ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

夏も終わります。

2012年08月30日 05時02分34秒 | Weblog

夏の終わりとともに、徐々に夜明けが遅くなってきまして、五時でも薄暗い朝です。
今朝は、窓から見える「朝焼け」がとても美しい爽やかな朝となっています。

最近では軽井沢のリゾートライフ生活が定着して、床に就く時間が速いので早起きの生活習慣が身につきました。
軽井沢の住民は別荘滞在の方も含めて、皆さん早起きです。
私は、昔と違って非常に健康的な生活を送っています。
おかげさまで、体調が回復して先日の定期検診では主治医の先生に褒められました。

早朝からゴルフを楽しんでいる方や犬の散歩をする方も多いて゜すね。
犬の散歩をしていると朝靄の中からティーショットの音が聞こえてきます。
高原の夏の早朝プレーは涼しくて本当に快適です。
機会があれば、皆さんもぜひ体験してみてはどうでしょう。お勧めします。

さて、残暑の厳しい日が続きますが、八月も月末です。
政治も経済も混迷を深めており複雑な状況ですね。

北の地方では、灯油ビジネスの準備に入ります。
「雪ん子」のテストランも各地でスタートしておりスタッフも忙しくなっています。

これからの秋の夜長は読書に専念です。






 


エッ、「米の燃費基準、倍に引き上げ 1リットル23キロに」、だそうです・・・!

2012年08月30日 05時02分34秒 | Weblog

米の燃費基準、倍に引き上げ 1リットル23キロに

石油販売業界にとっては、かなり気になるニュースが出ています。

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 米オバマ政権は28日、乗用車と小型トラックの平均走行距離を、
2025年までに1ガロン当たり54.5マイル(1リットル当たり約23キロ)に引き上げる新燃費基準を決めた。
現在よりほぼ2倍の厳しい水準となる。

 昨年末までの基準は1ガロン当たり平均28.6マイル。現行基準では16年までに同35.5マイルまで引き上げることを義務づけている。

 基準値は業界としての平均値で、販売する車の構成によってメーカーごとに目標値は異なる。ただ、
いずれのメーカーも、達成するには既存車種の燃費の改善に加え、
電気自動車やハイブリッド車などの割合を増やす必要に迫られそうだ。

http://www.asahi.com/business/update/0830/TKY201208290750.html

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2025年といえば、あと13年後ですが、
単純に考えれば、それまでに米国における車の燃料消費量は現在の半分に減るという事です。
ならば、石油資源のない日本は、いったいどうなるのか。

本当だとしたら、石油販売業界にとっては「減販」なんてレベルのものではないですね、
エネルギービジネスを取り巻く構造的な変化はこれから大きな激動期を迎えることになるのでしょう。

車自体が減少する訳ではないでしょうから、新たな関連需要が発生するにしても、
果たして、現在のSS業界ビジネスとどのように関連してくるものか、今後は複合的な視野でものを考えなければ対応できませんね、

もしかすると、自動車用燃料の減販傾向の速度は、我々の想像をはるかに超えて急速に進むことになるのかもしれません。
先日、面談した某大手特約店企業経営者の方も憂慮していましたが、いよいよ現実の話となりそうです。

日本の石油販売のリテール業者が、過激な販売競争に明け暮れているうちにエネルギービジネスを取り巻く構造的変化は急速に変化しているという事。
まさに、SS業界の「ガラパゴス化」で、業転の仕切り価格情報などに振り回されているととんでもないことになるはずです。
「安く仕入れて、安く売る。」という現在の不毛な販売競争から新たなビジネスモデルの可能性を自ら創造することが必要です。

地域性や企業特性を考慮した、創造的なビジネスモデルを模索しながら、
自動車用燃料販売のSSビジネスから、次のビジネスに向けて、
未来への「ビジネスブリッジ」を掛けることができるのか、問われますね。

ですから、SSの既存フィードを飛び出しての、外販や宅配ビジネスの可能性を模索する企業が増えているという事です。
今年は特に「灯油」を起点とする「宅配ビジネス」の可能性の高まりを例年よりも強く感じています。

もうすぐ、「雪ん子」が活躍するビジネスフィールドがやってきます。
最近では、SSを起点とする灯油以外の通年配送ビジネスが急速に増えています。


結果を出せる人間創り。

2012年08月29日 05時57分11秒 | Weblog

同じ仕事をしていても、「できる人」と「できない人」がいるわけですが、
その分岐点がどんなところにあるのか、それが解れば誰でも「できる人間」となれるはずです。
しかし、そのことを理解するという事は難しいものですね。
「仕事ができる人間」とは、実体験としてそのこと自体(仕事内容)の難しさが理解できて、
それに対応して誠実に行動し結果に結びついている人間なのだと思います。

これは、過去の学歴とかキャリアとかの立場に関係ない「個人の品格」であるともいえます。

人は、誰でも組織の中にいると他人に依存したり、組織力に依存してしまう傾向があります。
ですから「当事者意識」というものが薄くなってしまい怠慢になりやすいですね。
使命感や責任感を軽んずる人間はダメ人間になりやすくて
即時の営業対応や意思決定なども緩慢になりやすいということ。

小手先の知恵に敏い人間ほど、自分の「欲」が絡むと逆に必死になるわけですが、
世の中は、それほど甘いものではありません。

人間にとって人生を生きるということは、孤独なマラソンランナーのようなものですから、
自分が楽になろうと考えれば、いつでも走ることをやめてリタイヤできますし、他に依存した生き方を探すこともできます。

仕事の成果というものは、人間としての「品格」が作るものだと感じています。
まずは、結果を出す事。出すためにはどうしたらいいのか、
現在、出せないとしたら、自分に何が不足しているのか、よく考える必要があります。

今日も、自分と向き合って、真正面から仕事に取り組みましょう。


夏草や、兵(つわもの)どもが夢のあと・・・・

2012年08月28日 05時06分55秒 | Weblog

昔は、「猛烈サラリーマン」といわれた辣腕の石油元売業界人。
その方は「趣味はお酒とゴルフ」と自ら豪語しておりましたので、私が都内へ出かけると、銀座、赤坂、六本木とクラブへよく連れて行ってもらいました。
(お金は私が支払いました。)
「あの頃」は、バブル真っ盛りで、ゼネコン向けの建設用燃料がよく売れた時代で儲かりました。

当時、大手商社や各元売りの「直売部」はゼネコン相手に結構派手な営業活動を展開していたものです。
ゴルフ場、大規模都市開発、ダム工事、発電所建設、高速道路に新幹線建設などなど、
日本列島は大規模な開発が目白押しで工事用燃料のパトロール給油が全盛期でした。

私は、本格的「パトロール給油」の実働部隊をもつデリバリー業者として、
当時は各元売りの直売部から依頼され多くのプロジェクトに参加していたものです。
RCD工法というダム工事などでは、大手ゼネコンの技術部の方と給油方法などを工夫しては、テストしたりしていましたね。

「あの頃」は、「シェア割り」という作業がありました。
大きなプロジェクトですから、各元売りごとに全体納入数量が「シェア割り」として割り振られるわけです。
ですから、元売りは製油所などの整備で指名しているゼネコンに対して「ギブ材(ギブアンドテークの材料)」を提示して営業を行うものです。
製油所プラント建設を受注していいる各ゼネコンに対する、「見返り納入」のようなものです。

ですから、シェア率獲得のために、全力の営業活動をしていました。
しかし、納入元売が数社になることが多いため、予定納入数量が狂うことが多いわけで、
計画枠を消化するために、各元売りの担当者は苦労していたものです。
計画枠が消化できないと、「何処かへ吐いてよ・・・」なんて要請されて、
JA系や他系列に「玉を繋いで」商売をしてましたが、それが私の「業転屋ビジネスの」スタートでした。
「あの頃」が懐かしい。

時代が一回転して、あの頃の人達はどうしているんだろう・・、なんて考える昨今ですが、
当時は、大きな現場の所長ともなると、部下の課長が「うちの所長は、ビールの代わりに毎月軽油を10㌔も飲んでいる。」なんて陰口をたたいていたものです。
確かに、大規模なJVともなれば企業間の摺合せなどで間接経費が必要だったと思います。
当然、ゴルフなどは全部下請持ちが当たり前で、予約までとらされていたわけです。
当時私にはそんな経費負担までさせられていたわけですが、その見返りに「業転」ビジネスが成立していたという影のお話です。
(もう、時効ですね)

先日、某ゴルフ場で元大手ゼネコンのそんな所長さんと遭遇し旧交を温めました。

聞けば、彼は無職で年金生活、企業年金も減らされてゴルフもままならないようです。
一流大学を卒業して、公団から一部上場企業の技術部門の取締役にまで昇進した同世代では出世頭の男でした。
当時は、颯爽とブランド物のゴルフウェアに身を包み、最新型のクラブを振り回していたのが、今では普通のおじさんです。
なんと、同席していたのは元商社の直売責任者のOBの方でした。
思わず、「毎度!」なんて、声をかけてしまいました。(笑

彼らは、「もう、たからないから、また一緒にゴルフでもしようよ。」
私が、「何か、ギブ材はないの?」と応えて互いに大笑い。

石油元売りもゼネコンも商社も、「あの頃」とは様変わりしてしましたね、
家電業界なども斜陽化しているようですが、これから日本はどうなることやら・

「40.50は洟垂れ小僧」という言葉があります。
人生なんてものは、60歳からが本当の勝負だと思うわけです。

それにしても、大手企業のリストラで若い人たちが仕事を失い、生きる方向性を改めて考え直さなくてはならない時代です。

私が破綻して事業再生に取り組んでいた頃、
ハンディーターミナルの仕入れやシステム販売などで苦労した時期がありましたが、
その頃、当時隆盛であった某大手家電メーカーの人達には本当に泣かされて悔しい思いをしたこともありました。
そんな大手企業が今では、経営不振で苦しんでいるわけですから、いつの間にか立場は逆転しています。

たった10年間でこれほど、産業構造が変化するとは思いませんでした。
SS業界も同様ですね、
目先のことだけで生きていると、いつの間にか自分の経営ポジションが変化していることに気づかず、
常に、自分の立場の目線でしか物が見えなくなっている経営者が増えています。
ですから、淘汰が進むわけです。

激流を流れる「タライの中のアメンボ」のようにものです。
「井の中の蛙、大海を知らず。」とも申します。

大手企業に飼い慣らされた、サラリーマンは実は動物園で飼育された動物のようになりがちで、
自分で餌を獲って食べるという元来の動物としての習性を失ってしまう可能性があります。

そんな人間が、失職すると生きるために自分のことしか考えなくなり、
世の中からさらに取り残されてしまうという現実があります。

人間、こんな時代を勝ち抜くには、バイタリティーとビジネスの品格が大切です。
「我も良く、人も良く、我は人よりチョッと良く。」というくらいの考え方で生きていきましょう。


「ハッピーリタイヤ」とリゾートライフ・オフィスのおすすめ。

2012年08月27日 09時21分34秒 | Weblog

快晴の青空がひろがる軽井沢。今年は、残暑がまだ続きそうです。
会社の前の交差点では朝から警察の皆さんが天皇陛下の警備に汗を流しています。

ビルゲイツの別荘(実は、マイクロソフト社のデータセンターという説もあります。)建設などもありまして、
当社周辺は結構にぎやかになりました。

「職場」と住環境をを軽井沢へ移転してから1年が経過しましたが、
「リゾートオフィス」の素晴らしさを実感しています。

冬は、ウィンタースポーツ、夏には涼しい避暑地でのゴルフ。
これから始まる紅葉の秋、四季折々に通年楽しめるリゾートエリアでの仕事は楽しいものです。
遊びだけではありません、すでに通信環境も整備されて業務環境も良好です。

業種や、業態にもよりますが、
今後、リゾートオフィス、バックオフィス、さらには、サテライトオフィス、なども増えてきそうです。
特に当社は、ログハウスなのでリゾート気分を満喫しながらの作業となっています。

社員の服装も個性的で私などは、半ズボンにTシャツ姿といったところです。
時々都内に出てから軽井沢の駅に降りるとホッとしますね、
洒落た高級レストランなども多いわけですが、個性的なマスターが経営する小さな喫茶店も多いです。
なにより、仕事を『ハッピーリタイヤ』して、優雅な老後を送る人生の勝利者が多いので、いろいろと勉強させられます。

昨日は、「ハッピーリタイヤ」後のライフスタイルについて、
ゴルフ仲間の友人とプレーしながら話し合いました。
彼は、建築家なのですが定年を控えており、老後の優雅な生活設計を考えています。
子供は、二人とも女性で、すでに脳外科医として活躍中で、結婚した相手も医師という事、
田舎の実家の農業を継承する人もいないので、思案中のようです。
彼などは、結構恵まれた環境にあるわけで、羨ましい限りです。

夢中で仕事をしてきた「団塊の世代」の退職者が増えていますが、
さあ、これからどんなふうに生きていこうか・・・、なんて考えている人たちが多いと思います。
「ハッピーリタイヤ」なんてほど遠い、厳しい環境にある方も多いはずです。

私の友人などでも、
「家内は主婦業に専念してきたから都会でこのまま生活したいというけれど・・、
自分は、自宅で何をやって生きていくのか・・・、」と悩んでいます。
アクティブなビジネスライフを送ってきた人ほど定年を迎えて老後の人生を考え込んでしまうようです。
「粗大ゴミ」扱いをされて、やがては離婚なんて方も多いようです。

偏見かもしれませんが、
女性というものは、元来変化を嫌う傾向があるようですから、
事前にリゾートライフの素晴らしさを知らしめておく必要があるようにも感じます。
視点が胆略的だと、違う世界の楽しさや素晴らしさが理解できない方が多いのかもしれません。

昨日、家に帰ると田島陽子さんの仲間が、シャンソンレッスンでピアノと歌声が聞こえてきました。
「花の妖精」なのだそうですが、軽井沢には本当にいろいろなサークルやパーティーがあって楽しいリゾートライフを送っています。
近くの喫茶店のマスターと「花の妖怪」かもしれないね。
なんて、囁いているわけですが(聞こえたら、叱られそうです。スイマセン・・)

幸い、うちの家内は山の中と動物が大好きなので助かります。
日課としては朝早く起きて、二人で森の中を散歩させて、それから犬も一緒に食卓についての朝食です。
最近では、ようやくしつけも行き届きまして「雪丸」君もおとなしく食事をしています。

困るのは、家内が犬と亭主の区別がつかなくて、私のバスタオルで「雪丸」の口や体を拭いてしまう事。
すでに、「雪丸」君は家族の一員として、立派に領域を確保しています。
大型秋田犬なので、生後4か月ですでに、体重が20キロを超えています。
「雪丸」のお父さんは、48キロという威風堂々とした体格なのです。


最近、気になる日本国

2012年08月24日 04時22分18秒 | Weblog

竹島問題から派生した、外交問題で日韓関係が気になります。
北朝鮮との外交的な接触が韓国大統領選を控えての要因となっているともいわれます。
韓流ブームなどでせっかく友好的に接近しつつある日韓関係ですが最近の動きが気になります。

経済問題では日本国内の大手家電製造業界などもみても、
韓国、中国、台湾などの急成長により大きなダメージを受けているのはご承知の通りです。

日本を取り巻く政治や経済をめぐる情勢が最近では日々急速に変化しているように感じます。
日本の経済力の弱体化や政治の不安定要因が周辺諸国から軽んじられているようで気になります、。

これは、まさに「日本激動」と呼ぶにふさわしい状況ですね。
時代は、これから大きな激流となって、さらに大きな変化の時期を迎えつつあるようです。

戦後、急速な復興を遂げ、今となっては少しばかりの期間だけ自己満足ともいえる虚構の繁栄(バブル)の時代がありましたが、
その間、既成の概念に甘んじて、変化を嫌い、日本人は努力を怠り、腐りきってしまったのでしょうか・・・
「ゆとり教育」などという言葉で、子供を甘やかし教育を怠ってきた我が国の政治的貧困のツケが回ってきたともいえます。

勉強はしない、仕事もしない、職業を選択するための訓練もしない、
「ニート」と呼ばれる腐った人種までも増殖させてしまったのです。

大手企業に就職するための、就活のための大学教育も大きな歪を生んでいます。
リスクの少ない、安定した生活をすることが、「賢明な生き方」だという風潮が蔓延したために、
起業する若手経営者も少ないですね、ですから仕事もなくなるはずです。

ドジョウの「地獄鍋」というのがあります。
鍋の中に水を張って、豆腐を入れて火をかけて煮込むわけですが、
やがて、水が熱せられてドジョウは生き延びるため我先にと豆腐の中に潜り込むという残酷な料理です。
日本国民がドジョウにならいないように、もっとのびのびと生活できるような政治はできないものでしょうか。
仕事が無くて、企業という豆腐にもぐり込むための失業者を見ると本当に残酷な時代が到来しそうで失業率が高まるのも気になります。

世の中の実態を知らない、お馬鹿さんの政治家の言動を見ていると本当に腹が立ちます。

経済の実態を担う、経営者というものは、常にリスクと隣り合わせで、
悩み苦しみながら企業を経営しているわけですが、うまくいって当たり前、失敗したら地獄です。

日本は、リスクテイクできる企業家が少なくなってしまいました。
アメリカは、ITビジネスなどを起業する若手経営者を優遇して育てることで経済復興を果たしました。
日本は、増税ばかりで政治的な配慮が欠けているようにも感じられますね。

年金団体や公務員などが税金の無駄遣いしている体質をもっと見直して、総括してから消費税増税に取り組むことで国民のコンセンサスを得るべきです。
このままでは、日本は確実に没落してしまうような気がします。

原発で汚染された、極東の汚れた離れ小島として世界に取り残されることがないよう、
政治家の皆さんに、よく考えて頂きたいと思います。







天皇陛下をお出迎え。

2012年08月23日 16時25分50秒 | Weblog

本日は天皇陛下が軽井沢へお越しになるので、会社の前でお出迎えでした。
当社は、軽井沢の御用邸に至る道路の入り口にあるのです。
会社の前とはいっても、近くの修道院の前でシスターの皆さんと一緒のお出迎えです。

天皇陛下のお車が来られる前には、
警備の警察車両が何台も事前に20とか10、5とか書いてあるボートを張って先導するのですが、
あと、何分でご到着という意味なんだそうです。空にはヘリも飛び交って凄い警備態勢です。
家内とMさんと一緒にお出迎えしましたが、顔色も良くて健康そうなので安心しました。

昨年も、お出迎えしたのですが、
外人のシスターがいて、「なんで日本人はこんなに緊張するのだろう・・」なんて顔で見ていました。
天皇陛下というお方は実際に会うと本当に光っているように感ずるのは不思議です。
こんな時には、自分が日本人なのだと実感します。

会社の周りは、SPの方が一杯です。
これから、しばらくは天皇陛下の近くで仕事をすることになります。

軽井沢の夏は、本当にいろいろな方と出会いますが、
やはり、天皇陛下は別格です。


『変化と試練が人と企業を強くする。』時代が到来します。

2012年08月23日 06時16分34秒 | Weblog

人間というものは、植物などのように種々多様で考え方や生き方も多様ですね、
本当にいろいろな種類の人間がいるものです。だから『人種』という言葉があるのかもしれません。
都会などに群生しなくては生きていけない「人種」もいます。
企業などに「寄生」しなければ生きられない「人種」も存在します。

自ら、生活のための職業を創り出せない人間は、
まるで動物園で飼育されている、自ら餌をとれない(生活の糧を得ることができない)動物のようになってしまいます。
ですから、「職探し」の人たちで職安には失業者があふれています。

これまでの自分の人生を振り返ると、どうも、私は野生の人間なので企業などに「寄生」することや「群生」ができない人間のようです。
幼い頃からの田舎育ちで「お山の大将」のように生きてきて、都会で学生生活を送り、
その後田舎へ帰って一人で事業を興して、挫折してから山へ閉じ籠っての孤独なシステム開発人生。

その後は、自分のコンテンツを普及させるために、たった独りで全国各地を巡りながら販売したり、
石油ビジネスそのものを現場で学びながらシステムとして掘り下げながら生きてきた。
まさに「深耕」という言葉がぴったりの油まみれの人生です。
社会に迎合せずに、自ら生きる道を模索して生きるということは大変なことだと今になって痛感しています。

最近の報道では、大企業のリストラが一段と厳しさを増しているようです。
これまで、大企業で安穏と飼育されながら生きてきた人達がリストラ策によって世の中に放り出されることになるはずです。

人間には生計を立てるための職業である生業(なりわい)というものがあります。
生業とは本来、『すぎわい』と読みます。
その語源は、草箒(くさぼうき)]の種という意味で、
生計を立てる道は草の種のように多くいたる所にある。という意味なのだそうです。

厳しい言い方をすれば、
今後、産業構造などの変化で世の中に不要とされる人材が多発するわけですから、
まさに『変化と試練が人と企業を強くする。』という時代が到来するはずです。
大企業という傘の下で飼育されながら、盤石だと思って生きてきたサラリーマン諸君!

裸になった自分に果たして何ができるのか・・・・
今後、何を「生業」として生きていくのか・・・・
誰でも常に考えながら生きていく必要があると思います。

私は、自分の実体験からこの事を強く考えながら生きていくつもりです。
そして、新たな生きる道筋を常に模索しながら生きています。


真夏の夜の夢

2012年08月22日 04時52分43秒 | Weblog

永年、構想を温めてきた、石油関連以外の新たなビジネスモデルがあります。
もう年齢的にもチャレンジは無理かなとも思うのですが、
生来、企画を立てたり考えたりするのが大好きなので、
自分で企画書を作成したり、ビジネス構想を練ったりしてこんな時間に考え込んでいます。

「仕事を自分で創り出す。」
厳しいことなのですが、他人がやらないことやできないことを、
一つのビジネスモデルとして構想から立ち上げて、システム構築、そして営業から販売まで自分で展開してみることは
私にとって「登山家」のように挑戦心を掻き立てられる楽しみでもあるわけです。

人材を養成するということも楽しいですね。
有能な人材を発掘して、一緒に考え、汗を流しながら新たなビジネスを立ち上げる醍醐味は素晴らしいことだと思います。

本来、ベンチャービジネスというものは、リスクが高いものです。
お金の苦労と勤勉さが常に問われる厳しい環境の中で仕事をやりぬく強い意志が必要です。
他人が見れば、恰好よいビジネスでも中味は泥臭いものだということ。

よく考えれば、
自ら、創り出すビジネスモデル、そのものが「商材」となる時代なのです。
他人が考えた、ビジネスモデルにFCとして参加してのビジネスなんて私にはとても考えられないしできませんね。
人真似は大嫌いです。

多くの社員などを使って他人の力に依存するようなことではなくて、
まずは、自ら現場に出て、自分で販売努力を重ねて、売るための手法を工夫して、売れるコンテンツとしての磨きをかける。

多くの社員を抱えて大きな仕事をする経営者も大変ですが、
少数精鋭の零細企業でも大きな会社にできないことを為すのはもっと大変です。
自分にとって可能性のある、ビジネス分野を開拓する。
さらに、勉強してキャリアを磨く、楽しいように見えてもそれは大変な苦しみを伴うことになります。
そのことは、これまでの自分の事業キャリアでいやになるほど知らされました。

それでも、「挑戦者」としてのチャレンジを止められない人種もいるわけです。
ですから、「登山家」と似たような苦労とリスクを伴うわけです。
一度、苦労したら二度とこんな危険なことはしたくはないと思うはずですが、
「そこに、山がある」と、再びチャレンジしたくなる気持ちがよく判ります。

さらに、「誰も登頂したことのない」厳しい山への新たな登山ルート開拓の挑戦心を掻き立てられる、
まさに「冒険家」のようなビジネスチャレンジが本来のベンチャービジネスの醍醐味なのかもしれませんね。

現実的には、目先の生活のために仕事をしなくてはならない人が多いと思いますが、
本来の「冒険家」や「挑戦者」といわれる人たちが、命を懸けて挑む作業は食べるための仕事という領域を超越しているようにも感じます。

失敗しても、命ある限り再び立ち上がり、挑戦して自分の志を貫く。
「登山家」も「開発者」も「ベンチャービジネス」も似たようなものなのですね。

真夏の軽井沢の山の中で、「真夏の夜の夢」を見ながら、人生の「夢を形にする。」ことを考えています。

夜中にビジネス構想を練っていると、
またまた、「夢」と「野望」が湧き上がってきて、老いを忘れてしまいそうです。


「汗を流す人を大切に。」、経営の神様の言葉

2012年08月20日 09時06分24秒 | Weblog

さあ、夏休み明けです。残暑に負けずに仕事に頑張りましょう。
「動」と「静」。仕事は頭を使って「考える時間」と体を使って「活動する時間」のモードの切り替えが大切ですね。

業態内容によって仕事への取り組み方は多様ですが、
人間は常に、「頭」か「体」のどちらかを使っていなくては生きてはいけないものですね。

社訓によくある言葉ですが、

知恵ある者は知恵を出せ、知恵無き者は汗を出せ、
それも出来ない者は去れ、

という言葉があります。

経営の神様松下幸之助はその言葉を聞くと、「あかんな、つぶれるな」と言ったそうです。

「本当は、まず汗を出せ、汗の中から知恵を出せ、それが出来ない者は去れ、と、こう言わんといかんのや。
知恵があっても、まず汗を出しなさい。本当の知恵はその汗の中から生まれてくるものです。」

なるほど、知恵だけでは生きていけない厳しい時代です。
汗を流す事の大切さを知らない人間は、リストラされていつの間にか社会からドロップアウトされてしまいます。
プライドや浅知恵だけで生きようとする軽薄な人間は、いかに経営の神様でも「去れ!」と言わざるを得ないという事なのでしょう。

夏休み中に出会った人達の多くは、みんな厳しい経済状況が到来すると予測しています。
ピンチをチャンスに変えられる人間と、ピンチで沈んでいく人間。
これから、色々な人間ドラマが始まるはずです。

これから到来する秋から冬に向けて、誰でも自分と向き合いながら、考える時間が増えてくるはずです。
経営の神様の会社であっても、いまは大赤字で苦しんでいる時代なのですから・・・・
まずは、「汗を流す人を大切にする。」、企業精神が大切だと改めて感じています。