俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

■五体俳句572「隙間より雛の右目の見えてをり」(『右目』2010)(小豆澤裕子)

2022-03-01 04:56:00 | 五体俳句

○五体俳句572・目12右目1・小豆澤裕子01・2022-03-01(火)
○「隙間より雛の右目の見えてをり」(『右目』2010)(小豆澤裕子01)
○季語(雛・仲春)(「→関西現代俳句協会」より引用)【→五体俳句-索引1索引2索引3索引4索引5【→俳人一覧(いいいたうえくけこすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:隣室からの襖の隙間であろうか。右目だけが見えている。細い隙間からでも雛の眩しさは失われることはない。

小豆澤裕子(あずきざわゆうこ)
○好きな一句「駅前のだるま食堂さみだるる」(『右目』2010)02
○季語(さみだれ・仲夏)(「→増殖する俳句歳時記」より引用)

【Profile】:1957年岡山市出身、神戸市在住。→波多野爽波主宰の「」入会。2002年→島田牙城代表の「」入会。「思ふ存分」30句にて2010年度現代俳句協会年度作品賞受賞。

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