como siempre 遊人庵的日常

見たもの聞いたもの、日常の道楽などなどについて、思いつくままつらつら書いていくblogです。

篤姫 第17話「予期せぬ縁組」

2008-04-28 21:36:48 | 過去作倉庫07~10
 あの日薩摩でながめた月が、今日はお江戸の空照らす。2年たったらまた会いま~しょと、固い約束夢じゃない、ヨイショコ~リャ夢じゃな~い~~♪
…というわけで(どういうわけだ)、今週は尚五郎と姫のお別れスペシャル。このパターンもはや3回目となり、そのスパンが短いうえにほぼ同じシチュエーションで展開するから、「あれ、同じ回放送したよ?」と錯覚して混乱しそうになります。芸がねえ~。…なんて言っちゃあいけないですね。今度こそ、ホント長いお別れらしいし。
 先週、お近ちゃんに喝を入れられ、わたくしも、情けなくて涙も出ないとまでののしった尚五郎が、今週は目の色までかわってシャンとして、ほんと久しぶりに復活しました。よかよか。なんか、尚五郎浮上までのスパンがどのエピソードより長かった気がしますが、ほんとはこのくらい長く各エピソードを引きずって欲しいんですよね。
 てなことで、篤姫第17回。今週もおつきあいよろしく!

 さて、篤姫お輿入れの日も迫り、西郷さん見立てのお道具もそろいますが、それはすべて幾島の一声で「却下」になってしまいます。見た目にも、あきらかに地味でしたしね。
 そういう目利きが西郷さんに出来るわけないのですが、ここでのポイントは、「おもに京でそろえました」という言葉でしょうね。桃太郎は、西郷さんにお道具見立てより、京都のお公家さんやその家来衆に顔を広めさせ、人脈を構築させているのです。…といった水面下のことは、お話の中にはまったく出てきませんが。
 
 いっぽう、尚五郎も江戸に栄転。皆に送られて薩摩を出発します。大久保さんからお守りや(この人はみんなにお守りを配っているような…)、有村兄や大山格之助から芋や瓜や「なたまめ」などお餞別にもらいます。野菜なんかは、そのまま背負っていったんでしょうか。家来に手渡してましたけど、その後の行方は不明です。
 そして、物陰からお近ちゃんがそっと見守っています。兄上のセクスィー部長が、「お近のことを気にかけてやってくれ」と言い残し、「これで思い残すことはない」とまで言ったのに…。「わたしの後は、今和泉家の忠敬さまが面倒みてくれるそうです」って軽く言う尚五郎も失礼ですよね。なんだと思っているんだ、お近ちゃんを。

 縁組が本決まりになった千代田のお城の上様は、相変わらずマイペースで、お嫁さんよりお菓子づくりのほうが興味あるようす。今週はカステラです。つくったカステラを阿部ちゃんと桃太郎に振る舞い、反応をジーッと見守る顔が幼児のようで可愛いです。
 が、姫の人となりにはなんの興味も示さず、才色兼備で聡明な姫だと阿部ちゃんにいわれても「哀れなことよ、聡明さなどなんの役にもたたぬ。大奥では」と吐き捨てます。この、たまにチラつかせるマトモさが絶妙で、やっぱりこの人、パッパラ王子じゃないんじゃないか?…と思わせますが、いやいやいや、まだ不明。尚五郎なんかより、こっちのほうが長く引っぱるミステリーですよ。ちょっとやそっとじゃ割れません。よかよか。

 そうこうするうち、尚五郎は江戸に到着。西郷さんとも再会し、張り切って学問所などにも通い始めますが、姫のいる大奥との間には、固く下ろされた鉄のカーテンが。「お会いになりかたでしょうねえ」西郷さんにいらんお世話を焼かれても、「いえ、姫様のことはあきらめました」と健気で、じっさい、挙動不審なことは一切しません。あのウツロな顔もしなくなって、よか。
 いっぽう、西郷さんは、お道具関係で大奥に出入り許可。姫のお部屋にも行き、お好みを知るために姫の私物を見せてくれとか言って、けっこう怪しいです。
 その怪しい西郷が姫のお部屋に居るところに幾島が帰ってきて、「悔しいです~!」と泣き崩れます。なにかと思ったら、マスク夫人・英姫が、自分の輿入れのときのお道具を姫にお下がりで上げるわね…と言ったんだそうです。「なんとこちらを見下しているのでしょう」と幾島は泣いていますが、姫はアッケラカンと「あら~、有難い話じゃない、使わせてもらいましょうよ」と。
 英姫のお道具は実家・一橋家の葵紋入りでしょうから、徳川家に嫁ぐ篤姫にもお下がりできるわけなんですね。でも、「じゃあお道具はこれでいいですね~」と西郷さんが言ったもんだから、幾島はキレて、「これに倍するお道具を整えるのじゃ!!」と余計にきびしいミッションを下します。
 お道具いただいてありがとう、という姫からのお礼を受け取った母上が、「あの姫らしいわね」とマスクの陰で微笑んでいるなど知るよしもなく、お道具戦争はエスカレート。ついには、平成の世に江戸東京博物館で展覧会が開かれるほどの豪華なものになっていくのでした(笑)。

 そんなことで、お勤めに学問にと忙しい尚五郎ですが、ある初秋の日、桃太郎に呼ばれます。すごく気落ちした桃太郎は、「小松清猷が、6月に亡くなっていた」と告げます。
 いや~、なんか、死んでから3ヶ月はたってるようですが、昔は情報が遅いったって、そこまで遅いもんなんですかね。島流しになったわけでもないのに。あと、あのセクスィー部長が伝聞で死亡処理ってのも寂しいなあ。
 部長は「独身で、子供も男兄弟もない」ため、放っておくと自動的に家が絶えます。尚五郎、小松家に養子にいってくれないかと桃太郎はもちかけます。そうでもしないと清猷に申し訳なくていられないからだそうです。
 ふつう、当主が死ぬか死ぬ間際の「末期養子」は、お目こぼしのかわりにガタッと禄を減らされるのが常ですが、そこは桃太郎の鶴の一声で、家格も禄高も維持するのでしょう。そのため、「清猷には妹がいるそうだが、その娘と夫婦にならぬか」と。
 まあ、この場合断れませんわね。というかこれ、三男の部屋住みの尚五郎には「棚からぼたもち」くらい良い話で、断る理由はなにもないです。桃太郎だって、尚五郎にそんなに悪がる必要ないと思うんですが、すまぬすまぬ、このとおりじゃ…と、なんか異様に低姿勢です。
 低姿勢ついでに、姫とふたりっきりであわせてあげるという、夢のようなおまけがつきしまた。ぼーぜんとしたまま桃太郎に手を引かれ、男子禁制の奥へ連れ込まれた尚五郎の耳に、ササササササ…と、愛しい姫の衣擦れの音が。
…ってなわけで、またまた婚礼前の姫と、個室で二人きり!の光栄に浴したた尚五郎。もういいかげん喜んでばかりいないで、こういうシチュエーションに男として疑問を感じてもいいと思けど。

 姫とふたりになった尚五郎は、セクスィー部長亡き小松家を相続するため、急遽薩摩に帰ることになったと告げます。
「お近さんは心強いでしょうね。ご姉弟になるのでしょう」と無邪気に言う姫に、あっ、はい、そうですね…と、グレーな答え方しかできない尚五郎。
 そこに碁盤が持ち込まれ、またふたりは碁石で語り合うことになります。姫は、自分をめぐる大掛かりな婚礼さわぎのなかで「自分というものが無くなってしまう気がすることがあるのです」とか弱げに打ち明けますが、それはありません大丈夫です!と尚五郎が答える前に突っ込んだ視聴者は多いことでしょう。
 今日の尚五郎は、前回のようにオロオロ目が泳いでいなくて、受け答えもシッカリし、あきらかに姫よりも貫禄がありました。いままでではじめてのことです。うーん、成長を感じるわ。
 もう、桜島に奇声を上げるような情緒不安定ではなく、落ち着いて、姫とお別れした尚五郎は、江戸へ帰国の途につきました。

 尚五郎が去った薩摩藩邸では、姫の嫁入り支度が仕上がっています。西郷さんなりに頑張った結果、衣装から持ち物まで、幾島が「よくぞここまで、お見事です」と褒め称える素晴らしい品々がそろいました。
 がしかし、お道具がそろったのもつかの間、その秋の夜、江戸を大地震が襲いました。安政の大地震です。
「あああ~~!!!姫様のお道具がーーーーっっ!!!」と危険をも顧みず屋敷に引き返そうとする幾島って、いい人だ…。

 大地震のことなどつゆ知らないまま、尚五郎は薩摩に帰着。そこには、セクスィー部長の死などつゆ知らない薩摩の人々が、「ずいぶん早いお帰りね」と、若干冷たい目で尚五郎を出迎えています。
…ていうか、距離的には江戸より薩摩のほうが琉球からずっと近いはずなのに、こういう情報も家族に届くより先に、江戸にいる藩主経由なんですかね。何ヶ月も前の兄さんの訃報を、尚五郎が江戸から持ち帰ってきたら…。なんか、一番気の毒なのはお近ちゃんですよねえ。

今週のなおくん
やっぱり先週がどん底だったんですね。復活の狼煙があがったようで、今週はたいへん良かったです。姫とふたりの態度にも、前にくらべてずいぶん落ち着きが感じられ、それなりに成長してんだなあと思いました。今後がたのしみ。まあ、油断するとまたダメダメ尚五郎に落ちる危険はありそうですけど。

今週の上様
カステラを上手に焼くコツは、焼き始め1分ほどでいちど生地をひとまぜすることだ、と「暮らしの手帖」にレシピが出てました。当時、いまのようなフワーッとしたカステラは長崎にしかなく、江戸でつくられていたのは「卵パン」みたいなものだったとか。いちど、上様がカステラを制作する姿も映してほしいです。

 来週は、出しゃばり桃太郎に手を引かれ、近ちゃんが尚五郎の嫁になる話…のようですが、どうなんでしょう、「断ってください」とか言われてましたね。どうやって近ちゃんを口説き落とすのか。姫の婚礼よりこっちが楽しみだったりして。
また来週!  


12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんばんはです (ikasama4)
2008-04-28 22:48:52
今回はもう姫様の輿入れ道具に終始翻弄される
幾島が傑作ですね≧∇≦


そして英姫の輿入れ道具は今後の伏線だったようですね。

重豪の時代には自分の娘を御台所にする際
輿入れ道具に彼女も近衛家の養子になったという事で
かなりの額を使い、それが薩摩藩の莫大な借金へとなっていったんでしょう。

そして重豪の息子の代で調所が頑張って
借金を返済して貯蓄までこぎつけたものを

重豪と同じく「蘭癖」と称された孫の斉彬が
同じような事をして、再び篤姫の輿入れ道具に
かなりの額を使おうとするのですからねぇ。

斉昭が大奥に嫌味を言うのも分からなくないですね(苦笑)


もしかしたら、そんな薩摩藩の台所事情を知って
英姫から輿入れ道具をもらったって事にすれば
よかったのではと思ったりもしたんですが(; ̄∀ ̄)ゞ

まぁ今回の大地震でそういう事にはなるんでしょうけど。

ここがどんな風に描かれるのかが楽しみですね。
後、輿入れ道具がオジャンになって
凹んでいる幾島の姿を想像するだけで笑えそうです。
また書いちゃった(恥を?) (なおみ)
2008-04-29 00:18:09
庵主さん、こんばんは。
うだうだ言いながら書いちゃいました(><)
うだうだ、だらだらやっていきますので今後ともヨロシクお願いしますね

>「あれ、同じ回放送したよ?」と錯覚して混乱しそうになります
そうなんですよね~・・・この辺がモチベーションをどん底に落としてくれるんですよね(><)

>尚五郎なんかより、こっちのほうが長く引っぱるミステリーですよ。ちょっとやそっとじゃ割れません。よかよか。
そうそうそう!(笑)大真面目に「焼いてみたのじゃが」ってご自分で焼いたんでしょうか?(割烹着着て?)その辺が凄く気になりました。アホにお菓子作りは出来ないと思うので(ワタシは天才ですが、お菓子だけは作れません!)やはりあの方は単なる「変人」だと思います。

>あと、あのセクスィー部長が伝聞で死亡処理ってのも寂しいなあ。
いや~そんな気はしてましたが、「花道」無しでしたね(笑)桃太郎にグダグダ言わせる時間に映像で説明しても良かったのでは・・・?
やはり「優しそうな顔をして」昨年の大河よりある意味酷いですよね?
Unknown (なな)
2008-04-29 00:20:45
あぁ、西郷のお道具誂えには、そんな意味が…!
納得!勉強になります。
最終判断には幾島がいるわけですから、
不調法な西郷で構わないんですね。(幾島には迷惑千万ですが)
尚五郎の江戸行きに関しては坂本竜馬との出会いを
絡めるのかと思っていました。
西郷さんとのセリフでほかのご家中の方と…とも言ってたので
期待してたのに、あっさり帰ってきちゃいましたね。
つーか、竜馬、安政2年だけ、江戸にいないんですね。

あのシチュエーションで二人っきりって…
手を出さないなおくん(のヘタレっぷり)はもうお馴染みで、
ツバメ趣味な私にはかわいいんですけど…。
斉彬の真意は…据え膳?…と不埒なことを考えましたわ。
篤姫と尚五郎への罪滅ぼしというより、
いまさら破談は無いと見ての、アホ殿家定へのあてつけ?
斉彬にしてみれば、尚五郎のヘタレは計算外だったんじゃないの?
…なんて、アタシの品性が音を立てて崩れていってしまうじゃないの!
斉彬の腹黒っ!
幾島絶叫 (systomo67)
2008-04-29 11:59:58
庵主さま
こんにちは!今週はリアルタイムで観たので、反応が早いですよ(笑)。
上様のいけず決め台詞に始まり、運命に翻弄されるなおくんのきりりとした顔、茫洋とした表情の西郷どん、そしてそのまま本物の幕末の志士集合写真に紛れてもまったく違和感のない大久保さんの風貌(いつもながら泰造good job!)…など、たくさんのツボがあったのですが、最後の幾島の「おぉどぉーぐぅがあああ~~~っ!」に全部持っていかれました。
しかし、小松先生は琉球転勤まではなかなか赴任せず引っ張りに引っ張ったのに、退場はえらくあっさりでしたなあ。便りがないってあたりから「NHKまさか…」とは思ってましたが。兼務がお忙しかったのでしょうね。
本日のキーワード (SFurrow)
2008-04-29 20:30:20
は、「お早いお帰り」と「お道具がぁぁぁ~」ですかね。
ところで、幾島さんに却下された始めのお道具はどうなったんだろうと気になっているんですが・・・古道具屋に売っ払うのか、島津家の格下の姫たちの嫁入り道具にリサイクルか?

皆様書いておられるように、ほんとに同じシーンの繰り返される2人です。今日こそ碁盤を蹴倒して熱い抱擁に(ってのはこの前の朝ドラだったか)と期待しますが多分もう無さそうだな。このぶんだと、全国の小中高校生は、篤姫というのは幕末に碁を打ってたヒト、というイメージが定着するんじゃないかなぁ。しかも「お守り」も「囲碁」も、原作とは無関係だし。まっいいか。

篤姫の「囲碁」は、輿入れ後は「菓子作り」に移行するという可能性もありですね。今回のカステラは、確かに今のよりも水気が少ない感じに焼いてあったようなのが芸が細かいなと思いました。「聡明さなど・・・」の一言も鋭くてよかった。「今週の家定♪レシピ&一言」が続くことを期待します。
ダブル篤姫 (庵主)
2008-04-29 21:06:08
ikasama4さん

>重豪の時代には自分の娘を御台所にする際
輿入れ道具に彼女も近衛家の養子になったという事でかなりの額を使い

ああ…なるほど。
その、茂姫の因縁を考え合わせると、いろんな局面が違って見えてきますよね。

茂姫はやっぱり姫号が「於篤」、近衛家から徳川家にお嫁入りし…と、状況がソックリ。
で、一橋家出身の英姫は、実は茂姫の夫・徳川家斉の、たくさんいた子供のひとり、かもしれないわけでしょう。
複雑な出自の英姫が、「自分の嫁入り道具を…」という申し出に託してなにかメッセージを送ろうとしているのかも。
来週あたり、すこしそのへんが掘り下げられると面白いんですけど。

地震でお道具はパアになってしまうのか、でも、篤姫の輿入れ行列は渋谷の藩邸から江戸城まで、行列の先頭と末尾が届いてしまったというくらい豪華だったそうですから…。
水戸の老公のリアクションも楽しみです(笑)。
おかえりなさい (庵主)
2008-04-29 21:15:07
なおみさん

復帰おめでとうございます(笑)。こちらこそ今後ともよろしくお願いしますね~。
ま、おたがい肩の力をぬいて、好きなペースでやりましょうよ。それが長く楽しむコツですもんね。

>アホにお菓子作りは出来ないと思うので

なるほどねえ、たしかに…かなりアタマを使う作業ですもの。
天才なおみさんでも…ですか(笑)。ワタシは、ここ数年作っていないなあ。食べてくれる人がいないからかなあ(サミシー…)。
上様のお菓子の試食も、阿部ちゃんや桃太郎だけってのがナンですが、それでもお菓子作りに打ち込めるあの方は、やはり変人…?

>桃太郎にグダグダ言わせる時間に映像で説明しても良かったのでは

「6月にみまかっていたそうだ」ってのが寂しすぎますよね。孤独死とか、わけありの死を匂わせますが…そんなことない?
そういう桃太郎こそ、1,2ヶ月さきに「みまかっていたそうです」と死亡処理されそうです。今和泉の父上のように。
なんせ、ほら、今年の大河はデジャ・ウ゜が基本ですから(笑)。
あ、品性が… (庵主)
2008-04-29 21:26:28
ななさん

西郷さんと龍馬は、たしか勝海舟が紹介したんじゃなかったかな。
そこらへんの人間関係が面白いんですよね。はやくそこまで行かないかな~。

>篤姫と尚五郎への罪滅ぼしというより、
いまさら破談は無いと見ての、アホ殿家定へのあてつけ?

おお~っ!
それはものすごく読みが深いです! だったら、尚五郎が手も握らないで帰ってきたのにさぞガッカリしたでしょうねえ。
せっかく、同じようなセッティングを二度もしてあげたのに、ねえ(笑)。
幾島も万端心得て、部屋を出て行ったというのに、ねえ。
…とか妄想が走っていき、ワタシの品性も崩壊です。尚五郎のばか。
さよなら部長 (庵主)
2008-04-29 21:34:54
systomo67さん

>最後の幾島の「おぉどぉーぐぅがあああ~~~っ!」に全部持っていかれました

わははは。
そうですね。今週は地震とあの絶叫に尽きる感じがします。その直前の美しいお別れの場面など、すっかり影が薄くなってしまって(笑)。
まさか松坂さんがあれほど強烈な演技をなさるとは、演出も予想できなかったのでしょう。

>小松先生は琉球転勤まではなかなか赴任せず引っ張りに引っ張ったのに、退場はえらくあっさりでしたなあ

日曜11時にサラリーマンNEOがはじまった週に、「これは退場するしかないわ」と思いましたよね(笑)。どんなに真面目な演技をしても、2時間後にセクスィー部長になって登場するんじゃねえ。
兼務は基本的に無理でしょうが、琉球でみまかる場面なども、やってもいいけど、もはやセクスィー部長のイメージは消しがたく、笑いを誘ってしまうために回避されたのでしょうか。
いや、それより1回だけ出た江戸屋敷の用人「川上さん」を、ぜひ部長の二役でやってほしかったですが。
カステラ (庵主)
2008-04-29 21:41:15
SFurrowさん

>今日こそ碁盤を蹴倒して熱い抱擁に(ってのはこの前の朝ドラだったか)と期待しますが

それ、見たかったな(笑)。
奥の廊下の仕切りを蹴り壊して抱擁…でもよかったかも(笑)。

>今回のカステラは、確かに今のよりも水気が少ない感じに焼いてあったようなのが芸が細かいなと

ええ、ちょっとひび割れた感じとか。
あと、色もすこし茶色っぽく、上白糖じゃなく和三盆なんかを用いていそうなかんじも、なかなかよろしかったですね。
お菓子を焼きながら語り合う将軍と御台所なんてのも、なかなかよさそうですね。この人たち、けっこうかわいいカップルで、いい感じに気が合いそうに思うのですが。
御輿入れが楽しみです(笑)。

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。