画像は参考資料
マルハチニチロとか言う名の冷凍食品会社があって、その製品に「マラチオン」という殺虫剤が混入されていた。この商品の回収などによる混乱で、発生する減収の結果が、３５億円の減益なのだという。
ネットの記事の紹介です。
【まいう速報】の記事の一部には、下のように書かれている。
マルハニチロ ３月期 ３５億円下方修正
10: 16文キック(栃木県) 2014/01/26 20:01:30 ID:DAnfZCg30
手取り15万からさらに5万給料安くした結果がこれだよ
ザマァァァァァァァァァwwwwww
甘えるな
ネットでの評判は、上に紹介したような事になっている。
ついでに、同じ上の記事の、別の部分を紹介すれば
・元は雪印の冷凍食品工場。４年前に牧歌的雰囲気から急に
殺伐としたピリピリするように。
・ライン回転速度が上がり各ライン実績張り出し、破棄数の反省文提出。
・月８０時間残業について行けず、ノイローゼ辞める人多数。
・早番、遅番、皆勤、有給買い上げ、準社員退職金の全て廃止。
・コストカット、ノルマ主義は親会社マルハニチロから出向の製造課長が全て先導。
・頻繁に工場巡回、気になることはすぐ怒鳴り散らしていた。
・準社員にも班長リーダーを負わせて責任取らせた。
http://blog.livedoor.jp/maisoku-111/archives/36666090.html
などとも書かれている。
今回の事案では、死者とか決定的に重篤な健康被害はなかったような気もするが、とにかく食品に殺虫剤の農薬を混ぜれば、死者だって出る可能性があるわけで （今回のマラチオンは、これを摂取すると死亡するほどの劇薬だとは、Wikipedia には書かれていない）。 かなり強い異臭がする農薬が使われたようで、実行犯の言い訳を予見して書けば、『ンな、臭いもの食わねえだろう。』 かも知れないが、「安い冷凍食品を買う消費者が、低賃金派遣とか契約社員の敵だ。」 とは謂えないことは確かだ。つまり食品への毒物混入は違法であり、誰もが憎むべき犯罪だ。
ただ、学校とか新聞などマスコミに、
原爆を落とされても、「侵略者の日本人は、戦争なのだからしょうがない。」 とか間違った、米軍の蛮行をごまかす 「刷り込み。」 で テロを容認するような、頭の配線が狂った者 が多いことは確かだし。であるならば、「自己の行為の不当な正当化」 が、じっさいの犯人に、その自己正当化があったのだろうと想像できる。
極端な低賃金が、
いつまでも続くとか、
諸手当を次々とカットされるとか、
同情すべき点は多いようだ。
低賃金で働かざるを得ないような人たちと、「いやなら辞めろ。働き手は他に、ナンボでもいる。 」 とか思っている経営管理者との、『身分の絶望的な格差』 がこの事件の背景にあることは確かだ。まさに構造改革主義とか、経済のグローバリズムの 『被害者 (エエっ まさかね……。) 』 が、この事件の犯人だったのか。かの月光仮面のようななりをした、このオジサンが犯人なのかどうか、わが郷の左近尉には分からない。彼の他に真実の犯人がいる可能性だって、ナン％ かは残っているような気もする。
さて実際の犯人捜しをするのが、この稿の目的ではない。
構造改革の非情さと、
その結果、惹起された 企業損害の大きさ をあらためて確認すること。
これがこの稿の目的だ。
支那に進出した企業は、大いなるコストを支払わざるを得なくなっている。
これと似たようなことが、日本国内の冷凍食品の 「ブラック企業」 でも起こった。
この農薬混入事件が、粗暴犯ならば事案は解決する場合が、考えられる。
ところが、株価の急激な上下などを目途とした、金融経済犯罪が裏に絡んでいた場合には、問題は御宮入りすることも考えられる。 (などと、当ブログでは今月の 5日に書いている。)
我が家では、聞いてみるとここ何年かは、『冷凍食品は買わなくなった。』 ということだ。
例の、支那で作られた、メタミドフォス入り餃子事件の影響もあるのかも知れない。
肉や野菜を、スーパーでパッケージにしたものを買ってきて、冷凍庫で保存しておいて、必要に応じて調理して食べる。これが、生鮮食品を食べるとき以外の、パターンみたいになっている。
マルハニチロは、３５億円の減益を決めたそうだ。原材料とか人件費などを除いたのこりの儲けが、３５億円なので、それらを含めた「失われた収益」の額は、１００億円ほどはあると想定できる。
賃金を削って、労働条件も過酷にする。 ← 構造改革の実態が、コレだよネ !!
底辺の労働者に、将来の希望を保たせない、８年間も長期にわたって、不安定な身分のままに於いておく。
だが、この 「コストカットで、利益の確保」 という
経営方針が支払ったコスト は、
あまりにも大きい。
実質的な工場閉鎖とかにもなってしまっている。
東電の福島第一原発の事故は、『原発が原理的に危険だから。』 起こった事故ではない。田母神氏も言っているが、５０年間も全国で稼働させてきて、放射線被曝で福島原発事故で死んだと特定される人の他には、たしかに死者は出ていないのだろう。つまり、原理的に原子力発電は、安定した技術で稼働させれば、とても安全な発電方法なのだろう。火を用いて煮炊きをしたり、他にも生活を便利にしてきたのは、人間を於いて他にはいない。原発を上手に使いこなせば、人々はもっと豊かになれる。その希望を台無しにしたのは、無能な東電の役員などの行き過ぎたコストカットであった。つまり、構造改革が諸悪の根源であった。今回の事件も、マルハチニチロの極端がコストカットが、事件の誘発原因であることは、キムチ・マスコミの報道でも確かなことだ。
話は代わるが、東京都知事選挙で自民党は、田母神氏を公認とか支援ができなくなった。
自民党の中には、石破茂幹事長をはじめとして、『構造改革主義』の財界に媚びる者たちが多すぎる。
一部の自称『セレブ』とかの勝手気ままの為に、多くの国民生活を犠牲にする。これが構造改革主義の実態であり、石破幹事長の同調者たちは、この戦後レジームという 「朝鮮進駐軍」 利権の飼い犬たち。われらは、直接は関係のない一般人を巻き込む、テロという手段を決して認めない。この現在起きている、米欧型の階級支配復活の動きに対して我々は、あくまでも言論とか、大人のやり方で戦っている。
過酷な労働環境で、弱い者をいじめてもうける。
このような事は容認できない。
そしてこの低賃金の蔓延が、
日本経済の基本的な体力を削いできた。
しかし、食品に毒物を混入させて、「腹いせ」 をなすという卑劣な犯罪を容認することはない。
構造改革主義を排撃する。
その手段はあくまでも、言論活動が主体となる。
そして、残念ながら我が自民党は、『構造改革主義』 というじわりじわりと効いてくる強毒に冒されたままだ。
桝添要一などという、「米欧構造改革主義の毒物」 を都知事選に混入させた、その犯人は自民党東京都連であり、石破茂・党幹事長なのだ。
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【わが郷の顔】
東京都尖閣諸島寄附金 受付状況 は、
こちら にサイトが設けてあります。
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140128-00000524-san-soci
極端な話、いくら厳しいルールを決めても、それを守るか守らないかの自由はあるわけで・・・。
例えばトイレに行ったら手袋をはずし手を洗うという決まりがあるところ、では、トイレで作業手袋のまま用を足し作業に戻るという事を意図的にする・・・厳しくされればされるほど、反逆したくなるのが人情となれば、トイレの中まで監視するか？
結局、作業者のモラルを回復しない限り、監視を厳しくしても限度がある。となれば、一致団結して、絶対に不良品は絶対出さないという誇りを作業者が持つのが一番であって、そういう作業者を作るには？
少し前の日本が、どうしてそれを実現できていたのか、経営者は逆立ちして学ぶべきだな。