やおよろずの神々の棲む国でⅡ

〝世界に貢献する誇りある日本″の実現を願いつつ、生きること、ことば、子育て、政治・経済などについて考えつづけます。

【中学歴史教科書8社を比べる】349  (24) 日中関係Ⅲ (昭和20年:1945~現在)13 <まとめと考察 4-1/5 天安門事件> 

2017年11月12日 | 中学歴史教科書8社を比べる(h28-令和2年度使用)

(24) 日中関係Ⅲ (昭和20年:1945~現在) -13-  

■まとめと考察 4-1/5

 






 

■現代日本史における「中華人民共和国」のとても重い位置づけ

 これからの日本の未来にとって、善きにつけ悪しきにつけ、大きな影響を与える外国を順にあげれば、今のところ、①中華人民共和国+朝鮮民主主義人民共和国・韓国、②米国、③ロシア、④インド、・・・と思われる。以後、この認識を前提にして考えていく。

 つまり、日本国民ならば、少なくとも①②③については、どんな国なのか、どんな国民性や民族性をもっているか、大まかに知っておく必要があるということ。

 

1 「天安門事件」の描き方のちがい

● 「天安門事件」について(きちんと)言及していない。 → △ 自由社、帝国書院、日本文教、学び舎。

※中華人民共和国の全体像を理解するためには、この知識は必須だろう。《国家体制(=中国共産党独裁体制)に逆らうものは殺す》、という”完全な人権無視”の恐ろしい国なのだということは絶対に知っておかねばならない。その象徴が「天安門事件」だ。

※《中華人民共和国の国内の事件》なのでいちおう△にしたが、×がいいのかな???

 

次回、4-2/5~

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著者:松永正紀  教育評論家 /h22年度 唐津市・玄海町:小中学校校長会長》