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信用創造

2013年10月03日 | 経済

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銀行の制御、
適切なコントロールをしなければ、
経済の健全な再生はない。


国民主権は当たり前、
それと同じく、銀行など金融の "信用創造権" は適切に、

是が、明確な指標をもって、謂われねばならない。


民主主義諸制度の整備と同じように、国民に選ばれた政権によって、金融の貸付基準がコントロールされねばならない。

ところが、小泉時代の金融庁は、デタラメ極まる……。

 

    2013 09 22 ペテン師は、いらない (画像にカーソルを当てると、
文字が浮かんでくる場合は、其処でクリックすると、関連記事が開きます。)

 

企業ばかりか地方銀行までつぶして、貸し出しを極端に制限し、貸し剥がしに拍車をかけた。

これでは、日本経済が沈滞するのは、あたりまえ。

 

いちばん手っ取り早いが、これを遣ったので日本市場が縮小した。

それが、契約とか派遣労働への切りかえ。

 

 

 

 

先進国型』 不況は構造的なものだと思われる。

銀行が企業などへの融資をひかえ、企業は資金の調達が困難になった。株式を売れば、得体のしれない投資家という名のゴロツキが闖入してくる。株式を公開していない堅実経営の企業が、日本の経済を実質担っているワケだが、こうした企業は自分らの商品を海外進出している、大手の企業 (つまり自動車会社とか、家電情報の「組み立て屋」) に売ることで、海外取引のリスクをヘッジしている。

 
   2013 10 02 蜘蛛の糸

 

小泉構造改革で鮮明になった、銀行は信用ならないという実感は、手堅い経営の企業がより一層、金融との関係を疎遠なものにしている。地域全体の経済が発展するには、銀行など金融から 「信用の注入 (つまり企業が銀行などから経営資金を借りること) 」 が欠かせない。1980年代頃までは、日本の銀行の抱える、預金残高は世界の大半を占めていた。これを負債の側から透かして見れば、企業が多くの借入金を抱えていたということだ。経営の資金が潤沢にある (このあたりのニュアンスは、企業経営の資金繰り担当者ならば実感できることでしょう。そのほかの方は、そうなんだと思ってみてください)。ならば、設備投資も進む。新しい商品が購買意欲を刺激して、古くて陳腐な商品は売れなくなる。ならば企業は競って、新商品を開発する。

 

    人間の絶対的自由 その1

 

現実日本のリストラクチャリングの経営は、言葉はカタカナで新しいように感じるが、陳腐な商品をいかに新しそうに見せかけて、低コストでやっつける。この構造的な原因は、銀行が企業に経営資金を供給できなくなったから。金融業の堕落は、国債などの公債に、頼ることを覚えてしまったこと。自民党の政治利権派を支えている、ブロガーの論調に、「国債はどんだけ増発しても、ノープロブレム」というのがある。これは、金融の堕落が彼らの視野から外れているから、このような能天気がいえる。金融、とくに大きな資金力を保有している大手金融は、1%程度の金利でも、その受け取り利息は膨大になる。とくに統合により資金力は増えたが、リストラにより人件費などのコストはおさえた。これで、大手金融の堕落が固着化した。金融の大きな社会的な使命は、経済の伸び代に見合っただけの、資金を各企業とか事業に融資、つまり注入することだ。だが、1980年代以後のバンカーは、此の事を失念して、ひたすらリストラ・低コスト化を推し進めてきた。これでは、産業の成長を先導する 「人参 (おカネ) 」 が、現業部門に行き渡らず、かえって枯渇してくる。企業の社会的使命を自覚しない、世襲とか官僚天下りの官僚役員などは、ただ、騙しの意図で書かれた、米欧などの経営管理の書籍などで勉強したつもりになっている。このような、「おメデタイ」 状況が、日本に失われた20年の経済停滞をもたらした。もちろん、米欧であっても、このような事情はおなじだ。

 

 

 

金融詐欺師が簗をかけて、お馬鹿な「川流れ」のお魚を、根こそぎにする。

 これは昨日、書いたことだが、

これを少しばかり、理屈っぽく描けば、以上のようなこととなる。

 

  ボーイング787 ボーイング787

つまり、シンプルに言えば、安易な国債発行で、経済対策をつづければ、ますます日本経済が、米欧型の空洞化が進んでしまう。もういちどおさらいして説明すれば、安易に銀行とか生保などが、国債の利息に依存した経営を行えば、実体経済へと経営資金が流れなくなる。ただ、部分的には、政治利権がらみの特殊な事業には、カネが流れる。しかし、この部分は真面目な技術的な取り組みを忘れて、政治集会とか選挙運動に社員などを駆り出すばかり。これで出来た事柄が、笹子トンネルの「ガッポリ手抜き」した安全点検などの所為での、天井崩落事故であった。北海道JRの脱線事故も、似たようなものだ。過激派がどうのとの論調も見かけたが、40年も前の過激派が、それほど多く、北海道の線路屋にいるのだとは知らなかった。左近尉が思うに、長年公明党から国土交通大臣が出た。このことが、それぞれの現場に大きな影を落としているのだと思われる。

構造改革は、お馬鹿なでぶっちょお魚が、上流に泳げずに、だらしなく下流に川流れ。それで、金融詐欺師のしかけた簗に引っかかって、鴨葱音頭で、ヨ~イ、ヨイ。で、ヨイヨイになっている。

 

ヨイヨイの線路工事人ばかりでは、妄想のカネ勘定はできても、線路の修復作業はホッタラカシになる。

 

  駒形どぜう

民主党政治は其れさえも出来なかったが、自民党の守旧政治は、このような川流れを簗で取りつくすような、利権政治であった。10年たってもこの川の濁りは澄まないだろう。そして、安易な国債に頼った政治では、ほんとうに事業資金を必要としている、経済の現場には資金が届かない。国債とは、経済の現場を栄養している、主要な動脈系に憑りついた、脂質でドロドロのアテローム、つまり血栓でしかない。 (経済が発展するには、まずもって成長に見合ったよりも、も少し大きな額の資金をその経済現場に投入する。実物の金などが正貨であった時代には、これが武田の金山をもたない一般諸侯では出来なかった。ところが紙幣発行が、金の正貨にとって代わって、大きな資金を「印刷(融資)」することが可能になった。ところが、世界構造改革主義者の進めている金融経済の"発展"は、事業現場という "市場" から、金融資金を作為的に抜き取ってしまうこと。こうすれば、経済を伸ばそうとしている 新芽の部分 では、資金への枯渇感が いやでも増すこととなる。つまり、金融博徒の番頭が株屋などで、こいつらが、余剰資金の涵養林を焼き払っている。こうすれば金主元の大手銀行は、企業への支配力がそれだけ増すこととなる。金融のパチンコ屋、つまり証券屋などは、阿呆で強欲な経営者が、経営の現場から資金を搾り取るのを、応援し誘惑している。このような株式市場主体の経済構造では、たえず経営の現場では貧血状況になる。つまり、現業の低血圧、低血糖は構造的なものだ。)

  

   2013 04 23 自民党の候補を負かした
     自民党の候補を負かした

 

 

このアテロームがたまれば溜まるほど、動脈は脆くなる。そして何時かは、ドッカーンと血管壁が破裂する。

日本国民が、国債の利払いなんか止めてしまえ

      2013 08 14 逆襲が はじまる

フォルトだって、ひとつの有効な手段だ。 ( ※ 1 )

このような、キムチ利権勢を駆除する、最適な方法に思い至る。

 

こうなる日は、必ず来る。

本当の自由経済学は、1970年代で研究が止ってしまっている。そのように左近尉は思っている。

 

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1 コメント

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残念な国、宰相 (TT)
2013-10-03 10:02:27
おっしゃる通りです。結局政治家にはマクロ経済は無理だし、金融のいろはも分かっていないという事です。
安倍さんの発表を聞いてがっかりしました。国民より企業を、経済より政治を優先した結果だという事がわかっていないのでしょう。志だけは立派だったのですが、財務省と、そこを操る勢力に籠絡されました。
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