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文化芸術から政治経済まで、貧しくなった日本人の紐帯を再構築したいものです

逆襲が はじまる

2013年08月14日 | 日記

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2013 08 14 逆襲が はじまる

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わが郷のテーマは、銀行の専横を糾す。

なのだが、

 

いま話題が沸騰している、銀行ドラマ

半沢直樹』 は、

 

 やられたらやり返す。

倍返しだ !!!

 

の怒り爆発のフレーズで、思い切り弾けている。

 

 

支店長が、5,000万円のキックバックを得るために、

 

幼馴染の社長に、5億円を融資する。

責任を部下の半沢直樹・融資課長にかぶせるために、

支店長の威光をフルに活用する。

 

 

 

銀行は自己資産の、12倍もの貸し付けができる。

つまり無いカネを、「貸したことに出来る」ワケなのだが、

このデタラメ、インチキなどは、一般人には理解を越えた、椿事であるわけで。

だから銀行の本質的な、「悪事」なんぞはテーマにはならないし、こんな事をほじくったドラマをつくれば、それこそテレビ局は干されてしまうだろう。

 (金融経済論の概論みたいな記事は、こちら に有ります。よろしかったらご覧になってください。)

 

 

 

だからと言う訳でもあるまいが、

このドラマの主題は、「不正融資」である。

『5億円を借りても返す意思など、はなから無い。』 つまり、借り逃げである。

 

 

ここで、銀行から借りた金を、いちいち返していては、経済が縮小してしまう。

ナンテことを言い出したならば、素人には判らない。チンプンカンプン。ドラマにはならない。

 

カネを借りて、返すのは当たり前。」

この庶民感覚の大前提が、幹となって「半沢直樹」のドラマは、展開してゆく。

 

 

 

理不尽な銀行支店長の、責任のなすりつけに、敢然と戦いをいどんで、ついには

この、5億円の融資が、銀行からカネを不正に引き出す、「犯罪」だと責任を押しつけられた半沢が、小企業の社長と一緒になって、支店長らの悪を暴いてゆく。

やられて、遣られて。いいように苛められて、最後には仕返しをする。

 

倍返しだ。

 

 

これが、最後には、

十倍返しだ。

 

となって、さく裂する。

 

まあ、結局は 「勧善懲悪」 のおきまりコースなのだか、

これが、借りた金は返さねば、とか

貸した金は、取り返す、とか

の 「市井のロジック」 にのっとって、進められる。

 

 

 

他愛もないスジなのだが、

銀行は、とっても悪いやつ

とかいう、一般市民の感情を、「不正にカネを融資した支店長を懲らしめる。」 とかいう、倫理観にのせて話が決着する。

 

この、なんか、もやもやとした

銀行が一番悪い !!!!

 

とかいう感覚を、「借りた金は、返さねば」 とかいう、金融の倫理をガイドライン、つまりライフルの銃身にして、

そこから怒りの弾丸を、思い切り撃ちだす。

 

この最後にはスッキリと弾け飛ぶ、爽快感が受けたのだろう。

 

 

 

よくよく考えてみれば、金融経済学の現代的諸問題とは、まったく無関係なのだが、

左近尉にしてみれば、「銀行の問題を取り上げた」 この一点で、面白い、興味が湧く。

 

なので、この手のドラマがいくつか

これから、出来て

もっと本質的な問題が、深化できたら良いのでは とか、思ったので

お盆のことでもあり、ちょっと力を抜いて書いてみました。

 

 

さて本日は、あちら岸から先祖様がおいでになっている。

ぼーっと、酒でも汲みながら、あとは漫然とすごそうと思います。

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 とにかく、銀行の中には

悪い奴がいる。

そして、悪と敢然と戦う善人なんかは、

 

ドラマの中にしかいない

 

 

銀行とかを本質的に批判できるのは、

ネットの中にしかいない。

 

怒りの気分を、代わってさく裂させてくれる。

それでこのドラマは、視聴率がハジケたのだろうと思う。

 

そうだね。

とか、

つぎから見てみよう。

とか思ったら、

 

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「半沢直樹」次回から新展開 “倍返し”どころじゃない試練

  スポニチアネックス 8月13日(火)8時38分配信


 TBSが11日に放送した俳優堺雅人(39)が主演する「半沢直樹」(日曜後9・00)第5話の視聴率が29・0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録し、今年のドラマ最高視聴率を更新した。4日放送の第4話の27・6%を上回り、初回から右肩上がりの視聴率を叩き出している。

  瞬間最高は31・9%で午後9時49、50、52分に記録。石丸幹二(47)演じる卑劣な上司に妻が語り掛けるシーンから第6話(25日放送)の予告の終了時までだった。伊與田英徳プロデューサーは「毎回視聴率が上がっていることに驚いておりますし、大変うれしく思います」とコメント。

  第5話まで大阪西支店だった舞台が第6話から東京本店となる。「やられたら倍返し」などの決めぜりふで大阪で5億円の不良債権を回収した半沢だが、今度は“倍”どころか“24倍”の120億円の損失が出ることが明るみになったホテルの経営再建に奔走する。

  半沢の父役で回想シーンで出演中の笑福亭鶴瓶(61)の長男、駿河太郎(35)がホテルの社長役で新たに登場する。なお18日は世界陸上の中継のため、放送はない。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130813-00000067-spnannex-ent

 

  

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