先日の豪雨で被害を受けられました方々にお見舞い申し上げます。
非常時 車などのバッテリーからスマホやガラ携帯に充電する装置
これは先日の大阪地方の地震で交通網がダメージを受け大混乱の中、大学生たちが駅前で
スマホの充電サービスを行って好評であったとのニュースを見て思いついたので作ってみました。
同様のシステムはシガーライタープラグから引き出すものは多数出品されていますがシガーソケット
は近頃の車ではエンジンがかからないと使えないとか、USBソケットが多数ついていても多数の
充電用の電流を引き出せるか?などがあり、またバッテリー単体を現地に運んで使用するとか
ダメになった車の残量電池を使うなどが可能です。
まずは基本のDCDC回路ですが小型化するため秋月電子販売のムラタDCDC、出力5V6Aを使ってみます。直線型基盤で作るため裏側から半田付けします。(秋月にはキットと専用基盤が販売されています)裏側からでは放熱に問題があるため銅板を加工して配線材料を放熱に寄与させます。
また、表面実装用の部品はなるべく使わずこれもリードなどを放熱に参加させます。基盤は
t=0.5mmのGEで両面基盤です。裏側はアルミケースに放熱接着します。(インダクターからも
熱が出るので)
TRIMの抵抗は1.3KΩ程度なので固定1KΩと半固定500Ωで3.3V~5.5V可変できます。
キットの説明書では半固定に20KΩ(20回転)が使われていますが??
出力用のUSBジャック(メス)は注文中ですので完成したらまた報告します。
基板の状態で3A=15W出力時モジュールは65℃程度の熱でした。
本当に6Aで使えるならスマホ空状態から6台同時、軽自動車のバッテリーでも120台
くらいは充電できそうです・・・
(120台は計算間違いです。携帯1台あたりの容量1Ah、DCDCの変換効率80%とすると軽自動車のバッテリーは
満タンで28Ah程度なので28×1.8=50.4台です。30分で切り上げて約50%充電にすると約100台
ということになります)
そうそう、今日はベルちゃんの命日です。あっという間ですね~