。
中小零細企業では、すでに削り取るものが少なくても、ある程度の規模になると改善すべき事項がたくさんあるようにも思います。
企業にぶら下がって生きている銭くい虫の「サラリーマン社員」がいるとその組織は腐ります。
ミカン箱のように一つが腐ると周りも腐るというわけです。

現在我々の企業は他の同一業態の企業から見たら驚くほどの少ない人数で運営されています。
特に、営業スタッフなどはゼロといった状況なのですが、
「一人が皆のために、皆で一人のために」といったところで以前よりも経営効率は向上しています。

自分が病気になったり、怪我をしたらみんなに迷惑がかかるので、日々の生活にも留意するようになります。

責任感や使命感を持てないダメな人間は、どこまで行っても本質的に変わらないという事なのかもしれません。
自分の立ち位置でしか物が見えない人間にはこの事は理解できないはずです。

最近JALによく乗りますが、少しもサービスが落ちたりしていません。
ですから、「今まで一体何をしていたんだ!!!」とも思います。
世の中、無駄な人間が多すぎる。

上杉鷹山公の言葉が身に沁みます。

なせば成る 為さねば成らぬ何事も 成らぬは人の為さぬなりけり。


軽井沢の夏です。

2012年06月20日 09時26分39秒 | Weblog

台風一過の青空です。
夜明けが早い季節ですから、朝から日光が眩しいほどですね。

雨上がりの快晴は本当に気分爽快で、猫のペペさんも元気に散歩に出ていきました。

当社スタッフは台風の中を飛行機で九州から帰還しました。
そして今朝はもう、北東北へ構築作業に出かけています。
一方、営業で九州へ出向く者もおりまして、最近は九州での仕事が増えています。
早く社員にも楽をさせてやりたいものですが、私も含めて仕事に追われています。

私は、今週はディスクワークに追われており、窓から青空を見ながら頑張っております。
昼からは、某元売との打ち合わせで都内へ、その後も都内で打ち合わせです。

軽井沢から東京駅は新幹線で一時間ですから本当に便利です。
よく都内へ出かけると、「遠方からご苦労様です。」なんていわれますが、
相手が、千葉や神奈川などから都心への通勤ですと私のほうが時間がかからないわけです。

最近は東京駅から軽井沢まで直接走る新幹線もありますからさらに便利です。
この時期になると、大手企業のオーナーさんや芸能人、政治家などの有名人がたくさん利用しています。

夕方、『男の隠れ家』のようなクラシックバーで飲んでると、いつの間にか友達になって
「明日ゴルフに行こう!」なんてことにもなるわけです。
その方の職業を聞いて、凄い企業の経営者なので後で驚くようなこともありますね。

昔から、軽井沢という場所は、
お金があっても無くても、社会的な立場を超えた仲間意識が生まれるところなのです。
バブルがはじけて事業に失敗しても、昔の友達や仲間と再会できてまた再び新しいパワーをいただける。

友達の友達はまた友達だというわけで、
飲み仲間やゴルフ仲間の輪が広がるというわけです。
昔は、活きたままのアユをたくさんもって、某有名社長と奥様と私で、
庭に炉を作って仲間を呼んで、「鮎の塩焼きパーティー」をしたこともありました。

「あの頃・・・」
私は、ゴルフが得意で全盛期。
東急女子オープン(現在のNEC軽井沢72女子オープン)などに参戦する選手とよく練習プレーをしていました。
当時、伊藤忠の相談役でもあった瀬島 龍三さんを知らずに変なお爺さんだなと思いながらゴルフをしたこともありました。

真冬には軽井沢に一人で閉じ籠ってのシステム開発作業は永くて辛かったですね。

懐かしい想い出が一杯積もったこの地で、仕事ができるありがたさを感じながら今日も頑張っています。
もうすぐ、懐かしい仲間が集まる、避暑地の『夏』が始まります。
みんなに元気をもらって、付き合えるように頑張ります。


『ペトロマスターEX』の世界

2012年06月20日 05時55分16秒 | Weblog

月刊ガソリンスタンド誌に私が執筆中の『変化と試練が人と企業を強くする』シリーズに、
最新の石油流通ソリューションに関する原稿が掲載スタートします。
すでに稼働を開始している石油ビジネスに特化したERP系ソリューションをご紹介します。
興味のある方はぜひご覧ください。
システムに関する原稿は概念的な表現部分が多いため難しくて苦労しています。

『ペトロマスターEX』については、
すでに、先進的な特約店企業や一部上場の大手商社などでも稼働を開始している石油流通に特化した本格的な専用ソリューションです。
単に「請求書発行」を前提とする勘定系システムとは異なり、
石油流通ビジネスに特化した専門的な「情報系」の業務処理までを一元処理できるシステムです。

スタートは、石油流通ビジネスで運用されている「電子商取引(EDI)システム」です。

今後は、特約店企業で求められる、「軽油税納税帳票作成」などの完全自動化。
『新仕切り体系』で必要となった、「仕入れ・販売」の単価管理を正確かつスピーディーにセットする機能。
「与信限度額管理」(これも、販売だけでなく、仕入れ先との与信限度管理を含む)
「油種別数量枠管理」など、卸売や外販システムまでご紹介する予定です。

特約店企業の卸売や直売部門では、
一般的なSS店頭POSシステムとは次元の異なる機能が求められています。

さらに、「会計システム」との連動によるリアルタイムな決算処理。

石油業界システムも大きく変化しており、経営管理コスト削減を目指す動きとともに必須アイテムとなってきました。
時代に追わせた経営改善とシステムの見直しは物凄い勢いで進行中です。
時代とともに、システムも高度化しています。

当社は、灯油配送システム「雪ん子」で知られた企業なのですが、
最近クライアント企業から寄せられる要望や課題も大幅に変化してきました。

「ペトロマスターEX」のクラウド版などもすでに構築が開始されており、石油業界のシステム進化はここにきてめまぐるしい動きとなってきました。

減少するガソリンスタンドですが、
石油に関する需要は底堅いものがあります。
勝ち残る企業にとって、時代に追わせた「業務改善」が至上命令となってきたようです。


「努力に勝る天才なし!!!」  ゾーンに入る!!   『CONCENTRATION』

2012年06月19日 04時37分50秒 | Weblog

久し振りに、全米オープンの優勝決定までの息詰まるような熱戦をテレビ観戦しました。
スポーツなどで集中力が高まり神憑りのような状態に入ることを『ゾーンに入る』といいます。

仕事でも、スポーツでも「ゾーンに入る」「第二の脳」が動き出すのだそうです。
芸術家や研究者などでも天才と呼ばれる人間には多い現象だといわれています。

ゴルフのパターやバスケットボールのように球を持って狙いに行くようなスポーツでは特に多いようです。

バスケットボールのマイケルジョーダン、ゴルフのタイガーウッズ、そして石川遼君などでも感じます。
一般のファンは、そんな天才の「ゾーンに入ったプレー」を観戦して、『どうして、あんなことができるのだろう・・」と感動します。

凡人でも、「あの時どうしてあんなことができたのだろう・」なんて自分で振り返ることがあるはずです。
物事に夢中になって集中すると人生に一度くらいは自分の能力を超えたようなことができることが必ずあるはずです。
一般人でも若い頃の受験勉強で徹夜したことなどを思い出して感じる人もいるはずです。
勝負強い人間は、自分でそんな「ゾーンに入る」という集中力を高める能力があるということで、
そのような努力を積み重ねる人間を『天才』というのでしょう。

しかし、天才も人間ですから常にみずからをそんな状態に自分をコントロールできる人間は少ないわけで、
タイガーウッズも今回は爆発できませんでしたし、石川遼君も予選落ちでした。

集中力(concentration コンセントレーション)というものは、
努力と訓練によって高めることができるのだそうです。
昔、樋口久子プロが全米女子オープンを制した頃、キャディーバックに「concentration」とい文字が書いてあったような気がします。

仕事も趣味のゴルフでも自分自身で、自らと向き合うことが大切ですね。
一生懸命努力すれば、その結果凡人でも「できること。できないこと」くらいは見えてきます。
自分に足りないこともわかります。
だから、できるようになるまで努力するというわけです。

愚かな人間は、自らの力を過信して努力しない。
できないことは、自分の努力が足りないということに気づいていないのだと思います。
だから、いつまでたっても格好ばかりで中身が伴わないのです。
そんな感性の人間では、仕事もできませんね、

別にスコアが悪くても、ゴルファーとしてのキャリアと雰囲気を持った方とプレーしたいものです。
そんなわけで、ゴルフを観戦しながら、またまた努力しなくてはと再認識した次第です。

それにしても、最近よくラウンドさせていただく83歳のベテランゴルファー、W氏は凄いと思います。
次に私とラウンドするときにも淡々とエイジシュートを達成するはずです。

仕事ができる人は、ゴルフもできる。


「プロの世界」とは、何だろう・・・

2012年06月18日 04時39分26秒 | Weblog

全米オープンのテレビ中継を見ていると改めてゴルフの難しさがわかります。
あれだけの名選手がプレーしても、アンダーパーが出ないようなコース設定は本当に難しいということです。

まるで、現在の石油ビジネスのようですね。
パープレーが採算分岐点だとして、『黒字(アンダーパー)』を出すのは至難の業です。
注目すべきは、ゴルフという競技は距離がなくても際限なく難易度が高いコース設定ができるということ。
ケンタッキーブルーグラスという芝は粘ってアプローチも大変です。
石油ビジネスも風向きが変わるし、芝は粘るしハザードが多くて本当に苦労しますね。

全米オープンという競技は、予選会から窓口が広いためアマチュアも含め9006名もの選手が参加しています。
当然シードはありますが、名のある一流選手でも予選会から参戦して勝ち残り本戦に進出してくるわけですから、
アメリカらしいまさしく本物の戦いであるともいえるわけです。

元売り販社、大手商社、特約店、サブ店、PB系などが差別なく同じビジネスステージでハンティキャップなしで戦う石油業界ビジネスとも似ています。
たとえアマチュアであってもプロとの立場と差別なく戦うということが前提ですから、
ルールやコース設定委に関して不平や不満なんて言ってるプレイヤーは参加する資格もないわけで、アメリカらしい競技だと思います。

今回も、アマチュアの少年が一時的にトップに立ったり、優勝への可能性を残して闘っています。
問答無用のスポーツというものは、見るものを熱くさせます。

日本のヒーロー、石川遼君も頑張りましたが予選落ち。残念です。
そして、タイガー復活、はたして彼は優勝できるのでしょうか・?

最近、日本のゴルフ界は低迷しています。
女子は韓国勢が急成長して連戦連勝ですから日本人選手の影が薄いですね、
まるで、家電業界のように韓国、中国勢の勢いに押されています。

男子プロの競技はスポンサーが減少して、開催競技自体が少なくなり衰退気味です。
競技が少なくてはプロも飯が食えないと嘆いています。
今のこの時期に、男子プロの後援会がコンペをしているようでは、ダメですね。

景気が悪いから、ゴルフどころではないといえばそれまでなのですが、
何か、今までのプロゴルフ業界の甘えと選手のプロ意識の弱さが垣間見えるような気がして気になります。

プロゴルフ業界も、石油業界も
どうも日本人は既成概念と権益にこだわりすぎているように感じます。
「規制撤廃」の意識改革が必要だと思います。

プロテストに受かると安心してしまい、努力を怠るプロが多いようにも感じます。
「プロテスト」に受かることが目的ではなくて、
素人との格差が明確に見えるような感動的なプレーを実現してみせる本物のプロの技術とスピリットが必要だと思うわけです。

どうも、最近の石油業界にも本物の『プロ』が少なくなったように感じています。、
「勝ち残る」のは、やはり、『本物のプロ』です。

ところで、あなたは、「本物のプロ」を目指していますか・?
それとも、単なるファンなのですか?
自分が、一人になっても、他人が認める知識や技術で飯が食えるのが「プロ」なのです。
小賢しい、猿知恵や小手先の屁理屈だけでは飯が食えません。


ギリシャ危機、全米オープン

2012年06月16日 04時54分28秒 | Weblog

世界中から注目を浴びている17日のギリシャの再選挙。
気になりますね。

経済破綻している国家の国民が、「緊縮財政反対」なんてどう考えてもおかしな話だと思うわけですが、
世界中を巻き込んでの大騒動になりそうです。

ギリシャの国家としての国民性や経済活動なんてものは簡単に論評できるものではないとも思うわけですが、
その昔、観光客として数日だけ滞在した経験があります。
世界史に歴史を刻んだ偉大な国だという先入観があったので、「観光立国」という認識でしたが、
確かに仕事が嫌いな国民のように感じたことを覚えています。

EC諸国の中では、「仕事が嫌いな老舗の若旦那」のような存在なんでしょうね、
選挙の結果とその後の世界経済の動向が気になります。

日本だって形は違いますが、他人事ではないわけです。
『国債暴落』が現実となったら、何が起こるのか、
週刊誌や経済危機関連の雑誌に書いてあることが現実化したら・・・・

なんて、考えながら全米オープンの中継をテレビ観戦しているわけです。

この地球という「星」には色々な国家があって、色々な人種が存在している。
そんなテレビコマーシャルがあったような気がする。
と思いながら、モーニングコーヒーを飲んでいる週末の朝です。

一小市民としては、今日もゴルフにでも出かけてみましょうか・