俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
○方法俳句572・オノマトペ81・牛村蘇山01・2022-03-03(木)
○「ぺちやくちやと後の世のこと土雛」(牛村蘇山01)
○季語(土雛・仲春)(「俳句界201706」より引用)【→方法俳句-索引1・索引2・索引3・索引4・索引5】【→俳人一覧(あ・いい・いた・うえ・お・か・き・くけこ・さ・し・すせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や・ゆ~)】【→俳句結社索引】
【鑑賞】:「ぺちゃくちゃ」は人がよく喋る様子を表すオノマトペ。人以外に用いられる場合は擬人の効果を狙う。この「土雛」は人以上に不安な次世代のことをよく喋る。
○牛村蘇山(うしむらそざん)
○好きな一句「淫の字のなにやらやさし谷崎忌」02
○季語(谷崎忌・晩夏)(引用同上)
【Profile】:1947年東京都板橋区出身。1996年「火神」入会、前主宰・首藤基澄に師事。「火神」同人。2011年より「星だより」(→田代青山主宰)会員。2016年俳句&酒の研究会「蘇の会」創設。