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Rubens Mars Disarmed by Venus

2009-08-25 | 作品

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Rubens Mars Disarmed by Venus【ルーベンス】 Rubens Mars Disarmed by Venusルーベンス

 

 

 


ゲッティ美術館所蔵  ( Getty Center )

戦争からの帰還マルスの武装を解くヴィーナス)」
 Mars Disarmed by Venus 1610 ~ 1612

Peter Paul Rubens
oil on panel, 50.125 x 64.375
in, J. Paul Getty Museum, Los Angeles, USA.

大画面は、ここ をクリックしてご覧ください。

 

 

 

欧米の戦いは、富の簒奪を目途として為されてきた。

日本は米国の裏に隠れている、ユダヤ金融の策謀にのせられて、真珠湾攻撃をおこなった。

工業力とか戦略物資の過多により、日本は圧倒的に不利な戦いをあえてした。とか言うのは、戦闘を行ったことのない、平民風情の床屋談義にすぎない。満州の撫順には製鉄機械工業が芽生えつつあり、インドネシアには油田がある。これらを南北につなげる陸路、海路を日本が死守できていれば、太平洋のかなたの米軍など恐るにたらない。それがアメリカの謀計に乗せられたのか、あるいは単純な馬鹿だったのか、山本五十六は真珠湾攻撃を敢行した。

 

この真珠湾攻撃はよく言われるように、ユダヤがアメリカ全体を戦争に巻き込む、そのきっかけをつくる、お決まりの開戦の動機づけであった。

  樺太から シンガポールまで、離島領有の歴史

満州から支那を経由して、インドシナ半島からマレー半島にいたる。そしてインドネシアを傘下に収めれば、この広大な東アジアは、アメリカ合衆国よりも広大な版図と、数倍の民衆を抱えることとなった。鉄路とか沿岸の海路を使って、南アジアまでの回廊をつくる。もしこれに米英などが攻撃をくわえれば、日本帝國軍はその交通路の周辺住民を守る、守護神と尊敬される。このように民心をつかめば、圧倒的な速さで東アジアの工業化は進んだことだろう。ところが日清・日露で勝利した、日本の軍官僚の二代目は、与太郎が多かった。

 

暴露されて 困ること

それで、大東亜戦争は、半端な戦いとなり、帝国海軍は無為に消耗していった。

それから、はや 70年が経とうとしている。

日本工業はアジアばかりではなく、米欧の市場をも席巻している。

 

そしてこれからが、政治的なヘゲモニーの確立が、戦略的な課題となる。

 

さて、上のルーベンスの絵には、この鍛冶場の主人公たる、ウルカヌスが不在である。

あろうことか愛しの妻・ヴィーナスは、間男のマルスを夫の作業場に引き入れている。

 

帝国主義戦争を内乱に転嫁させよ。これはあまりにも有名な、レーニンの革命戦略であった。もし現在の支那政権が、日本に対して軍事的な挑戦を敢行すれば、支那の国内は騒擾が頻発して、ついには民衆派の軍部が、腐敗した支那共産党幹部と対立を深めるのだろう。つまり習近平の政策が過激であれば、過激であるほど支那の崩壊は、その速度を速める。

    Joseph Samuel Nye, Jr. ジョセフ・ナイ 

 

 なのでこれから日本国が右傾化して、ジョセフ・ナイが空想したように、支那と日本が喧嘩して共倒れ。なんて事にはならないだろう。

 そのまえに日本は圧倒的な軍事力を構築してしまう。そして日本とは戦えない、その弱い共産党政権は、その存在理由が瓦解する。

 ジョセフナイの夢想した戦いは、支那共産党政権を、結果としては攻撃する。

 

 キムチにまみれた新聞とかテレビの情報だけでは、日本国の圧倒的な工業技術力は分からない。米国も支那も日本国のマザーマシンがなければ、精密で効果的な工業製品が作れない。つまり如何に軍神たるマルスが、居丈高になろうとも、びっこの鍛冶屋が気分良く仕事をしなくなれば、剣も鎧も造ってはもらえなくなるのだ。1980年代あたりまでは、日本人は美しいビーナスを、つまり経済の繁栄を謳歌していた。それがいつの間にか、城壁を壊されて、間諜軍が侵入してきた。富は奪われ、美の女神様はうたかたのように消えてしまった。

 

 

 さて、ここで

泣き寝入りをするのか。

     2013 07 19 サヨク脳の 督戦隊 サヨク脳の 督戦隊 わが郷

 

 それとも武具は 自分 のためにつくって、びっこの足はリハビリで完治させる。それから詐欺師で、盗人どもをぶちのめしに立ちあがるのか。

  

 

 不沈艦・大和は、蠅とか蚊のような航空機の攻撃で、ついには沈没してしまった。

わが郷では何度も書いてきたが、空母とは海に浮かぶ棺桶なのだ。

艦橋、飛行甲板そして推進器のプロペラに、一発づつミサイル攻撃を受けただけで、あわれ海に漂う棺桶の出来上がり。

 

 

   滑るのが目的なのか 憲法論議 滑るのが目的なのか 憲法論議 【岩水

 

その点で、日本のF-2攻撃機は、最強の艦艇ハンターなのだ。

たしかにGHQ憲法を書き換えるのは、そう簡単なことではない。しかし自衛隊が島嶼奪還軍事演習を、こともなげに為したように、現実の世界では現行憲法は紙くずの反故条文となってしまっている。そもそも自惚れの、世情を知らない書生ごときが、平和憲法の呪縛にあうだけのこと。

わが日本軍は、一見すれば平和主義でビッコのようにも見える。

しかし隻眼の山本勘助は優れた軍師であった。

                                2013 07 19 サヨク脳の 督戦隊

 

 

From the museum website
Between 1597 and 1625, Antwerp's most eminent painters, Peter Paul Rubens and Jan Brueghel the Elder, jointly produced sophisticated, beautiful works that transformed the Flemish tradition of painting. This exhibition brings together a dozen of their collaborations for the first time, as well as important efforts with other eminent Flemish contemporaries, exploring the long, close friendship of Rubens and Breughel, and the fruitful partnership that resulted. The exhibition draws on the expertise of paintings conservators whose close technical examination of the Getty's Return from war: Mars disarmed by Venus and other works has unearthed new information regarding this extraordinarily rare artistic collaboration. Co-organized by the Getty and the Royal Picture Gallery Mauritshuis, the exhibition is accompanied by a catalogue and travels to The Hague after its showing at the Getty Center.

  

 

 

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