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手廻し発電ライト改造

2018年10月17日 | 電子工作

 

100均で売っている手回し発電ライトをスーパーキャパシタ(2重層コンデンサー)を使って改造しました。
DIY店では台風での停電の影響か?よく売れて品切れ状態とか・

ガチャガチャレバーを動かしてランプを点灯するあれですが、100円で売っていること自体仰天します!内部の電池はボタン電池が3個直列に接続されていて4.5Vです。この電池1個でも100円はしますよ!
しかし、
充電池ではないので発電した電力はためることが出来ません。さらに交換もできないので数年すると劣化、腐食して内部もダメになってしまいます。結局、防災用としては??ですね~

 

なので、電池を取り出して1ファラッド=1000000μFのコンデンサーに蓄電してもう少し高効率なLEDランプを点灯します。

回路はこんなものです スイッチも怪しいので取り外しました。

基板はショットキーバリアダイオードによるブリッジ回路(IC化したものもある)とキャパシタ保護用の5Vツェナーダイオード
LEDは元々の弾丸型は入らないのでチップに変更しました。

性能は1分間の手廻し充電で約6分間(使える明るさ)その後約4分間 何とか光っているのが判る・・・
4台作ったが1台は発電機のギアーが壊れてしまいました。やはりね。
発電機の原理と直流化、電気2重層コンデンサーのお勉強にはなったかな~
電気は本来電気エネルギーとして溜めることはできません。バッテリーなどは化学変化を利用して電力をためているのです。この電気2重層コンデンサーは分極という原理で電力を溜めています。瞬間充電が可能なのでいろいろな方面から期待されている技術です。

ツユクサ アップすれば可愛いでしょ!

 


 

 

 

 

 


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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
改造について (山下 佳孝)
2019-10-20 21:04:35
秋月で販売している薄型コンデンサを使用するとついているいるLEDを使用できました。但し一部プラをカットする必要があります。

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