「冬が来る前に」
作詞 後藤悦治郎/作曲 浦野直/歌 紙ふうせん
坂の細い道を 夏の雨に打たれ
言葉探し続けて 別れた2人
小麦色に焼けた 肌は色も褪せて
黄昏わたしひとり 海を見るの
冬が来る前に もう一度あの人と めぐり逢いたい
冬が来る前に もう一度あの人と めぐり逢いたい
秋の風が吹いて 街はコスモス色
あなたからの便り 風に聞くの
落葉つもる道は 夏の思い出道
今日もわたしひとり バスを待つの
冬が来る前に もう一度あの人と めぐり逢いたい
冬が来る前に もう一度あの人と めぐり逢いたい
もうひとつコスモスつながりで記事にしてみました。
「秋の風が吹いて 街はコスモス色」、そうですね、同じピンクでも
コスモスのピンクは秋の装いを感じさせてくれます。
ただコスモスの咲く頃というのはこちらでは10月の上旬です。
僕のもつこの歌のイメージは大学祭が終わった頃のイメージです。
ですから11月中旬の頃のイメージがあるのです。
それはその次のフレーズの「落葉つもる道は 夏の思い出道」に
原因があるのだと思いました。
寒さが身に沁み始める頃のイメージがあったのです。
「紙ふうせん」も夫婦デュオです。もともとは「赤い鳥」という
女性2人、男性3人のグループだったのが、
「紙ふうせん」と「ハイ・ファイ・セット」に分かれたのです。
そしてこの曲は「紙ふうせん」の代表曲になりました。
3日間掲載した曲はどれも1970~80年の曲です。
この頃からすでにコスモスはまるで俳句の季語のように
秋を表現するアイテムとして登場していますね。
ナンバンギセルのように帰化植物かと思ったら、
万葉の昔から歌に歌われている花があったり、
このコスモスのような国民的アイドルのような花が
実は帰化植物だったりと、わからないものです。
久しぶりの雨でしたね。農家の方はもう少し降って欲しかったと言っておられましたが…
白いコスモスは寂しそう 赤いコスモスは優しそうと亡くなった祖母が良く言っていました。
“冬が来る前にもう一度あの人にめぐり合いたい”のフレーズが大好きです。
そんな経験はありませんけども…
本当に久しぶり雨でした。久しぶりだったものだから朝、停電してしまいお店は大変でした。でも農家の人にとっては全然物足りない雨だったでしょうね。
白いコスモスは本当にさびしそうですね。おばあさんのお言葉よくわかります。
曲が乗ってしまうと何気なく聞いてしまいますが、詩だけをじっくりと噛みしめると切なくなります。さだまさしの「秋桜」なんてほんとに涙が出そうになります。
最近の歌は詩よりもメロディーが重視されているような曲が多いですが、この頃は詩を味わうことの出来た曲が多い時代でした。
この頃の歌はいいですね。LPを持っていらっしゃるのですね。宝物ですね。
最近の歌は何を言っているのかがわからず、馴染めません。