沖縄県民は他府県に比べアルコール消費量が多いことは有名です、日本酒換算で毎日三合以上摂取する人は全国平均男性が4%前後なのに対して16%、女性では0,3%に対して1,4%とかなり高いといえます。
沖縄県の男性30歳代以降では毎日お酒を飲む人が多く結果としてアルコール性肝疾患とアルコール性精神病が増えています。
精神科病院に入院中の患者の中でも、アルコール依存症の患者が5%もおり、同県の精神科医グループによると、病的な大量飲酒の習慣は、中年男性における高い自殺率や失業率、そして高い離婚率にも関係しているとしています。
実際、アルコールに関連する慢性肝炎や肝硬変は全国では減少傾向であるのに対し、沖縄県男性では依然として増加しつづけています。 また、少数ではありますが、肥満や糖尿病などに伴う、非アルコール性脂肪肝炎いわゆる脂肪肝も多く、これまで原因不明の肝硬変とされていたものの原因である可能性もあります。
今回はこの辺で、週に二日は休肝日ですね。