ふぶきの部屋

皇室問題を中心に、政治から宝塚まで。
毎日更新しています。

2022年の皇室

2022-12-30 07:00:00 | 皇室報道

まず、直近の活動として12月28日、天皇一家は「Drコトー」のチャリティ試写会に登場。

愛子内親王はピンクのスカートにさらに薄いピンクの上着。ピンクのバッグ。

21歳とは思えない幼い装いにバッグ。

皇后は皮のパンツですか?

スカーフをぐるぐる巻きにして首を見せない様に。

天皇陛下はお付き添いのように立ってます。

チャリティ試写会になぜ天皇までが一緒に行くのかわからない。

愛子内親王単独で十分な筈なんですけど、とにかく3人一緒がポリシーなんですよね。

芸能人が好きなご一家ですことね。

どうやら佳子様の誕生日の当たり屋にしたかったようですけど、佳子様の素敵な映像や画像の前ではへんてこな一家にしか見えません。

 

今年、天皇家では愛子内親王が3月に記者会見して以来、公務ゼロ。

大学へ行ったのは3回ですか?授業を受けたのではないらしい。

お忍び鑑賞2回。

なぜお忍びが必要だったんだ?といぶかしく思う国民をよそにやりたい放題。

安倍元首相が暗殺された日に、両陛下は笑顔でオンライン公務をして、「慣例上葬儀に出席しない」と言いながらエリザベス女王の国葬には秋篠宮夫妻を押しのけて自分達が笑顔満面で出席。

マスクを黒にしたり、外したり・・・じゃあ、国内の公務は出るのよね・・・といっても最初のうちだけ。祭祀は皇后も内親王もゼロです。

皇后にとって「エリザベス女王の国葬」に行けた事は大きな喜びでしたでしょう。

しかし、チャールズ新国王の晩さん会を欠席して、外務省のレセプションには出るという好き勝手な行動はもはや手の付けられない汚点としてヨーロッパ中に拡散。

天皇の側にいたオランダ王室もあきれ顔でしたね。

 

皇嗣家では今年、悠仁殿下が筑波大附属高校に入学。

早々に伊勢神宮にも参拝。

皇族としてのお仕事をちゃんとされています。

佳子様は1年を通して大活躍。夏以降は悲しみに沈む国民に力を与えてくれました。

 

皇室というのは、鎮護国家が最も重要な役割です。

その為の祭祀は欠かす事の出来ない事です。

イギリスを見て下さい。

エリザベス女王が亡くなった時は、ジョージ王子もシャーロット王女もちゃんと葬儀に出席。小さなルイ王子だってクリスマスの礼拝には出てきています。

イギリス国教会の長である王室にとって「礼拝」は大切な役割なのです。

日本では「未成年皇族」は公務の義務も祭祀の義務もありません。

せいぜい、陵参拝が節目について来る程度。

でも皇族自体が減っている事に加え、悠仁親王は唯一の将来の天皇であれば、16歳といえども公の仕事を請け負ってもよいと思います。

それで成績がどうの・・というのは誹謗中傷に他なりません。

 

今年も皇室に対する誹謗中傷がひどすぎて、この怒りをどこへぶつけたらいいかわかりません。

雑誌の情報を丸ごと信じる同僚に「なぜ?」と聞いたら「だって・・・情報がそれしかないからねえ」って。

女性週刊誌を葬りたい。

っていうか、私達第三者が雑誌社やS原夫妻を訴えてもいいんじゃないか?と思います。

あのS原だって関係もない小室佳代氏を訴えようとしたんですよ。

私達も出来るんじゃないですか? 皇室への名誉棄損事項として。

宮内庁がSNSでの情報公開を予定しているようですが、ネットに詳しくないお年寄りや頭の固い官僚がやっても絶対に無理です。これこそ民間の手を借りなければ。

保守派が負け続けているのは、この部分に弱いからです。

人を貶めて何が楽しいのか。

天皇一家の「悪事」は全部本当の事なのに、庇う人達に浮かれてやりたい放題というのは本当に許せない事です。

いつかどこかで必ず報いを受ける時が来るはず。

その時、日本が存在しているかどうかはわかりませんが。

コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

佳子様28歳に

2022-12-29 18:05:20 | 皇室報道

 佳子様、お誕生日おめでとうございます。

まさしく国宝級美女 世界に誇りたいプリンセスです 

我が家のカワちゃんの目が💓になっております。

「早く人間になってプリンセス・カコと結婚したい」と切望

佳子様のゆるりふんわりウェーブの髪、簡単そうでなかなか出来ないものです。

アイボリーのセーターにコートなんて痩せてないと着る事が出来ないですものね。

本当に美しい。

 後ろの紅葉に合わせたような色使い。

さりげないイヤリングが光ります。

 ファッションセンス抜群。

 この瞳で見つめられた国民はみんな彼女を愛するでしょう。イヤリングは星型ですか?可愛い。

普通のセーターですよ・・・どこにでもある。

決して贅沢ではないのに佳子様が着ると高級感が増しますね。

そしてこの笑顔! もうこの笑顔がみたくてみたくて国民は佳子様をおいかけているんです。

今年は素晴らしい手話を披露され、様々なファッションも見せて下さいました。

古きよき時代の皇室を見る思いでした。

来年も、佳子様風ファッションを期待しています。

そして大いなる慈愛の笑顔で私達を幸せにして下さい。

 

コメント (7)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

原田諒 退団

2022-12-29 07:00:00 | 日本一運のいい女 雅子皇后の肖像

文春、久しぶりに買いました。

秋篠宮家の記事の次がこれで・・・いやはやと言った所です。

個人的にはもっと山上の事とか、先日埼玉で起こった事件の犯人の詳細を知りたかったけど、何だか読み応えがなかったです。

で、原田諒については「宝塚 有名演出家の性加害とパワハラ」というタイトルです。

 原田諒は大坂出身。同志社大学在学中に入団

 演出家は「自分は特別な権力を持っている」と思い込み、団員やスタッフに尊大な態度を取る事もあり、原田もその一人。

 特に娘役への辺りが強く役を与えない事で有名。過去には「へたくそ!お前の役の設定を変えたろか」などと言われつづけ失声症になった娘役も」

 「蒼穹の昴は朝月希和の退団公演だったのに、台本が長すぎてカット。朝月希和には

お前、顔でかいねん」

「俺の演出の時に退団するなよ、失礼や」

「みんな、朝月のサヨナラショーは省エネでええで」

 彩風咲奈には

彩風はなにもできひんな」

「目をむくなって」

「斜視やめてな」

 東京公演には原田諒は産科させられず。

セクハラ、パワハラを受けた演出家助手の話は、ネット記事通りです。

記事が出ると決まった12月26日付で退団なので阪急に異動はもうなくなったって事ですね。

原田諒に関して私が思った事。

最初は「いわゆるストレス性のSEX依存症」かもしれないと疑いました。

仕事の忙しさから来る依存症の一つで、例えば露出狂になったり、そういう事をしないではいられなくなる病。日本では認められていませんが、アメリカなどでは「SEX依存症」は病気とされています。

演出家助手Aさんは、恐らく可愛かったんでしょうね。

こういっちゃなんですけど、宝塚の女性演出家は気が強いし綺麗じゃない(御免!)なので、素直で清純に見えたのでお気に入りになったんではないかと。

宝塚の演出家ってみんなゲイか自分が女になりたい派だと思っていたのである意味正常?と感じたけど、でもそのお振舞は容認できるものではないし、あまりにもいやらしすぎて上から目線のパワハラ、モラハラ、セクハラ全部組み合わせた程ひどいものです。

 

原田諒に関して、文春でも「数々の賞を受賞している名演出家」と言われていますが、彼がデビューしてから1度として評価した事はありません。

それは「ふぶきの部屋」の宝塚コラムを読んでいる人はみんなご存知ですよね。

何回賞を取ろうが、私の彼への評価は変わりません。

 自己満足な舞台ばかり作るな

 宝塚らしさを考えろ

こういう事です。でもまあ「十二夜」「アル・カポネ」だけはましだったけど。

でも原田諒は日本物のショーの演出は非常に上手なんですね。

日本舞踊も作っているようですし。なのでそういう仕事に関係がある家の子なのか?と思っていたんです。

そもそも、在学中に入団自体が特別な事ですし、何かコネがないととても入れないでしょう?

演出家助手のAさんも父親の知人が真矢みきと知り合いだった・・・というある意味コネクションを利用して入った口でしょうから、二人は互いに似た部分もあってゆえに彼も気を許し過ぎたのかもしれません。

 

いわゆる「おぼっちゃま」「苦労知らず」「後ろ盾があるから怖いものはない」系の勘違い男だった。

しかし、演出家助手Aさんもそれなりの力はあったって事で告発に踏み切り、それを隠し通す事は出来なかったものと見えます。

では週刊誌にリークしたのは誰でしょう?

私はは「おばさま」の一人だと思っています。「おばさま」歴が長くて歌劇団の裏をよく知っていて、雪組トップコンビに関係がある人。

 

原田諒がセクハラを告発された事をしった雪組生は「誰か暴言を録音した?」とか言ってたそうで、そこらへんは週刊誌の創作としても、信じちゃう人もいるだろうなと。

今回は彩風咲奈と朝月希和に暴言を放った事が命とり?

 

色々名作を書いていると言われている原田諒ですが、過去に一度やらかしているそうです。

それは宙組の凰稀かなめ退団公演「白夜の誓い グスタフⅢ世」の時で、そもそもこれは脚本がひどい出来で、めちゃくちゃ。

さよなら公演なのにこれってどうなの?と思ったけど、原田諒自身が作品を完成させ切ることが出来ず、しまいには稽古場から逃げ出したらしいのです。

パニクった宙組は凰稀かなめが中心となってやっとの事で上演にこぎつけたらしい。

嫌な事からはすぐに逃げる。

人が傷つく事を平気で言う

(どこかの皇后陛下そっくりですが)

恵まれた環境で自分勝手に生きる事を容認され、自分は偉いと勘違いしてきたパターンそのもの。

大学在学中に入団したというのも自慢の一つだろうし、「ロバート・キャパ」で賞をとってからというもの、とにかく賞をとる自分に酔っていたんでしょう。

だけど、悪いけど「ロバート・キャパ」は賞に値する作品ではなかった事は確かです。

何でこんなに賞を取れるんだろうと不思議でしたけど、これにも裏があったと確信しています。

結果的に増長させ、そこに日頃の性的な欲求不満が募って爆発した・・・というのが真相ではないですか?

 

さすがにセクハラ問題で退団した演出家を東宝が使うか?小劇場が使うか?と思うと、彼の脚本家としての生命は終わったと思います。

「強くてリーダーシップに長けた男」に憧れた原田諒は、その理想を具現化しようとしました。

しかし、それは宝塚の理想とは相いれないものでした。

自分にはないものを持っている人に憧れを抱くのはいいとして、自分もまたそんな人間になったつもりで「英雄色を好む」になったんでしょうか。

それにしてはラブシーンの一つも書けないし、娘役を排除している作品が多いのは、基本的に「女性差別」意識があったからでしょう。

「ふぶきの部屋」を真摯に読んでいてくれたらね・・・・・

 

ああそれと、原田諒が「省エネでええねん」と言った朝月希和のさよならショーは、彩風咲奈・朝美絢・和希そらとフルメンバーが温かく彼女を支え、最後はキスシーンで終わるという、素晴らしく美しいものでしたよ~~~

 

コメント (5)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ふぶきの宝塚大賞2022

2022-12-28 07:00:00 | 宝塚コラム

 仕事が忙しいので全然年末の気分が出ないのですが、あれ?もう年末じゃないの。

ふぶきの唯我独尊、偏愛上等な「宝塚大賞」を発表いたします。

抗議は受け付けないのでよろしく。

今年は全体的に意欲的な作品が揃った年ではないかと思います。

コロナでの公演中止に見舞われつつも、少しずつ本拠地は本来の形に戻っており、宝塚ホテルも活況。

東京の方は、相変わらずチケット難ですけど「見たらすぐ帰れ」って感じの寂しさは今年も継続。

我が家の姫ちゃんにとっては天寿光希の退団で1年を終えたという感じでしょうか?

未だに、「みっきぃ」と言い続けております。

喪失感というのは何年もかけないと立ち直れないものですし、いつか必ずまた同程度のご贔屓にめぐり会えるように祈っています。

月組は組長に梨花ますみが就任、花組の水美舞斗は専科に異動。来年はどうなるって感じですね。

なお、東京公演を中心に賞を差し上げていますのでムラとはズレがあります。

 

 最優秀作品賞・・・元禄バロックロック(作・演出 谷貴矢)

 東京は半月くらい休演しており、見た人少なかったでしょう。私もDVD組です。

谷貴矢は異世界風歴史物が得意ですが、今までの小作品はどれも難解すぎました。しかし、大劇場デビューとなった「元禄バロックロック」は非常に独創的で面白く、多くのメンバーに役をあたえ面白くしていました。

今時忠臣蔵を知っている若い人も少ないとは思いますが、そこに着想を得た事は非常に面白いです。

ただ、5代将軍のやたら平和主義な考え方には違和感が残りましたけどね。

 

次点・・・「High&Low

 オリジナルな脚本が優れていました。

不良少年と余命いくばくもない少女の恋物語は実は昔からの定番です。とはいうものの、その定番をしっかりと描きつつも、5グループの個性も生かしながら迫力がある、見ごたえのある作品になっていたと思います。

 ベストレビュー賞・・・「The Fascinetion

東京公演のお正月にふさわしい、明るく花組らしい作品でした。王道のレビューというんでしょうか?花組の歴史を振り返りつつ「花詩集」の曲も取り入れ豪華で上品なレビューになっていたと思います。

次点・・・「Gran Cantante

スペインをテーマにした迫力あるショーでした。宝塚で上演されたスペイン物の曲をずらりと並べ、衣装も雰囲気も素晴らしく、退団者にもとてもよい機会を与えました。

 

 主演男役賞・・・真風涼帆

「Never  Say Goodbye」と「High&Low」の演技に対して。

ハイローはまあ、ケチをつけようと思えばいくらでも出来るのですが、とりあえず「ヅカロー」としての最高の演技力だったと覆います。

「Never・・」は和央ようかより心情がわかりやすく、共感しやすいものがあったと思います。

作品に恵まれた結果かなと。

 

 主演娘役賞・・・潤花

「シャーロックホームズ」と「High&Low」の演技に対して。

いきなり組替えのトップ娘役で、宙組にどう馴染むのかと心配したのですが、その美しさと堂々たる演技はとても評価に値しあす。

あまり大きな使命を持った主役より等身大が似合うというか、「君は」という言葉がこんなに似合う娘役はいないでしょう。

退団が惜しまれますね。

 助演男役賞・・・朝美絢

今年は朝美絢にとってチャレンジの年でしたね。「ほんものの魔法使い」という外国の作品に挑戦したり、「夢介」ではお金持ちの道楽息子、そして「蒼穹の昴」では京劇を覚え・・・怒涛の1年だったのではないかと思います。

今や朝美絢抜きの雪組なんて考えられないし、朝美絢のギラギラした目があればこそ芝居もショーも成り立っているという感じです。

 助演娘役賞・・・天彩峰里

天彩峰里にとっても今年はキャラ変の年というんでしょうか?

品のよさとか高音が求められる娘役が、やたらヒステリックで高飛車な女優になったり、ピンクのつなぎ着て大暴れしたり・・いやいやどうした天彩峰里?というくらいの変わりようです。

それがまた彼女らしくて印象的。貴重な娘役になりました。

 

 最優秀演技賞・・・一樹千尋

「蒼穹の昴」の西太后に関して。

専科メンバーの中でも、特に古き良き宝塚の雰囲気を残している男役さんとして、星組の組長時代から見守って来ました。独特のセリフ回しは時に浮いてしまう事もありましたが、今回は「これぞ!」と思う威厳のある姿とセリフ回しに圧倒されてしまいました。

まさに専科の鑑ですね。

 

 歌唱賞・・・礼真琴・和希そら

礼真琴はそもそも歌唱力がある男役で、今年は芝居にしてもショーにしても彼女の音域の広さに頼る歌が多く、それをきっちりと歌い上げてくれました。

和希そらは組替え後の雪組では存在感がひときわ目立つように。歌もダンスも抜群ですが、今回は歌唱力の方で評価しました。聞き取りやすい声と発音のよさ、絶対に音を外さない確かさが観客には嬉しいのです。

 ベストダンサー賞・・・水美舞斗・暁千星

まず水美舞斗ですが、花組の中でも重鎮となり演技力に磨きがかかってきたのですが、彼女はやっぱりショーで光るタイプで、その軽やかで羽のようなステップや技術力に毎回圧倒されています。

特に今年は「Fashionable Empire」における、水美舞斗の色気のあるダンスシーンが圧倒的でした。

一つは柚香光を相手役とする耽美な世界、もう一つは女性に誘惑されていくシーン。私達がみたかった水美舞斗総決算でしたね。

暁千星は「FULL SWING」での素晴らしいダンスシーンにおいて。というのも技術的な事は勿論ですが何より素晴らしいのは視線の使い方や手の使い方が歴代トップスターのそれになってきたことです。

ただ技術があるというのは他にも一杯いますけど、暁の場合はそこに個性とカリスマ性を加えた感じです。「FULL SWING」における一人でがんがん踊りまくす場面や、肩の力が抜けたようなダンスの数々が成長を感じさせました。

 脚本家大賞・・・小柳奈緒子

「今夜、ロマンス劇場で」においてはほぼ映画に則した作りながら、白黒からカラーに変わっていく場面の美しさに心を奪われました。

「めぐり会いは再びNEXT JENERATION」はわちゃわちゃした作りながら、あれだけの人数を見事に面白く使ってくれたなと思いました。

少々煩い作劇と、原作物が多いのが気になりますが宝塚らしさという意味では一番答えてくれているのではないでしょうか。

 新人賞・・・稀惺かずと

「めぐり会いは再び」のカストルと、「モンテ・クリスト伯」におけるアルベールは、学年の割には演技力があり、堂々としているなという印象でした。

 

私には個人的に目をつけている男役がいます。

それは星組の鳳真斗愛です。

この人は「VERDAD」のローラ役のあまりの面白さに大笑いさせて頂き、さらに「モンテ・クリスト伯」でも笑いをとっていました。

決して美人ではないけど弾けるような笑顔が素晴らしく、みんなを幸せにしてくれる人だなと。

人一倍頑張っている姿もわかるし、これから星組のコメディ担当として伸びていってくれることを願っています。

 

さあ、お正月には星組がやってきます。

配信で・・・・と思ったら1日お上りさんする予定になり、楽しみにしています。

詳細は来年に。

とはいってもこの不景気、劇場で見るより映画館や配信の方が多くなりそうな雰囲気です。

それでも宝塚があるから生きていけると思えば幸せですよね。

コメント (3)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

国宝級イケメンって何よ

2022-12-27 07:00:00 | ドラマ・ワイドショー

 本当はブログのネタにしなきゃいけない政治の話は沢山あるのよ。

話題は多いけど、暗くなるしどうせ何も変わらないし・・・疲れちゃった。

といって現実から逃げようとするふぶきであった。

季節柄、我が家の姫の好みに合わせて「〇〇音楽祭」とか「ミュージック〇〇」とか、何年か離れていてすっかり興味を失っていたのにどういうわけか、見せられてしまったのです。

何でも姫がいうには「HEY SAY JUMP」熱が再燃したとか。

そっかそっか、彼女の愛する天寿光希退団後の心の傷を癒してくれるのはジャニーズなわけか~~~と。

だからって私まで強制的に見せられる必要はないとは思うけど、でも私もまあ、SIXTONESとかSNOWMANにはちょっと興味があったので一緒に見る事になったのですが。

信じられない事にどの番組も、ほぼ出演者が同じって・・・歌番組はジャニーズと48系と韓流で占められているの?

特にジャニーズの席巻ぶりは、改めて見ると「日本ってこんな国だったっけな」って今更思わせてくれちゃうもの。

ジャンルが狭まっているのか、視聴者のニーズがそこにしかいかないのか。

まあ、それはいいとして。

 

なんでも、目黒蓮なるジャニーズが「国宝級イケメン」なんだそうです。

彼はSnow Manのメンバーで。

へえ、日本でも「国宝級イケメン」とか言われるようになったのかい?

それにプラスして山田涼介や道枝駿佑などが今後、ジャニーズの顔になっていくんじゃないかとか言われているんだそうです。

上記、目黒蓮君は写真で見ると確かにイケメン。

しかし「イケメン」の定義はあさーくふかーく、好みにもよる。

つまり今時の10代、20代はこの顔を「国宝級」というわけ。

そこで私のようなおばあさんが「上原謙や長谷川一夫にくらべりゃね」と言ったら、話にならないんです。さすがに古すぎる。新御三家も古い、たのきんも古い・・・

でも戦前俳優の二人はそれこそ「国宝級」と呼ばれた口だからお忘れなく。

でもね・・・そこで姫は言った。

私、中島裕翔君の方がイケメンだと思う」と。

この所、ドラマにひっぱりだこ、グループの中でも飛びぬけて背が高くアイドルらしい笑顔振りまき、二枚目に育った彼。

その昔、デビュー当時は確かに山田涼介に負けてたなと思うけど、今はうんうん、そう、中島裕翔は素晴らしいと思うのです。

姫はHEYSAYJUMPのデビュー曲聞いて「ああ、私、ファンでよかった」と涙を流し、ヘッドフォン付けてる八乙女光に「可哀想」と同情し、アラサーが何言ってんだかと言ったら。

何よ、今は80代だってジャニーズを好きになって若返っているんだから

と言われ、言葉が出ませんでした。

うーん、じゃあ言わせていただくけど、私は目黒蓮君は国宝級とは思いません。

もし彼が国宝級ならラウールは世界遺産だと申しましたの。

ええ、Snow Manの真ん中で歌って踊ってる彼です。

背が高い、スタイル抜群、ダンスが恐ろしく上手、だけどはにかみや?

この人、ジャニーズにおいとくの勿体ない。なぜ舞台に行かない?

バレエやってた?軸が全然ぶれないんだけど。

で、私にとって国宝級は京本大我です。

SIXTONESのメンバーの中で最も色白で声がよい。歌うまで美青年。

ミュージカル仕込みの声は聴いてて心地いいし、最近、声がパパに似て来た~~

「ふぶきさんの好みって偏ってない?」って思う人、きっといるようで。

いるでしょう。いる!

私は美には完璧さを求めるのです・・・・

 

で、「国宝級」という言葉が出たのは実は中国の方が先なんじゃないかと。

お馴染み(?)シューカイ。この人のキャッチフレーズが「国宝級イケメン」なんです。そういえば目黒蓮と似ていなくもない?

この人が出ているドラマは「瓔珞」の傅恒役以外はほとんどがモテ男で軽くて自画自賛系ばかり。チャラい代表選手です。現在26歳。

 

でも我が家の姫から言わせると、「彼が国宝級なら肖戦はどうなる?」という。

 

 肖戦。「陳情令」の。確かに彼の人気はすごいし、国宝級といえなくもないけど、私的にはレオ・ローです。

どっちがどっちかわかんない?そうだよね。

私もそう思う。

 

現在の宝塚において「国宝級イケメン」と言えば絶対

 花組の柚香光です。

この人のオーラには引っ張られる感じがします。危ない沼にはまりそうな怖さ。

anan買っちゃったしなあ。

 

で、もう一人、国宝級は

 雪組の朝美絢です。

この大きな瞳の喜怒哀楽がたまらない。

 

そして3人目は

星組の暁千星です。まだ発展途上ですけど・・・でも最近、とくにイケメンになってきて、しかもあの手!手です。手がね。麻路さきそっくりなの。

やっぱりファンでよかったと思いました。

 

という事で「国宝級」には色々な解釈があるという事ですね。

皇室で言えば佳子様は「国宝級内親王」ですしね。これは絶対でしょう。

コメント (5)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雪組・蒼穹の昴ライブビューイング

2022-12-26 07:00:00 | 宝塚コラム

私は清朝ものが好きです。

衣装は豪華だし、女性同士のあれやこれやれも多いし。

でも「蒼穹の昴」を宝塚でやろうとは思いません。

なぜなら、宝塚に必要不可欠な「恋愛」要素がゼロだからです。

おまけに、辮髪でしょ?無理無理・・・と思っていたら原田諒がやったっ!

全体的に「政治物」「男の話」としてはうまい作りだと思うけど、その分女性達が全然活躍せず。

何しろ、さよならの朝月希和にボロを着せて出番少なくなんて、「堕天使の涙」の舞風りら以来の屈辱物よ~~

梁文秀との関係は最後まで「兄と妹」にほかならず・・・原作では後に結婚するけれど。

今回は主人公が二人いるようなもので、1幕では文秀と春児の関係も対等でさらさら見せ場もあって進んでいくけど、2幕目は春児はほとんど何もせず。

そりゃそうです。春児が活躍するのは京劇役者としての時、西太后づきになってからの彼は西太后の孫のような存在になっていくし、宦官の世界では正義感に溢れた考えでのし上がっていくわけです。

改革派の文秀と清朝側の春児は対照的な立場で、無論考え方もそうです。

しかし、はっきり言ってこの対比がうまくいっていたとは思えません。

どうしてもトップに焦点を当てなければならないから、春児達は後回しになるのは当然。だったらそんな難しい話を2時間にまとめようとするなよと言いたかった。

確かに大階段を使っての宮廷シーンは見ごたえがありました。

しかし、宮廷ならではの「しぐさ」というものが一切排除されていましたね。

例えば「お茶」を飲む仕草。

日本と違って、あちらでは茶たくに湯呑を乗せ、蓋をしたまま口にもっていき、蓋で茶葉をよけながら飲みます。

例えば「お辞儀」

文秀達のお辞儀は腕が生ぬるい。妃達は膝を折って挨拶します。

せめて、光緒帝の3人の妃達の優雅なお辞儀を見たかったです。

西太后ら后は重いリャンパトウを頭に乗せて、長方形のかかとがついた靴を履いていますので、一人では容易に歩けないし跪く事も無理です。そして寒い時には陶製のカイロを両手に持っています。

そういう、いかにも「清朝」的なものを取り入れてくれたらムードが出たけど。

我が家の姫も、お辞儀の仕方に違和感ありと、名前の呼び方に違和感があったといいます。

例えば「珍妃」はチンフェイ、「西太后」は「シータイホウ」と発音します。

梁文秀と春児、順桂など一部の人達だけ中国語読みっていうのはちょっと・・ってわけですね。

私は西太后が光緒帝を「ツァイティエン」って呼ぶかなと。

李春児も本当は「李春雲(リチュンウン)」が本名で「春児」は愛称です。

 

とにもかくにも、専科の人達がの演技に脱帽してしまい、これをずっとみていられるなんて幸せだ~~と思ってしまいました。

だって、芝居ってこうでないとが詰まっているんだもの。

一樹千尋と夏美ようなんて、元星組コンビですよ。この大げさで大仰な物言いの似合う事といったら!素晴らしかったなあ。

また。京劇の朝美絢のカッコよさも半端ない。よくぞここまで頑張ったとしかいいようがない。

という事は、申し訳ないけど主役がかすむわけで。

正直、こんなに専科が出て来る芝居は鳳蘭主演の「誰が為に鐘は鳴る」以来じゃないの?って感じです。

かすまなかった鳳蘭はすごかった。遥くららも大物だった。

でも残念ながら雪組トップコンビは・・・

しょうがないよね。原田諒は組にあてて書いたっていうより、自分が書きたいものに役を当てはめただけなんだから。

終わってみれば梁文秀も春児も何か大きな事やったっけか?

ああ、爆弾から西太后を護ったのは春児だけど、それだけ大きな成果を上げたのに誉め言葉一つなしかい?

順桂が死んだのにコメントなしかい?

文秀は袁世凱に頼み事しただけかい?

戊戌の政変って・・・こんなに軽い扱いかと。

光緒帝は死ぬまで幽閉されたのよ。西太后によって。西太后の胸の内もわからないし、光緒帝の悲しさもわからないし。

結果的に政治を語っただけの芝居になってしまいました。

上田久美子だったらもうちょっと・・・あわわ。

 

衣装はどれも素敵でしたが、ただ文秀達の服の裾の波模様は違和感あり。

あれはいらなかったなあ。

辮髪なしも違和感しかないって・・・・だからやめときゃよかったのに。

フィナーレの朝月希和のドレスは可愛らしかった。

今度はぜひ恋愛要素で「珍妃の井戸」をお願いしますよ。

 彩風咲奈・・・いつになく力が入った役で、トップの地位を守り抜いた感じ。

        本編とは関係ないけど、朝月希和のさよならショーで「SUPER BOIJER」のダンスを披露したけど、二番手の頃よりずっと上手になってました。今回の作品は身を軽くしないと出来ないものだったのでしょうかね。ただ・・もうちょっとカタルシスが欲しいんだな。

 朝月希和・・・ボロボロの服で出て来た時はどうしようかと。可哀想すぎて。ラストはまあいい服着て出て来たけど、本来ならミセス・チャンにして活躍させるべきだったんじゃないの?と。さよならショーは近年まれにみるよい出来で、楽しかったです。

ご苦労様でした。明るくて可愛くて大人のひらめちゃんの幸せを祈ります。

 朝美絢・・・とにかく春児として可愛いやらいじらしいやら。京劇の振りを見事にやりこなした度胸がすごい。また朝美絢の瞳はいつも何かを渇望している。この必死な渇望感が人を酔わせるのではないかと思います。

 凪七瑠海・・・李鴻章。1幕であっさり消えるから「え?」と思ったけど、2幕目最後で見せ場あり。どんどん貫禄がついてよい男役さんですよね。

 和希そら・・・あまりしゃべらず、でもいつも憂いに満ちている表情が素晴らしかったです。あっさり爆弾で死なせるなんて。

 縣千・・・好感が持てる真面目な皇帝で演技力がある事はわかりました。黄色の衣装に助けられてよく目立ったし。このまま伸び続けてくれれば。

 諏訪さき・・・眼鏡で純粋にリンリンを好きになる風情がよかったです。

 真ノ宮るい・・・見た目いいし、声は素敵だし演技力もダンス力も抜群で目立ちましたね。

 一樹千尋・・・西太后が代表作になったかも。

専科の方々、全員素晴らしい演技をありがとうございました。

 

原田諒には「宝塚的になものとは」という視点を今一度持ってほしい。

かつて植田紳爾が「紫禁城の落日」を星組で上演しました。

これは日向薫と毬藻えりのさよなら公演でした。

しょっぱな、大階段から出演者を歌いながら降ろして華やかさを描き、愛新覚羅溥儀とその后の婉容を軸に、次期トップコンビのアピールや、次期2番手に終戦の詔を口語訳セリフを言わせるとか、全ての人に見せ場を作った作品でした。

その分、ストーリーは史実と大きく異なってしまったのですが、でも大いに泣けて、これこそ「宝塚とは」の究極の表現法だと思っています。

ちゃんと辮髪もあったし。紫苑ゆうが辮髪じゃなかったのは日本に留学していたからだし、そこらへんはちゃんとしてたという記憶があります。

原作に忠実にがよいのか、宝塚の定義に当てはめるのがいいのか。

生田大和も原田諒も次世代を担う演出家なのですから、特にそこを考えて作品作りをしていくべきと思います。

宝塚はトップが光ってこそなんぼ、泣かせてなんぼの世界。

見せ場作って一人前の世界ですよ。

 

コメント (3)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雪組 蒼穹の昴 その前に

2022-12-26 07:00:00 | 宝塚コラム

日本人は明治維新については学校で習っているし、幕末は好きな人も多い。

でも維新後は日本を中心に習う人は習い、習わない人は全く触れないので、正直、お隣の国の歴史なんてまったく興味がないんじゃないかなと思います。

ゆえに、歴史がねじ曲がって伝えられ「韓国併合」を「植民地支配」日華事変を日中戦争といい、日本が悪逆非道を尽くしました・・・と思っている人が多いのです。

 

私が、いわゆる「中国」に興味を持ったのは1995年くらいに作られたドラマ「さよなら李香蘭」だったと思います。

母が彼女の名前や存在を知っていて興味があったのです。

その後、少しずつ本を読みつつ、NHKドラマ「蒼穹の昴」と出会うわけですね。

このドラマは日中合作で西太后役の田中裕子に「すごい」の一言でした。

それから原作を読んで、さらに「中原の虹」「珍妃の井戸」と続き、浅田次郎が解説で出る清朝のドキュメンタリーを見たり、中国ドラマで色々学び、さらに宮脇淳子の本で真実を知る・・といった具合でした。

 

原田諒の「蒼穹の昴」はよく出来たストーリーではあるけれど、そもそも見る側が「清朝」とは何かを知らないと全然思いが伝わってこないのではないでしょうか?

 清朝・・・太祖ヌルハチに始まる女真族の一族「愛新覚羅(アイシンギョロ)家」です。女真族は中国人ではなく草原の民です。やがて満州族と呼ばれます。満州文字を持っているけど漢字を取り入れ、無理やり名前を漢字にしているので「愛新覚羅」という4文字なんですね。

 西太后の実家・・・イェホナラ家と言われますが、乾隆帝の皇后を出した家なのです。しかし、この皇后と乾隆帝の不和により皇后は諡号も墓もなく、「イェホナラ氏から妃を出すな」と言われて来ました。

その掟を破って咸豊帝の側室に入り、やがて後継ぎの同治帝を産んだ事で、正室を「東大后」帝の母は「西太后」と呼ばれます。

しかし、同治帝はご乱交が過ぎて性病でなくなり、後継ぎに困った西太后は身内から光緒帝を迎えるのです。

 清朝の服装・・・いわゆる「満州服」と呼ばれる格好で、男子は辮髪でした。辮髪は頭のてっぺんをそり落として後ろの髪だけを編むという独特の形。

これがあるから清朝物は絶対宝塚ではありえないと思ったら、なんと「辮髪」させなかった!

西太后達の頭に載っているカツラは「リャンパトウ」と呼ばれるもので、大変重いです。身分によって飾りの制限もあります。また、花魁の下駄みたいな靴を履くので一人では歩けません。

西太后が一人で歩くなんてありえない。女官が片手を持ってないと歩けないのです。

 清朝が滅びたわけ

端的に言うと、後継ぎがいなくなったからです。

これはどこの王室、皇室にも言える事ですが、背負う人が凡人だと必ず滅びます。

清朝は長い間「眠れる龍」と呼ばれていました。

つまり、西洋列強からすると「手を出すと怖い」存在だったのです。

でも近代における西洋の「植民地支配」「領土を増やす」魔の手がアジアに迫り、日本は明治維新後の「富国強兵」で乗り切りますが、清朝は、アヘンの流入で国力が弱くなりました。

そこでイギリスと「アヘン戦争」・・でも負けて香港割譲。

清朝のあちこちに「西洋の租界」が出来て、侵略が進んでいたのです。

光緒帝は、どうしたら清を強く出来るんだろうと真面目に考え、「開国」の道を選びますが、西太后はそれを許さなかった。

「戊戌の政変」と呼ばれるクーデターは失敗に終わり、光緒帝は幽閉されて終わります。

その後、孫文が辛亥革命を起こして清朝は消え、紫禁城に閉じ込められます。

袁世凱は愛新覚羅家にとって代わって皇帝になろうとしたけど、張作霖らに阻止され。

やがて蒋介石の国民党軍による軍閥政治が始まり、それに反発した毛沢東率いる共産党と内戦を繰り返します。

日本は、行き場がなくなった愛新覚羅溥儀を皇帝に据えて「満州国」を設立しますが、13年しか続かなかったのです。

 科挙・・・科挙という言葉は誰でも知っているけど、実際何がそんなに難しいのかわからないと思います。百田氏の受け売りと私の印象で言うなら、科挙は「暗記の天才」って事になります。

中国と朝鮮において「科挙」は重要な役人登用の窓口。

けれど実際は「論語」など古典を読み込んで暗記して間違いなく書けて、さらに解釈を自分で入れて、それをいかにも漢詩のように美しく流れるように語るように書くって事です。

中国でも朝鮮でも軍人より文官の方が位が高かったのです。

中身は究極の「国語」ですよね。

日本では科挙を取り入れませんでしたし、将軍家から農民に至るまで読み書きに加え、数学が流行ったり、天文学が流行ったりと学問は自由でした。

でもお隣の国では1教科しか科目がなく、全国の人が一つの問題に答えるのですから大変。

文秀が言ってた「科挙の部屋」って・・マンションのごみ置き場を石造りにして並べたような狭い部屋。椅子と机しかなく人一人がやっと入れるような空間しかなく、そこで何日も答えを書き続けるんです。

お金と暇がないと4回の科挙を全部受けることは不可能です。

その「科挙」を廃止する事は正しい事だったけど、官僚がその考えについていけなかった。日本は価値観ががらりと変わってもなんとか慣れていくけど、あちらはそうではないんですよね。

 

 日清戦争・・・日本が明治維新で感じた事は「うかうかしていると西洋列強に支配されてしまう」という事。それを防ぐ為に清や朝鮮に対して開国を求めるも、どっちも拒否。朝鮮を巡って日清戦争が勃発。日本が勝利します。でも勝利したから得をしたのかというとそうでもなかった・・・

 春児達が貧しいわけ・・・百田さんの本で読んだのですが、中国大陸は自然災害や戦が多い。王朝が変わる度に大規模な戦争が起きて負けた側は全て殺される。また計算すると4年に一度飢饉が起きていたらしく、痩せた土地に住んでいる農民は常に死と隣り合わせだったのです。

 宦官と後宮・・・宦官は2000年も前から大陸で存在し、それを受け入れたのは朝鮮と琉球。日本は中国からこの残酷な風習を取り入れませんでした。

宦官が出来たのは、皇帝の妃達と男女問題を起こさない為でした。

また、日本の後宮で働くには家柄や血筋がとても大事にされましたが、中国や朝鮮ではいわゆる食い詰めて行き場がなくなると宮殿に仕えるという習わしだったわけですね。

後宮の女性には「皇后」「貴妃」「貴人」などの明確な位がありましたが、末期になると皇帝自体が繁殖能力を失い、後宮の女性は少なくなるばかり。

宦官になる為にはいわゆる男性性器を切り取る作業が必要ですが、これは専門家がいて、ちゃんと処理しないと死んでしまうんです。切った後3日間は絶食、水も飲めない。この間を生き抜けば何とか・・・って感じです。

西太后・・一樹千尋の役。回りを固めているのが宦官です。春児はこの宦官の中でも長となっていくのです。

光緒帝・・・縣千の役です。彼は頭がよかったし、国を思っていたけど、いかんせん国民がついてこなかった。

隆裕皇后・・・光緒帝の正室。うまれつき猫背で美人ではなかった。でも西太后の姪です。この人は溥儀の時代まで生きます。

珍妃・・光緒帝が最も愛した女性。ちょっと小太りで美人には見えないけど・・・この人は義和団の乱の時、西太后によって井戸に落とされます。

譚 嗣同(たん しどう)・・・諏訪さきがやっていた眼鏡のお兄ちゃん。

 悪役・栄禄・・悠真倫の役。この人の娘が溥儀の母です。

 康有為・・・奏乃はるとの役。

李鴻章・・・北洋軍の将軍。凪七瑠海の役です。

 

 

 

 

コメント (1)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

皇室ウイークリー

2022-12-25 07:00:00 | 皇室ウイークリー

ご日程

両陛下

12月16日・・・天皇陛下 → 賢所御神楽の儀奉仕団に会釈

              通常業務

      両陛下 → 響き合う名宝ー曜変琳派の輝き鑑賞

12月18日・・・天皇陛下 → 黒田清子祭主から挨拶を受ける

12月19日・・・天皇陛下 → 信任状奉呈式

              セネガル大統領と会見

       両陛下 → 宮内庁新規採用職員に会う

             財務大臣表彰の国税庁税務職員及び総務大臣表彰の地方公共団体税務職員に会う

12月20日・・・天皇陛下 → 通常業務

 

皇嗣家

12月16日・・・両殿下 → 御寺泉湧寺霊明殿参拝

            「令和4年度泉湧寺を護る会定期総会」出席

12月21日・・・殿下 → 山階鳥類研究所会議出席

            宮内庁新規採用職員に会う

12月22日・・・両殿下 → 福岡県訪問

・福岡アジア文化賞受賞者と懇談

・福岡アジア文化賞授賞式

 また同日シリーズと言われているのが、御神楽の勤労奉仕団に会わなかった皇后が、鑑賞公務には行っていること。でも彼女にすれば当然の事。「私には関係ない」と思っているから。

「適応障害」というのは「・・・すべき」「しなければならない」という感情に縛られる事によってストレスを感じる事なんだそうですが、確かに皇室においては「すべき」「しなければ」が沢山あります。

しかしながら。

皇室に入ると言う事は、それを受け入れる事だったんじゃないですか?

「適応障害」の認知療法では、「そこまでしなくてもいい」といういい加減さをある程度身に着ける事が推奨されているそうですが、だからといって「したくない事は全部キャンセルしていい」という事ではないと思うんです。

「回りにどう思われているか」が非常に気になる適応障害と呼ばれますが、本当に皇后がそう思っているならもっと真面目に公務をしていた筈です。

 小さい頃から「男並みに優秀であれ」と育てられた雅子さん(小和田恒ってそういう人)

しかし、彼女は父親にとって決して理想の娘ではなかった。

その事が雅子さんにはコンプレックスであり、甘えでもあった。

父親はメンツを大事にする人だからコネを使おうが、金を使おうがとにかく娘の表面を整える事だけに奔走。

結果的に何でも父親便りで父親の呪縛から逃れられない娘が誕生し、そのストレスレが夫への支配的な態度に繋がっていると思うのです。

愛子内親王の誕生も決して小和田的には許されるものではなく、むしろ失望と絶望だった筈。

ゆえに、皇位継承権もないのに「天皇にする」とせっせと頑張っているわけですよね。

つまり、小和田恒という人も、プライドばかり高くて実力が伴わない「やっかいな男」だったのだろうと思います。

 皇后は一ヶ月でも3ヶ月でも小和田邸に戻るべきではないですか?

どうせいても税金の無駄だし。今更天皇も「雅子がいないと」とは思ってないでしょうしね。

 

 上皇陛下89歳に 

12月23日、上皇陛下は89歳の誕生日を迎えました。

お元気ですね。

100歳も夢ではないですわ。上皇后の眉毛がすっかりどくどくな形になってますけど。

心豊かな老後とはいえない、殺伐として寂しそうに感じるのは何でですかね。

 天皇皇后が訪問したそうですが、本当なの?って感じです。いつも同じようなドレスに帽子だし。

まだまだ皇太子気分なんですね。

ただ挨拶に行って帰ってきただけ。愛子内親王も行ってないし。

コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

合コンに行ったら女がいなかった話が終わった

2022-12-24 07:00:00 | ドラマ・ワイドショー

またもロス・・・・

「合コンに行ったら女がいなかった話」が終わってしまいました。

このドラマに癒されていた部分は大きかったなあ。

なんといいましても七海ひろきのお兄様のかっこいい事と言ったら。

それでいてちゃんと女の子に見えたりするのもよき。

はじめの方は慣れてなかった瀬戸かずやも、終わりごろになるとすっかりキャラが定着。

浅黄役の小西君も可愛くて大好きになってしまった。

そして如月蓮。よくぞこの人を選んでくれたわ~~~

恐らく一役買っただろう七海ひろきのお兄様、ありがとう。

っていうのもね。

姫に無理やり原作を読まされたんですよ。

この原作っていうのが・・・・1巻が散々で。

一口でいうと絵が下手!

手抜きなのか、こういう絵しか描けないのかわかりませんけど、表情がまるっきりわからず、誰がだれやら。

特に琥珀ちゃん。

は?この子は日本人じゃないの?男?女?

2巻ぐらいからやっと話がわかるようになって・・・キャンプに行く頃にはいい話になっていたけど。

こんなめちゃくちゃな漫画をよくドラマ化しようと思ったもんだ。

しかも、どうやったら琥珀に如月が浮かぶ?って感じだったんですよ。

寄る年波に勝てず、コミックスを読むのは眼鏡なしではちょっと大変。

だけど読書の時間はバスに乗ってる15分しかないので、必死に読んだわよ。

っていうか15分で一巻読めちゃう漫画ってどうよ。

 

とにかく、これで宝塚のOGがイメージを変える事無くドラマに出られる事がわかりましたし。

新しいステージの始まりなんだなあと。

 

続編があったらいいな。

コメント (3)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

宝塚で和性オペレッタかあ

2022-12-23 07:00:00 | 宝塚コラム

来年の宝塚のラインナップを見て少々驚きました。

花組、柚香光主演で「鴛鴦歌合戦」をやるんですって

って、全然知らない作品ですけど。

脚本は小柳奈緒子だそうで、恐らく「今夜、ロマンス劇場で」で色々調べたら出て来た歴史じゃないかなと思ってます。

「鴛鴦歌合戦」マキノ正博作品で1939年に上映されたそうです。

1939年って昭和14年ですよ。

といっても若い人にはピンとこない年ですよね。

(いや、私だってピンとこないんだけどさ)

太平洋戦争が始まるのが1941年。1939年ってドイツがポーランドに侵攻した・・いわゆる第二次世界大戦がはじまった年です。

それだけじゃないですよ。

NEVER SAY GOODBYE」の時代でもあったわけです。

 

そんな年に、いわゆる和製オペレッタという楽しい映画作品を作るっていうのが何とも日本らしいなと思います。

実は昭和12年頃から宝塚でも戦時体制に入っており、作品はどんどん戦時色が強くなっていくし、広告もそういう感じです。まさに日中戦争の真っただ中。

今は契約してないけど、昔、衛星劇場を見る事が出来た時、むさぼるように戦前の映画を見まくった時があるんです。

以前にも書いたけど、戦前、特に昭和に入ってからの恋愛映画は韓国ドラマも真っ青の愛憎劇が渦巻き、上原謙や長谷川一夫などが甘い恋を囁いていた時代です。

ストーリー的にも戦前の映画の方がドラマチックでのめり込む感じで私は好きです。

そして日本はレビューもすごく盛んな国で、宝塚は勿論、OSKもあり、日活レビューもあり、あっちこっちでダンスや歌が披露され、それが映画になったりしてたんですね。

戦後すぐ、本当に昭和20年か21年にレビュー映画が制作されていて、「あんなにひどい経験をしたのに、こんなに朗らかなレビュー映画を作るのか?」と驚いた記憶があります。

日本人はどんな事があってもどこまでも前向きな国民性なんだと思った記憶があります。

小柳奈緒子が戦前のレビュー映画をどのように脚色するのか楽しみでもありますが、主役コンビが仲良しでほのぼのするような作品にしてほしいなと思います。

(片岡千恵蔵は「大岡越前」の御前と呼ばれたパパ。二枚目俳優だったと知った時はお驚きました)

ところで、この映画を撮った監督マキノ正博と宝塚は因縁の関係です。

なぜなら彼の配偶者は轟夕起子だからです。

確か宝塚の殿堂にも彼女の写真があるんじゃなかったっけ?

私が思う宝塚史上最も美しい娘役です。

しかし、彼女は昭和12年に突如退団します。

しかも、いきなり日活に移籍したんですね。

その頃、宝塚は「宝塚映画」という会社を持っていて、OGなどはそっちへ行くのが当たり前。

ライバル会社に行くなんてとんでもない事だったんです。

宝塚から四季に行った千紘れいかのようなものです。

小林一三は、彼女の退団と日活への移籍を悲しんで「戻っておいで」と歌劇かなんかに書いていました。

そして昭和15年、彼女はマキノ正博と結婚するんです。

産んだ息子はマキノ正幸で、彼は沖縄アクターズスクールを設立。

マキノ家といえば津川雅彦などの家系とぶつかっていますし、広い意味で名門ですよね。

 

宝塚を蹴っ飛ばしてライバル映画会社に入った轟夕起子。

彼女の夫の作品が84年後に宝塚で上演されるなんて、リベンジ成功!って言った所でしょうかね。

そして、これを機会に戦前の作品や俳優さん達にスポットがあたるといいなあ。

コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする