昨日、ＥＡにおいて、作成するドキュメントを書いたので、
ついでだから、（富士通は、開発体系ＳＤＡＳのうち、
Ｊ２ＥＥの体系ＣｏｍｐｏｎｅｎｔＡＡを公開しているけど）、
そのＣｏｍｐｏｎｅｎｔＡＡで作成するドキュメントについても
一応書いておきましょう。
ＥＡのとき同様、・がついているのが、ドキュメントです。
なお、これは、「ＣｏｍｐｏｎｅｎｔＡＡ開発標準 Ｍｅｔｈｏｄ編シリーズ ドキュメント標準編（一般公開版）」を参考にして書いています。
標準化規約 1.ComponentAA開発標準
http://www.fujitsu.com/jp/solutions/infrastructure/dynamic-infrastructure/sdas/technology/develop-guide/1-caa/
にある「ComponentAA開発標準 ドキュメント標準編1.0a版ダウンロード」から、入手可能です。
SA工程（要件定義に相当）ドキュメント ・業務要件定義 ・業務機能概要定義 ・業務運用要件 ・システム間インタフェース概要 ・概念ＥＲ図 ・ユースケース・エンティティマトリクス ・業務用語定義 UI工程（外部設計に相当）ドキュメント ・ユースケース一覧 ・ユースケース機能記述 ・画面一覧 ・帳票一覧 ・テーブル関連図 ・テーブル一覧 ・テーブル/ファイル定義 ・ユースケース・テーブルマトリクス ・テーブル状態遷移 ・システム間インタフェース一覧 ・システム間インタフェース定義 ・業務メッセージ定義 ・データタイプ定義 ・コード定義 ・シナリオ記述 ・業務サービス仕様 SS工程（構造設計に相当）ドキュメント ・ユースケース機能構成 ・画面遷移定義 ・Webハンドラ一覧 ・JSP一覧 ・CBSハンドラ一覧 ・Msgスキーマ一覧 ・Msgスキーマ定義 ・CBM一覧 ・CBM機能定義 ・SQLFacility一覧 ・SQLFacility定義 ・ジョブネット構成図 ・ジョブフロー図 ・ジョブネット一覧 ・バッチプログラム一覧 ・システム内メッセージ定義 ・業務共通機能一覧 ・業務共通機能定義 ・ファイル一覧 ・ファイル項目定義 PS工程（詳細設計に相当に相当）ドキュメント ・Webハンドラロジック定義 ・CBSハンドラロジック定義 ・バッチロジック定義 PG/PT工程（プログラミング／単体テストに相当）ドキュメント ・プログラムテスト仕様書兼成績書 IT工程（結合テストに相当）ドキュメント ・結合テスト仕様書兼成績書 ST工程（総合テストに相当）ドキュメント ・システムテスト仕様書兼成績書 OT工程（運用テストに相当）ドキュメント ・運用テスト仕様書兼成績書
注１：
なお、一般的には、外部設計と構造設計を一緒にして外部設計といってしまったり、
基本設計といってしまったり、
機能設計といってしまったり、
構造設計を機能設計として外部設計と機能設計
としたり、いろんな呼び方や、スコープの切り方がある。
ただ、ＳＤＡＳでは、このように切っている。
ちなみに、この部分が２つに分かれるからこそ、
ＩＴにＩＴ１とＩＴ２が、存在しうるが。
ＳＤＡＳのドキュメントでは、ＩＴドキュメントは１つである。
注２：
これは、Ｊ２ＥＥの体系なので、ＣＢＳ，ＣＢＭの記述となっている。
普通のアプリの場合だと、内部設計の工程はメソッド記述
（ＤＯＡならミニスペック）となるが、
Ｊ２ＥＥなので、そこをＥＪＢ（＝ＣＢＳ，ＣＢＭ）でやっている。
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