EMIとTABOの将棋世界

映画と海外ドラマの3行日誌。ネタバレしてません(たぶん)。ときどき辛口で失礼します。

駒落ち

2007-02-28 09:28:34 | 日常
今度の日曜日は宮日王位挑決戦の支部予選がある。去年落ちて泣いた予選だ。今年はどうだろうか。その次の日曜日は3段になって初めての昇段戦。三股道場では5級以上の子どもたちは2段まで平手で挑戦するので、逆に言うと3段になると突然駒落ち戦が多くなる。だからTABOは今まで平手だった子どもたちにも2枚落ち、飛車落ち、角落ち、という手合いになる。「支部予選が終わったら駒落ち定跡を借りておいでね」とTABOには言ったところ。上手も駒落ち定跡を勉強しないといけない(らしい)。EMIはよほど全国大会がうれしいのだろう。前より勉強量も増し、寝ながら笑っていた…。いいなあ、何か目標ができるって。団体戦出場を勧めてくれた先生に感謝!である。
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費用の計算

2007-02-27 09:04:02 | 将棋関連
きのうから仕事の合間を見て、安いツアーなどはないものか物色。交通費が一番安いのは、フェリーであることがわかった。宮崎港(夜7時10分発)から大阪南港(朝7時半着)まで、大人片道1万円(2等)。学生は2割引なので往復16000円。そこからポートタウン線に乗って大阪まで出て、大阪から舞子までは44分程度で780円。金曜日の前夜祭に行かないといけないので、木曜日の夜に出発することになる。土曜日に指したらそのままフェリーに乗ると日曜日の朝8時20分に宮崎に着く。宿泊費は支給があるので、学生一人2万円強の費用をみていれば大丈夫と思う。他県では県から交通費の手当てがあるようなので(大分は1万円、福岡は全額だそうです)、せめて個人の名人戦だけでも少し出てくれたらいいのにな、と思う。3月後半になると、ゴールデンウイークの割引セットが出ることがあるので、それがあればもう少し安くフェリーに乗れるかも。金曜日の朝に着いてしまうので、関西将棋会館に行きたいのだが、HPを見ても今ひとつ所在地(行き方)がわからない。一度行ってみたいのだけれど。東京だったら10年以上住んでいたので、ある程度の地理感覚がはいっているが、大阪は初めて。しばらく地図とにらめっこして、いろんな事柄と格闘してみよう。それにしても、もしこれで大阪に行くのが簡単とわかったら、今まで遠くてあきらめていたゴールデンウイークの大阪の大会や教室団体戦など、宮崎からの出場も不可能ではなくなる。かなりうれしい。
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全国の壁

2007-02-26 08:32:10 | 将棋関連
道場に迎えにきてくれた夫に、二人ともすごくうれしそうに報告していた。何の大会でも「一生懸命指しておいで」と言い、「がんばったね」と迎えてくれるのが夫だ。大会の大きさには関係なく、とにかく一生懸命に指せば〇なのである。結果も気にしないし、自分からは「どうだった?」と聞かない。いつも同じ態度で迎えてくれるので、子どもたちは夫の顔色を見ることもないし、いつも安心して将棋をしている。逆に言うと、どんなにいい結果を持って帰っても、飛び上がって喜ぶこともない。なんでもすぐ反応する私とはえらい違いだ。とにかくきのうはEMIもTABOもうれしくて、顔がゆるみっぱなしだった。特にEMIは初めての全国大会なので、楽しみが大きいようだ。こんな二人(団体なのであと一人も含めて3人に)の急務は、「どんな苦労をしても4月までに段位を1つあげるくらいの勉強」である。宮崎県代表として出るのだから、本当だったら県レベルがそこではかられてしまう。おまけに平均年齢最年少はまず間違いないので、注目されてしまうかもしれない。そんな中で恥ずかしくない将棋を指さなくてはいけない。このようなプレッシャーに負ける3人ではないはずだ。この機会に全国の壁を知ることができるのだから、「どうせみんな強いんだから」と最初から逃げずに、死んだ気で最善の努力をしてもらいたい。その上で壁を知ったときに、もう1つも2つも上に行けるようになるのだと思う。何もしなくて強くはなれない。若さを補うのは勉強量!
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全国に

2007-02-25 13:44:11 | 将棋関連
きょうは日将連支部団体戦、名人戦、シニア戦の大会があった。あったといってもまだ名人戦は続いているに違いない。道場の先生が引率してくださったので、私は道場の留守番。TABOとEMIは親友の小6二段と団体を組んで出場。きょうはお楽しみの大会と思って出したので、結果をどきどきして待つこともなく、ほとんど思い出しもせずに午前中を過ごした。お弁当を食べていたら、車が帰ってきて降りてきたTABOが2と指で出したので、二位だったんだなあ、とわかった。その後降りてきたEMIは指で○を作っていたので、とりあえずEMIは勝ったのかな?と思った。するとなんと全国大会に出る、というではないか。まだ動揺していてよく状況がつかめていない私である。出場チームが少なかったらしい。TABOは団体戦で燃えたらしい。とにかく新しく中学に入って一週間でお休みして舞子ビラに行くことになったらしい。そうか…と思いつつまだ実感がない…。本当に行くんだろうか?
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自主大会

2007-02-24 15:16:08 | 三股子ども教室(2014年まで)
きょうは子どもたちが運営して、自主大会が行われている。「ニューテン戦」というらしい。総勢二十名以上の子どもたちを子どもたちがいろいろ取り決めて動かすのだから、大変だ。大変な中に作っていく楽しみもあり、現在は総あたり戦で静かに対局中。トップが誰になるかわからない。なにしろ一番多いところで六枚の駒落ちである。時間内に決勝までいくだろうか。がんばれ、みんな。ところできのうは高専の合格発表だった。うちの生徒さんたちは全員合格。いまのところ全員第一志望に合格している。あとは県立を残すのみ。こちらもみんながんばれ。
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詰め将棋の本

2007-02-23 10:21:51 | 将棋関連
EMIとTABOが解いている詰め将棋。毎日何問解いているか数えたことがないのだが、本が足りない。毎日解いている人はどこから新問を入手されているのだろうか。買っても買っても終わってしまうので、必然的に何回も繰り返し解くことになるが、やはり新しいものも解きたい(らしい)。将棋新聞と将棋世界とほかになにか週刊(日刊)詰め将棋のようなものがあったらいいのになあ、と思う。それから必死もいい問題の本を探しているところ。3手5手は早読みでページをめくるのが大変なので、できれば10問くらい一度に掲載になっているものがいい。それから7手9手は1ページに五問くらい載っていると両手がふさがっていても読める。9手から11手くらいの実戦問題が詰まった本というのもほしい気がする。一番欲しいのはなんでも揃っている本屋かも。
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戸辺四段

2007-02-22 09:50:23 | 将棋関連
きのう「銭金」を見ていたら、あら?この顔は…戸辺四段??という写真がうつり、なんとやっぱり戸辺さんだった。銭金に登場なのだから、この番組をよく見ている人はわかると思うが、脱サラ自給自足の家で兄弟がいっぱい。脱水はかごにいれてひもをつけてぐるぐる振り回していた…。家の中は高価な将棋盤など見当たらず、だけど壁に手作りらしい大盤があった。パソコンもありそうになかった。いずれ電気も使わずに生活する予定なのだそうだ。どの子も中学から自活させる方針らしい。プロになるお金はどうしたんだろう…。きっとここのおとうさんが子育て本を出せば売れるに違いない。プロになるのはお金持ち(将棋にお金をつぎ込む家)だけではないようだ。目からうろこ、だった。
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優勢だったのに

2007-02-21 08:19:26 | 将棋関連
きのうは金沢将棋レベル21の後手。相居飛車でまず相手が飛車先をつき、そしてこちらが突いてから角交換しにいったら、なぜか成った角を銀で取らずに銀が逃げた。それで大優勢になって、次々と駒得。ああ、それなのに、どの大駒をきっていいかわからずに、寄せられなくなり、150手を越えたので疲れて最後は夫に替わって寄せてもらった。あの序盤優勢で勝てなかったらどう勝てるのか、全く…。それでTABOに今朝「私はどうしたらいいの?」聞いたら「送りの手筋を覚えることだね」と言うので、先生からお借りしている「次の一手」の終盤の方を先に読むことにした。毎日森先生の詰め将棋ドリルをして、今307問。これを一回最後までしたら、また最初から今度は早く読む練習をしよう。このドリルのいいところは、1手3手5手また1手3手5手というならびになっているところで、5手でつまってもまた次が一手だと思うと続けようという気持ちになる。それに、解けたときの感触が「気持ちいい」詰め将棋なのである。なるほどなあ、こんな動きと連携で、と感心したり、え?ここに動かすとこんなことに??と驚いたり、寝る前のひとときなどに楽しんで解いている。TABOには「あなたの将棋が大人の将棋になるのには時間がかかるから、その間を補うのは誰にも勝る勉強量だよ」と言ったことがある。それを私に置き換えるなら「固くなった大人の頭で強くなるにはやっぱり誰にも勝る勉強量と方法」か。
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日曜日あれこれ

2007-02-20 11:44:25 | 日常
夕べは中3の生徒さんたちの入試が気になって、途中で眠れなくなりあれこれとずっと考えていた。毎年のことだけれど、入ってしまえば生徒さんたちも今の不安なんて思い出しもしないようだ。今朝起きたらEMIの目が赤いので眼科に連れていったら、花粉症だった。一日4回の目薬をさすそうだ。将棋に差し支えなくてよかった。日曜日にさんざん歩いたので、かゆくなったのかも。日曜日に大塚道場の帰りに、宮崎天満宮に行ってYOUの合格祈願をして、そこから南宮崎駅に行くはずがなぜか宮崎駅に向かっており、自転車のおじさんに道を聞いて方向修正。それからまだ電車が来るまで時間があったので、ダイエーに行ったらダイエーのどこから出たら駅なのかわからなくなり、EMIと私とでけんかしながら中を走り回る、という笑える出来事もあった。道場を出たのが1時50分で、駅で電車に乗る3時40分まで歩くか走るかどっちかだった。おかげで負けて悲しかったTABOの頭もすっきりして、気分転換できたのだが、私だけ現在足が筋肉痛。きょうは久し振りの道場(一日休んだだけとは思えない)なので張り切って登校していった。
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きょうは4時限

2007-02-19 09:06:14 | 日常
きょうは小中研修会で、EMIもTABOも授業は4時限。たぶん1時には帰宅するだろう。宿題をしたらやっと好きな本が読めると喜んでいた。好きな本というのはTABOは最近買った鈴木さんの本。いつも読みたいのだけれど就寝時間9時半にひっかかってなかなか腰を落ち着けて読むことができない。将棋世界も合間合間に時間を盗んで読んでいるような状態。だけどせっかく早く帰ってくるので、もしボランティアに出かけられるのなら先生に話しておくべきだった、とちょっと後悔。朝、棚の上を片付けていたらTABO宛の封書を発見。金曜日に将棋新聞から届いていたのに、渡すのを忘れてしまった。本人当てなので開封していないのだが、たぶん二段の承認が届いているのだろう。だから明日の将棋新聞にはTABOの名前が載っているかも…。
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初の四段登竜戦

2007-02-18 17:24:58 | 三股子ども教室(2014年まで)
宮崎大塚支部で四段登竜戦が行われた。ずっと出たかったけれど出られなかった大会。スイス方式で一回二回と勝ち、三回目に負けてしまった。その後連敗して、最後はもしTABOがその人に勝っていたら4勝1敗が三人になるのでおもしろくなる、という対局で負け。対局内容も星の数も悔いの残る登竜戦になってしまった。てくてくと歩いて帰りながら「ぼくって弱い、弱すぎだ」とTABO。四段になるにはもっともっと大きな将棋を身に付けないといけない。
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雨の教室

2007-02-17 16:45:45 | 三股子ども教室(2014年まで)
雨だけどまあまあ暖かい一日。きょうも大にぎわいの子ども教室だった。まず1時間棋譜並べをしてから対局。その後いつものように詰め将棋をして、それからきょうは団体戦が開かれている。まだ入ったばかりの子たちも有段者も駒落ちで対局すれば立派な対局。別室では特別メニュー班が本番さながらの対局と感想戦を行っている。ところで明日は四段登竜戦。出られるだけでありがたい大会だ。一週間前には予定に入っていなかった。駅から大塚道場まで普通に歩いて45分。しかし普通に歩いていたら大会に間に合わないので、ジョギングで行くことになる。しかも二カ所間違いやすい別れ道があるので、明日は出ないEMIをモスバーガーで釣った。明日は雨が降らないといいなあ。
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推薦入試

2007-02-16 08:58:03 | 日常
きのう推薦入試の発表があったのだが、予想通りに入る子は入り、落ちる子は落ちた。学内推薦で通っても、部活で引っ張られるか、よほど目立った活動をしているか(何かで表彰されるとか、特別珍しい資格を取るなど)、でないと推薦合格は難しい。あらかじめ高校の先生が指名で会いに来ている現状を考えると、何もない普通の子が推薦で入るのは至難の技。それを知っていて「がんばっておいで」と送り出すむなしさを毎年繰り返している。落ちた子が一分でも早く立ち直り、一般入試に向けて勉強してくれることを願うばかりだ。ところでEMIは4月から中学生になる。当然勉強時間も長くなり、テストにも追われるから今までよりもっと厳しい中で将棋をすることになる。EMIには、「アマ四段をとったら育成会受験だけはさせてあげてもいいよ」と言ってある。厳しい中で将棋を続けるにはやっぱりなにか希望がないと…。だけど確か育成会には師匠が必要なんだよね…。アマ四段、中学生のうちに取れるかな…。
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升田式

2007-02-15 07:57:04 | 将棋関連
レベル21の先手までいったのだが、そこから何度やっても勝てない。ちょうどYOUが学校から帰ってきたので、「やってみて~」と席を交替して私は仕事に行った。ちょっと途中で様子を見にきたら「勝ったよ」というので、あとで棋譜再現してみたら升田式でなんとたった41手で完勝していた。…あれだけ勉強しているのに全然勉強していない風に見える人に負ける悔しさってこんな感じか…。しかしきっとTABOがYOUに升田式を教えたに違いない。そう考えてTABOに聞いたら「ああ、この間ちょっとだけ」とやはり言うではないか。YOUは角交換した後で角打たれたけどちゃんとした場所に角で受けてたもの。相手が振り飛車じゃないのに角引き戦法している私はいつまでもレベル21から抜けられそうにない。
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やる気

2007-02-14 09:34:51 | 日常
EMIが言うには、「この間昇級昇段戦でT先生と対局してから、将棋が楽しくなった」そうだ。もちろん今までも楽しかったのだが、「帰るまでまだ時間長いなあ」とか「対局がつらいなあ」と感じることもあったらしい。でも「この間の対局で将棋が楽しい!」と思えたのだそうだ。どうして?と聞いたけど、明確な答えは返ってこなかった。「なんでかなあ…自分でもやれそうな気がしたからかなあ…対局しているときに、うまく言えないけど、新しいものが見えたんだよね…よくわからないけど…それとT先生には感想戦を初めてあんなにしてもらえた、それがとってもうれしかった…」とのこと。指し手で、なにか本人にしかわからないものが見えたのだろうか。ところで将棋ではない世界の方に書いたEMIのキャッチフレーズが意外と好評。これでしばらく行ってみようか。
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