TANAKA式カットソー教室ブログ

上品でエレガントな大人のためのオリジナルカットソー教室
ワンランク上を目指す貴方へ。

別布付きドレープTシャツ(カットソー生徒作品)ニットと普通の生地とのコラボ

2016年10月07日 | 洋裁とカットソーの違い

        一面の稲穂に澄み切った青空。

         お出かけにもいい季節ですね~。

   今日は仕事ではなく、趣味の用事でこれから出かけます。 

 

     カットソーとは、

   ロックミシンでニットを縫い合わせる技術です。

          ニット以外は縫えません。

 

      しかし、部分的に普通の生地を使うことはできます。  

 

      では、なぜニットしか縫えないのか?

         人はマネキンと違い、動きますね。

       その時、縫い目に力が掛かってきます。

          でも、ニットは伸びますので、

     力の法則で、縫い目にかかった力が分散されます。

 その為、ニットはロックミシンで縫い合わせが可能なのです。

 

   ただ普通の生地でも、部分的になら使うことは可能です。

          まずは下の生徒作品をご覧ください。

 

     これはSさんのカットソー作品です。

     中級基本の、別布付きドレープTシャツです。

 

      写真ではわかりにくいのですが、

     後ろ見頃と別布は黒のニットで、

   前見頃と袖は、普通の生地を使用しています。

  

  

 

   伸びない普通の生地でも、ニットと合わせることにより、

    カットソー(ロックミシン)で作ることが可能です。

 

    * 上記作品は、袖も普通の生地を使用していますが、

     この生地は楊柳で、ニットほどではありませんが、

       多少の伸びはある為、使用しました。

  

    * また普通の生地でも、バイヤス裁ちをすれば、

      カットソーが出来る場合もあります。

    ただしこのやり方は難しく、技術が必要なため、

        素人の方にはお勧め出来ません。

 

   いずれにしてもカットソーをする場合は、

     縫い目にかかる力を考慮する必要があります。

 

      カットソーに少し慣れてきた方は、

        上記の事を考慮しながら、

      上手にアレンジを楽しんで下さいね。 

 

  にほんブログ村 ハンドメイドブログ 洋服(洋裁)へクリックして頂けると励みになります。   

       Ctrlを押しながらクリックして頂くと画面が変わりません   

コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 脇下にねじりのあるワンピー... | トップ |  カーディガンのようなマーガ... »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
TANAKAさんへ (くりまんじゅう)
2016-10-07 17:19:38
そちらはまだ稲刈りが終わってないのですね こちらはもう
稲穂はありません。今日は朝から晴天でしたが湿度も高かったです。
軽やかでいい柄のニットね と思いましたが楊柳でしたか
こんな柄があれば欲しいですがネットに出る楊柳はステテコに
するような柄ばかりです。そうですね 楊柳はしぼがありますね
生地の特性を生かしていますね。
返信する
くりまんじゅうさんへ (TANAKA)
2016-10-07 18:10:51
こちらは稲がようやく黄色になり始めたところです。
今日は湿度も低く、過ごしやすい1日でした。

ネットで思うような生地を見つけるのは難しいですね。
私も時々ネット購入もしますが、色が全く違っていたり、
ほとんど伸びのないニットだったり・・
見てしまうと、つい欲しくなりますので見ないようにしています。
くりまんじゅうさんはカットソーだけでなく、
洋裁も頑張って続けていらして、素晴らしいですね。
返信する
TANAKAさんへ (まりも)
2016-10-08 00:11:19
お出かけ 東京だったかしら
何処かで すれ違っていたりしてね
生地の組み合わせ 裁ち方によって
カットソーにも出来るのですね
作る楽しみ 幅が広がりますね
返信する
まりもさんへ (TANAkA)
2016-10-08 13:49:36
ありがとうございます。
東京に来てらしたのですね。
いつかお会いできたら、
うれしいですね。
返信する

コメントを投稿