分 類 日本の安全保証
1960年代に作られたソ連の戦車T-62には、滑空砲と呼ばれる新式の大砲が装備されていた。砲弾発射の際に、施条の隙間からもれる発射ガスをなくせば、腔圧をより高めることが可能になる。APFSDS(Armor Piercing Fin Stabilized Discarding Sabot)弾は敵戦車の装甲を打ち抜くために、作用を特化した砲弾。1,500m/sec程度の早さで、装甲に激突すると、高圧縮の効果で、弾も装甲鋼板も流体に変化する。装甲を打ち抜く砲弾の部位は、侵徹体と呼ばれる。これが充分な質量と加圧エネルギーを保持していれば、装甲を柔らかい水飴をくぐり抜けるようにして、おのれも溶融しながら、敵戦車の内部に貫入する。
かつての政府・与党の自民党を、90式戦車にたとえれば、今の鳩山政権はTK-X戦車なのか。重量が50.2 tの90式は、米戦車M1 エイブラムス(M1 Abrams)の55.7 tと比較すれば、一割も軽い。その貧弱な90よりも、更に軽い最新TK-Xは重量が44トンである。麻生殿下の騎乗する、第3世代主力戦車90式は、タカガ、漢字の読み間違い攻撃を、口をへの字に曲げて堪えしのいだ。この麻生機甲師団は、その移動目標照準時の俊敏な対処能力にすぐれて、アメリカFRB機甲師団の気勢を制して、IMFの全面に1,000億米ドルを貼り付けて、目眩ましとした。敵目標の脅威度に応じた、フットワークは素晴らしかった。ローゼン提督のギャロップ・襲歩(しゅうほ)健在なりと一世を風靡したもの。
鳩山できたて、民主 TK-X戦車は、試運転なれども、実戦配備である。最強の実力発揮の、占拠強襲・小沢指揮部隊は、昨年西松の泥沼にはまって、あえなく撤収戦列から離れた。その後の鳩山部隊の快進撃は、支那狂惨軍の宣撫工作に随分と助けられたとの、事情通の指摘もあった。いざ占拠の蓋を開けてみれば、そこにあったのは、御母堂印の禁制燃料使用の証拠品。いや~そこんところは、知らなかったので云々、宇宙人に謝られれば、地球外生物を取り締まる法もないので、お目こぼし。
四方を海で囲まれた、日本において何故、戦車が必要なのかは、疑問も多い。他国の戦車が深い海の底を這って来るわけもない。飛行機に乗せても、重量制限・制約が多くて数は運べない。船に乗せてくれば、その船を沈めれば良いだけのこと。F-2やら何やらで、制海能力は世界一。日本国内にいる外国軍は、米軍だけ。湾岸戦争の時は、沖縄の米軍戦車は砂漠の灰色に塗られて、緑色に塗られたのは、ベトナム戦争の時だった。
泥沼からやっとの体で這い上がったのは、小沢戦車。泥にまみれて、真っ黒け。それがあろうことか、皇居前をあっちへうろうろ、こっちへうろうろ。汚いったらありゃしない。其処へ登場したのが、憲兵隊の90式戦車回収車。TK-X式と90式では相性が悪い。汚沢戦車は逃げ回る。そのたびに、泥を散らして墓穴を深くした。
壊れた戦車を回収するのが、戦車回収車の役目。その回収戦車に向かって、汚沢・チルドレンの装甲車が、パラパラと機関砲の砲火を放った。90式戦車を改修して造った装甲には効き目はない。効き目は無いが、菊の御紋の下賜の装備に疵をつける不届きは、許されぬ。
そもそも、今回の汚沢暴走戦車の一件の原因は、民主戦隊に数合わせの員数合わせで、汚沢式ポンコツ戦車を加えたことにある。数が勝負の占拠ごっこには、これでも良かった。お天道様の、御心は民の竈に煙が絶えぬこと。自民では心許ないので、風を吹かせた。泥沼沈没戦車は温和しく、じっとしていれば良かったが、ファビョル(火病=彼の場合は仮病で逃げるという、症状も併発する)DNAは、北京の風邪にうなされて弾けてしまった。
頭の中がカラッポの中空装甲の場合、中身が無いだけ、風には良く舞う特性がある。かくしてペラペラと舞い上がった、中空鋼板は焼夷弾を喰らって、ただいま炎上中。本来ならば、その中空の部分に、弾圧を喰らっても、液状化しないセラミック装甲を配しておくべきだった。この高圧下でも、液相に転移しない世論ミックス・公判を潜ませておけば良かったのだが。空きマンションに、支那やら、嬰やら得体の知れない、工作をかましておいたのが良くなかった。不逮捕特権鋼板を貫通する、逮捕許諾溶性弾は真っ直ぐに突き刺されば、どんなに厚かましくて、頑固な鋼の鋼板も、溶融させて、水をくぐる屁のカッパの様に、その臭気で、当人さえも圧倒する。
鳩山戦車隊の場合は、宇宙服由来の炭素繊維を幾重にも、めぐらせていた。老母をも矢面に立てて、故人までもその周辺に無数に配置した。この作戦は失敗との指摘もあるが、税金を払わないでいた時間の分だけ、先頭戦車の走行燃料を長持ちさせたとの指摘もある。
脱税逮捕の貫通弾も痛かったが、知らぬ存ぜぬセラミック装甲が弾け飛んだ御陰で、命中点でのエネルギーは四散し、始末書だけで持ちこたえた。
世論や、雨のCIA、シナチクのラーメン攻撃に耐える秘策を、政治戦線の最前線を進む諸君は、この二例をよく吟味して、明日の前線進出に備えるべきではある。
地震、雷、火事、親父とは最近はあまり聞かなくなった。親父の権威は男女同権、家父長権の廃止で消滅した。拳銃試射場では大勢が死亡した。小沢氏は戦後政治の、間諜勢力の横車に自信を持ちすぎたのが、ヘマのもと。暗雲が迫って、側近も大勢逮捕されて、雨脚も見えてきたのに、のんびり囲碁では雷にも撃たれる。
20歳で名人位を獲得したという、囲碁の井山裕太名人と成人の日の前日10日に対局した小沢幹事長は、懲りない御仁で、何でも政治に利用する。オマケにその勝負は八百長だったとの指摘もある。雷の音に脅えて逃げ出すのか、それとも直撃を受けてショック死するのか、楽しみな政治ショーではある。
幹事長の職に拘泥するワケは、決まっている。政党助成金の金庫の鍵がキーポイント。早晩これを失うわけだから、党内の影響力も激減する。それ以上に大変なのは、本人自身の逮捕もあるかも知れず、無くても、脱税ぐらいは出てきそう。鳩山首相と違って、公金の何とやらとなるので、議員辞職せよの嵐が吹きまくる。予想するに、良くてこの程度か。
家族名義の預金が、4億円の中に多く含まれている理由は、言い訳に窮した末の言い逃れにしても、墓穴を掘ったとか言いようがない。検察の狙う本命は告発の内容にもあるように、不正な政治資金の受け取りにある。これを見逃して貰うかわりに、鳩山総理と同じ脱税で手を打とうとしたワケでもあるまい。ただの苦し紛れ、自分のカネの移動を証明する証拠が無かったから、家族の預金関係書類を出してきた。これが、検察の目論む地獄の一丁目で、地獄の釜までたどり着くには、あと何丁もの行程がある。検察の一番の目的は『巨悪は許さない。』であり、雑魚は追わぬが、幹事長やら首相ならば容赦はしない。脱税の時効を見越して、古証文を出したわけだが、これが一層特捜の心象を害したものと想像できる。被疑者は言い訳をするだけだが、検察は訴状を書く特別な権限を有している。あまりにも自分勝手で、人を小馬鹿にしたような言い訳は、そのうち支持者の支持も失うだろう。その頃合いを見定めて、検察の作文は炸裂する。APFSDS弾は充分な初速を得て、公判に的中すれば、幹事長室で炸裂する。